-ウェブマスター日記 2023/11-12

Diary 兵庫県セーリング連盟ジュニアヨットクラブ 関西学院ヨット部 エルシノア
感想をいただけるとありがたいです→webmaster

2023/12/31
10時過ぎに、次男一家が車で埼玉県川口市から帰省しました。次男からの事前連絡では1日前の12/30にやってくる予定だったので、昼頃「そろそろかな〜」と家内とヤキモキしていました。いつもなら「家を出ました」「今、・・です」「・・時頃到着予定です」と随時連絡が入るのにナシのつぶてでした。次男は忘年会飲み会で、朝4時に川口を出発し、お嫁さんが運転したそうです。2回休憩しただけで、最後の区間だけ次男が運転したそうです。
僕は30才の頃、家内と一緒に東京のホテルで友人と飲んでいた時、脳貧血を起こし1分ほど床にうずくまってしまいました。元々アルコールに弱いのに、水割り4杯も飲んでしまいキャパオーバーになってしまったようです。25才で長男、28才で次男を授かったばかりなので、もし僕になにかあったら家内に養育を丸投げするしかありません。それを考え、それ以来アルコールを飲むのを止めました。
そんな僕とずっと暮らしているので、家内は次男がアルコールを飲むのに反対です。長男も飲むのですが、我が家同様自宅にアルコールはなく、イベントの時だけです。次男は、会社の設計部門のトップである会長に気に入られており、会長の仕事棟にはラウンジがあるほどの酒好きで、仕事終わりに飲むことが多いです。そんなこんなでアルコールを飲む機会が多いです。僕の父もアルコールに弱く、遺伝的に弱いので家内はとても心配しています。12/30飲み会に行っていることを知ると、「絶対に運転しないこと」と強く次男夫婦に伝えていました。それにしても、渋滞なしとはいえ埼玉から6時間とは早いです。
次男一家と家内の実家「加古川」の墓参りに向かいます。うちの車に全員乗り出発。次男夫婦は後ろで寝ています。すみれちゃん小1は幼児の頃来ていますが、おーちゃん4才は初めてのお墓です。家内の先祖に報告して帰宅。三木SAレストランで昼食にしました。
家で遊んだ後、お嫁さんの希望で伊丹空港に向かいました。「りくろーさんのチーズケーキ」を食べたいそうです。ところが、お店がありません。聞いてみると、セキュリティチェック後の搭乗待合エリアにあるようで、買うことが出来ませんでした。仕方なく、翌日・1/1に飛行機で帰省する長男一家に「買ってきて」とLINEしました。展望デッキに上がり、飛行機を見て帰宅。16:34~17:10大阪国際空港P400円。夕食は、「サガミ」という名古屋資本の和風レストランに行きました。年越しそばを食べました。


2023/12/22
次男のお嫁さんから家族LINEが入りました。すみれちゃんの2学期の通知表が添付されていました。保護者会で、通知表についての説明があり、「ABCの三段階評価で、素晴らしくできたらA、頑張らないとまずい場合はC、ほとんどはBだと思っていて下さい」と言われていたそうです。
科目ごとに3つの要素に分かれており、国語・算数・音楽・図画工作・体育はA、生活という科目はBでした。予想以上に好成績だったので、褒めてあげたそうです。
「生活の様子」という項目があり、「目標に向かって頑張る」「自分でやらなければならないことを、しっかり行う」「みんなのために働く」がAで、「時間を守る、気持ちの良い挨拶、規則正しい生活」「健康に気をつけ、進んで運動し、元気に生活する」「自分で考え、工夫する」「友だちと仲良く」「自然に親しむ」「誰とでも分け隔てなく接する」「学校・学級の決まりを守り、みんなが使うものを大切にする」がBでした。
出欠は、10月は1日・11月は2日・12月は3日おやすみしていました。すべて病欠で、遅刻が1回でした。
担任先生からの「通信欄」は、どの教科もよく理解できている。次の学習準備をしてから休み時間に入るので良い手本になっている。運動会や音楽会練習に真剣に取り組んでいる。話を聞き、次に何をしたら良いか考え行動している。との評価でした。
次男は、小・中・高校時代は早退1だけだったので、丈夫な身体が遺伝したようで嬉しいです。僕は身体が弱く1ヶ月単位で皆勤するのが目標だったのでありがたいです。全てのベースは、丈夫な身体だから。


2023/12/17
家内もお休みなので、モーニングに行きました。数年前に行ったお店に行きたいとの希望があり、大手食品スーパー・マンダイを核にしたショッピングセンターへ。ミヤビ珈琲でモーニングです。意外に1人でモーニングを食べに来ている方が多くいました。その後、2Fに上がって「Avail」「しまむら」を巡り車に戻りました。
オアシスタウンに移動し、ユニクロに入りました。家内が暖かくなる下着を買っていました。阪急オアシスで食材を買って帰宅しました。帰路、僕が大学卒業すぐに設立したジュニアヨットクラブが池で活動していました。車を置いて、その池一周のお散歩タイムをしました。艇庫前に行くと、ヨット試乗会をしていました。幟とテーブルが出て、1人100円(2才以下無料)となっていました。良い風が吹いており、ヨットは快調に進んでいます。僕ら夫婦にも、「ヨット試乗会をやっています。乗りませんか?」と声がかかりました。「僕はこのヨットクラブの創設者です」と返事し、あれやこれやクラブ員のお母さん方とお喋りしました。数ヶ月前、琵琶湖のハーバーでレース遠征に来ている選手とお父さん2人に声をかけ話しましたが、お父さん方はお客さんは船に乗せているのでしょう。
帰宅して、アマゾンプライムで前回見た「逃げるは恥だが役に立つ」2話の続きで6話まで見ました。この共演後、夫婦になってしまった星野源と新垣結衣の主人公2人のラブコメを見ながら、家内とあれやこれやお喋り。僕はこのドラマをTVで時々見ていましたが通しで見るのは初めてで、家内は初めて。話題のドラマを楽しみました。家内はお喋りではないので、僕がドラマの展開を僕ら2人の関係にたとえ突っ込むと、ニコニコしながらそれに応えてくれます。いつも僕らはこういう関係ですが、僕にはとても心地よく家内も楽しそうです。
この日は「甲子園ボウル」の日です。昔は、「東西学生アメリカンフットボール王座決定戦」で、数年前から関西・関東リーグの他のリーグにも出場の門戸を広げ、大学日本一決定戦となってきました。ところが近年の西高東低の成績(過去10年9:1、過去20年17:3、過去30年25:5)からか、来年からは関西リーグトップ3+関東リーグトップ3に他リーグ優勝校を加えた12校のトーナメントの決勝戦としての位置づけになります。
当初は2人で甲子園ボウルに応援に行く予定でしたが、前日夕方からの寒波がきつく、風邪を引くと年末年始に響くのでパスすることにしました。「逃げるは恥だが役に立つ」を見ながらX(旧フェイスブック)応援しました。NHK・BSでライブ中継していたのですが、BS契約していないので残念でした。不祥事で日大フェニックスはリーグ戦不参加だし、早稲田・法政もKGを上回る力がないと関東リーグ戦を見ている方からの情報で、今年はボロ勝ちしそうだと思っていました。事実上の学生No1決戦KGvsRits戦を制したKGは普通なら勝つでしょう。唯一の気になる点はスターターQB2回生星野くんの関大戦での負傷退場です。でも、甲子園練習に復活したとの情報を得て、サブのQB鎌田くん4回生もいるので負けないでしょう。予想通り、KGは着実に点数を重ね、61:21でのKG勝利でした。あと1つTDを上げていれば甲子園ボウル最多得点記録(1982年日大65点)を超えていました。試合終了後ユーチューブを検索すると、試合映像がアップされており、その後楽しみました。
いつものように、NHK大河ドラマを見てお休み時間となりました。「どうする家康」の最終回でした。僕には面白かったけど、大河ドラマではワースト2の視聴率だったようです。ワーストは「いだてん」でこれは大河ドラマの王道時代劇ではないので仕方ないですが、信長・秀吉・家康の三英傑の一角なのに・・・大河ドラマ自体の求心力が落ちたのでしょう。僕の好きな明智光秀が、2020年のコロナ禍で中途半端になってしまったので、あれを再放送して欲しいな。
夜になり、次男のお嫁さんから、家族LINEが入りました。すみれちゃん小1が、学校のお友達と「カンドゥー」という、職業体験テーマパークに行ってきたそうです。消防士・店員さん・・・いろんな制服に収まっていました。JALもあったそうで、CAさん体験もさせてもらったようです。長男のお嫁さんの元職だから、より身近に感じたことでしょう。


2023/12/16
Imaさんのヨットチームの忘年会です。18時からYasさんのお店で始まります。ジュニアヨット元親のおじさんチームの面々が集まるようです。加えてYasさんのお店常連の元お嬢さんが集まると聞いています。飲み会なのでアルコールを持ち寄るのでしょうけど棒は飲まないので、庭の柚子を持っていくことにしました。昼頃脚立を立て、柚子の木から今シーズン初の収穫をしました。ゴソゴソやっているとお隣さんの庭から声が掛かりました。「すいません、落ち葉がそちらに落ちてしまい・・・」、昨年一緒に信州ツーリングに行ったSusさんです。お喋りした後、収穫した柚子を1袋差し上げました。そしたら、「青森から送られてきたりんご」を2個頂きました。6個入り10袋を用意しました。
16時を過ぎたので、「通勤リード110」を倉庫から出し出発。R171〜中央環状線。16:34「エネジェット中環豊中SS」で、124km/3.18L=39.0km/L給油。R171で京都に向かいます。夕方なので渋滞もありYasさんのお店に18時に着きました。Yasさん・Imaさん・Nodさん・Mitさん・Nakさんが揃っていました。すぐにFujさんが奥さんに送ってもらってやってきました。
僕だけオレンジジュースでしたが、皆さんで乾杯して忘年会が始まりました。ヨットの話・他の忘年会の話・・・、22時をまわりお開きになりました。R171で一気に帰りました。冬にしては暖かな1週間でしたが、午後小雨が降った後、風が出て寒くなりました。帰路の時間帯は更に風が強くなり、典型的な冬型です。交通量は少なく、1時間で帰宅できました。


2023/12/10
琵琶湖北湖でのクルーザーレース、ポルコロッソ・サムサラチームの今年の最終戦です。倉庫から「招き猫CB400SB」を出し、7時に出発。7:18、「エネジェット中環豊中SS」で給油。279km/11.9L=23.4km/L。名神高速〜湖西道路で琵琶湖西岸を北上し、8時すぎにハーバー着。9時集合なので、いつものように早く着きました。7時出発だから高速道路が混むかな?と思っていましたが、渋滞なしでした。湖西道路も混む時間帯でしたが、こちらも問題なしでした。12月に入り、湖北観光に向かう車が減ったのでしょう。
バイク装束からヨット装束に着替え、船の艤装に向かいました。船に上がってオーニングを外し始めていると、オーナーImaさんが来られ、「休憩しましょう」と声を掛けられウェットバーへ。次男と同じ年齢の琵琶湖ジュニア出身のNakくんがやってきました。高校ヨット部で一緒になり、大学ではRitsキャプテンとして次男がキャプテンだった大学と琵琶湖上で競い合っていました。ヨット販売Nakさんの息子さん・Yasさん・Fujさん、この日のメンバーが揃い艤装開始。
船を下ろしてもらい湖上に出ていきます。琵琶湖の水量が更に減ったようで水路の浅い所でキールが擦るので、僕とImaさんだけが船に乗り、桟橋の最も琵琶湖側の深い所まで走り、そこでメンバー全員乗って沖に出ていきました。この日のレースは、レイクウエストヨットクラブ主催レースですが、レイクウエスト沖海面ではなく、琵琶湖大橋北側海面です。でも湖面は朝霧に包まれ視界がありません。適当に出ましたが、四方の陸が何処にも見えません。東西南北が分からず、スマホの方位を出して確認しました。湖西道路の雄琴付近から朝霧が出ており、朝確認した天気予報でも、午後を含め1m/sの風速でした。スタート時刻の11時になっても状況が変わらず、本部船まわりにレース艇が集まりましたがスタート出来そうにありません。このままノーレースになるかも?元琵琶湖ジュニア親だったMurさんが乗ってる船サフィア28が近づいてきて、「帰るわ」とリタイヤしてハーバーに戻って行きました。ハーバーは南にあるのに北に向かって行くので、「方角がわかって無さそう」と笑いました。コンパスを見ながら霧中走行しないと何処に向かうかわかりません。
12時前になり、太陽が見え始めました。霧が晴れ始め、オフィシャルがマーク打ちに動き出しました。北風2m/sでスタート。アウター下1からスタートしバウを出していきます。下3の同型艇ヤマハ31Sもバウを出しトップ2のようです。双眼鏡で上マークを探しますが見つけられません。スタート第1線で並んでいた他艇のバウを悠々クリアできるようになったのでタックし2位確保しにいきます。トップ艇のスターンを切って右海面に出しましたがまだマークが見えません。左海面10時方向にボートが見えたので、「まだマークを打っていないオフィシャルボートかな?」と思って、またタックしてトップ艇の左海面へ。やっと上マークが見つかりました。2時方向にマークがありました。またタックし右海面へ。トップ艇がリーバウに見えています。トップ艇に上り角度で負けているし、ヘッダーが入っったのでトップ艇との差が広がってしまいました。左海面にいた後続艇もマークを見つけたようでタックしてロングレグの同じポートタックの走り合いになりました。ヘッダーが入ると当然ポート先行艇が有利なので、2位が安泰になりました。
2位で1上マークを回航し、スタートアウター兼用の第2マークを2位で回航。日本のトップクルーザーレーサーのクルーをしているNakくんが下回航の段取りを前もってレクチャーしてくれるので統一して動けて良かったです。ただ、ロートルが多いので「足が上がらない」とか動きがイマイチだったけど・・・。2上マークも2位回航し、2下マークへ。2下はスタート兼用フィニッシュラインの下にありますが、Imaさんのタイヤ交換予約が15時なので、本部船の横を通りながらリタイヤを伝えハーバーバックしました。
途中で解装しハーバーバック。暖かくなってきたので、ウェットバー外のデーブルでパン昼食しました。途中でImaさんが車屋さんに向かいました。湖西・堅田に住むImaさんは、冬タイヤに替えないと駄目だそうです。我が家は雪も殆ど積もらないので、スキーにでも行かない限り冬タイヤの必要はありません。タイヤ交換は国産車と外車とタイヤのビス口径が違うので予約しないと駄目だそうです。自分で交換するのも外車は大変だそうです。近隣の皆さんがタイヤ交換するので予約が取りにくいそうで、予約時間をずらすことが出来ないそうです。メルセデスに乗っておられるので面倒です。
もう暫く昼食時間を持ち、船の片付けに行きます。メインスイッチを切り、シートを片付け、ボディーカバーをして帰路に着きました。バイク装束に着替え、湖西道路に上がりました。往路の交通量をみると復路も渋滞なしだと思ったら渋滞が発生していました。渋滞してなかなか動かないのかUターンする車が数台いました。いつもなら渋滞していても止まりっぱなしはないので事故?と予想しながら前方に進むと、やはり事故っていました。それ以降はスイスイで「京都東IC」から名神高速に乗りました。15:38「桂川PA」で、「牛乳屋さんミルクソフト172円」で糖分補給しました。いつもならアイスを食べるのですが、冬なのでソフトアイスにしました。真夏はかき氷のガリガリ君です。
アイスを食べながらスマホで、「あと1時間ほどで帰ります」と家内にLINEし、送られてきたこの日の写真を見て、コーチしている大学ヨット部のLINEもチェックしました。横のベンチを見ると、「吹田SAまで・・・」とダンボールに書いている学生風男子がいました。「ヒッチハイク?」「学生?」と声を掛けました。信州の教育学部の学生だそうで、小学校の先生になりたいそうです。1年間休学し、全国のフリースクールを訪問し教育を深めているそうです。話が弾み、30分ぐらい喋りました。17時前に帰宅し、家内と「逃げるは恥だが役に立つ」をアマゾンプライムで見て、家内が寝たので「NHK大河ドラマ・どうする家康」を見て就寝時間となりました。


2023/12/9
南山城の中世の山城跡探索に出掛けましょう。「里山VTR250」を倉庫から出し、9:07出発。9:29、「中環豊中SS」で給油。243km/7.81L=31.1km/L。9:33「セブンイレブン豊中緑丘2丁目店」で、「サントリー天然水キリッと果実600ml139円」購入。名神・吹田ICまで中央環状線を走り、近畿道側道のr2で南下し、r143〜r15で東海道新幹線をくぐり、「鳥飼仁和寺大橋」で淀川を渡りました。有料橋とは知っており料金所がありましたが、ETCのゲートがあったのでそこを通ると、「ストップ!」と大きな声が係員の方から掛かりました。ゲートを抜けて左側に寄せて料金所に歩いていくと、「そこで待ってて」。「ETC」ではなく「ETCX」という会員登録が必要なシステムだそうで、ETCでは決済出来ないそうです。通行料金100円を渡して先に進みます。
道なりにr18になり、京阪本線をくぐります。右折してR170で南下し、左折してR163に乗り奈良に向かって東進します。「清滝第2トンネル」をくぐり、東へ東へ。大阪府から奈良県に入り、続いて京都府に入り、左折して京都府道r52で北上。左折してr72で東進。「京奈和自動車道」側道を北上し、11:14「政ヶ谷城跡」。
比高は殆どありません。バイク装束を脱ぎ軽装になり山を上っていくと、すぐに畝が見えてきて、更に上がると手漕ぎが必要になりそうで更なる探索は止めてバイクに戻りました。東に走り、精華町役場前でr22に乗り北上。右折してr71。近鉄京都線を越え、次いで木津川も渡り、右折して土手道R24を南下します。r70を南下していると、パトカーが黒のプリウスを止めていました。スピード違反かな?11:38「延命寺」。
バイクでr70に戻り北上。さっき見たパトカーとプリウスがまだいました。違反切符を切るならプリウスの運転手さんがパトカーの後部座席に座るのでしょうが、さっきも今も警官の1人がプリウスの運転席側から運転手さんと話しています。なんか変だな〜。違反を自認せずパトカーに行かないとゴネているのかな?「警察24時」という番組が好きでよく見ているので、いろいろ想像しちゃいます。ややこしい事案ならすぐに応援のパトカーが数台来て数で圧倒するのに・・・。右折してJR奈良線の踏切を渡り東進。少しずつ標高を上げていると、「反対・神堂子に巨大太陽光発電計画」の幟が林立していました。
11:49、「神童寺」。山村集落の中の寺院にしては歴史を感じます。「文化財愛護・重要文化財・神童寺本堂 室町時代建立」。山門に、「弘法大師・空海 ご誕生1250年」のパネルが下がっていました。LINEをチェックすると、「関西フリート大学ヨット部同期会」に投稿が多数ありました。神戸商科大・神戸大・KGの同期が4人が居酒屋に集まったようです。懐かしい顔が並んでいました。ロートルになってるけど元気そうです。それに対し、出席していなかった数人が投稿しています。山門と本堂の写真を写し、「本日は趣味の寺社巡りで、南山城界隈をバイクで巡っています」と近況と投稿しました。「拝観料500円」と書いてありましたが、寺務所は閉まったままで、500円持って境内を巡り、帰りに再度寺務所に行きましたが誰もいない。仕方ないので、窓サッシの所に置いておきました。バイクに戻り、山を下ります。途中から往路と違う広域農道のような道で南に下りました。R163に出て木津川沿いを東進。右折してr44で木津川を渡りました。木津川を渡ってすぐに左折し、12:24「岡田鴨神社」。
『加茂町の町名曲来は、カモ神とその神をまつるカモ氏に関係があります。 「山城国風土記」の中に、大和国葛城山のふもとにいた賀茂建角身命という神が大和から山城国上賀茂に至る途中に山城国の岡田の賀茂を通ったと記載があります。これは岡田鴨神社を指すと考えられ、賀茂町のカモ神の起源の古さがわかります。正面向かって右側が岡田鴨神社、左側が天満宮です。 加茂町観光協会・社団法人京都府観光連盟』
参道を歩き社門をくぐり境内へ。正面にツインになっている大きくはないが瀟洒な本殿が並んでいます。左本殿は「天満宮」・右本殿は「岡田鴨神社」でした。境内の摂社に、「金比羅神社(御祭神:大物主命、商売繁盛・福徳円満の神)」「三十八社神(御祭神:鹿嶋神御子三十八神、武運・勝負の神)」がありました。「八幡宮(遙拝所)御祭神:應神天皇、国家・家庭の守護神」もありました。
バイクに戻り出発。JR関西本線をくぐり、小高い丘を登っていき、12:42「現光寺」。廃寺化しつつある山の森に侵食されつつある古寺でした。でも歴史を感じる境内で、本堂の蟇股や木鼻の彫刻が立派でした。再びJR関西本線をくぐり直し、r44に戻って南下。JR加茂駅横を通過し、加茂駅から名前を変えた大和路線踏切を渡りました。加茂駅は何度も利用した駅ですが、鴨神社が駅名の由来とわかりました。鴨・加茂・賀茂、漢字は変わりますが、漢字がシナから渡来した時からの大和言葉の当て字として使っていたので同じですね。再び、JR大和路線を西に渡り、r324で西進します。
バイクを道端に置き、バイク装束を脱いで、里山に入っていきました。道案内がないので漠然としか場所がわかりませんが、山に入っていく道を上っていきました。竹林があり、森に囲まれた小さな田がありました。そこを過ぎると何もなく森の中に入ると、別の場所から上がってくる苔むした石段に出くわしました。その長い石段を上がると、13:00「三十八神社」がありました。境内には、「戦役記念灯」があり、拝殿には絵馬が数点掲げられていました。
『三十八神社 御祭神:武甕槌(たけみかづち)之神 祖神:天児屋根命→武甕槌之神→中臣氏→藤原氏→五摂家 御霊験:旅立平安・安産・開運・武運』
バイクに戻り、r324で南下します。13:29、「鹿背山不動尊」。『鹿背山不動ご案内 「木津乗会船」より 「(前略)鹿背山より5・6町ほど南に柳谷という所あり、その谷に石不動・碁盤石・蛇池あり。石不動は春日明神の御作とかや、毎年除夜に三笠山より龍燈参寵となり、その証拠多し。碁盤石は昔時、柴人彼の山に行きしに、老人2人彼の石の上にて碁をうち居たりしが、柴人を見て去りけり、それより碁盤石というなり。彼の老人は仙人にてあるべし。彼の蛇池も昔は大池といいしが、その頃大蛇すみて在所の人民を獲ること数知らず、時にいづくとも知れぬ山伏一人来たりて、彼の大蛇をたいらげんとて人形を作り、その内へ「もぐさ」「えんしょう」をこめて火を仕掛け、彼の人形を舟に乗せて大蛇の池に見えざる間に押し出す、大蛇すさまじき勢いをなして彼の人形を呑みければ、案のごとく腹中より焼けいたして死にけるとなり。今もその池を掘れば蛇骨あり。(後略)」。
江戸時代の初期、歌人松永貞徳のもとに庶民の文芸「俳諧」を楽しむ集団が京都に生まれ、初めて俳諧作品集が出版されました。俳諧は南山城の人々にも伝えられ、延宝5年(1677)「木津乗会船」という名所案内を兼ねた俳諧作品集が、京の俳諧専門の書店・井筒屋庄兵衛から出版されていました。
木津川周辺の名所旧跡の案内書的な俳諧作品集です。以前に紹介した「鹿背山村縁起」は「木津乗会船」の写本であることが判明しました。 興味を持たれたお方は、京都府立山城郷土資料館・展示図録29「南山城の俳諧−芭蕉・蕪村・樗良−」(平成19年10月27日発行)を是非ご覧下さい。
【鹿背山不動】・・・昔から岩不動としてお参りがあり、山頂の岩の上で仙人や天女が碁を打っていたというお話を、今に伝えています。また裏の絵のように、天明7年(1787)に版行された京都の名所案内記「拾遺都名所図会」にも200年余り前の鹿背山不動の様子が描かれています。
不動明王さまは、火炎を背に、右手に剣を持ち襲いかかる災難に立ち向かって人々を守り、左手にはけん索を持って1人1人の行いを厳しく叱責して、お顔は忿怒(ふんぬ・いかり)の形相で盤石の上にしっかとお立ちになって、ご参詣みなさまの幸せをご守護下さっているのです。
鹿背山のお不動さまの両脇には刻銘が遺されてあります。「石大工末次」「建武元年(1334)11月21日」とあって、約660余の昔、修行者や道行く人々の幸せを願って一所懸命ノミをふるって造顕されたのです。先にご紹介しましたようにい仙人や、天女が舞い降りるような霊験あらたかな聖地をお守り下さる事をもこい願ってのことだったでしょう。以来、今日まで鹿背山の地のみならず、遠隔の地からも「諸願成就」のお不動さまと、親から子、子から孫へと語り継がれて、今にお参りは絶える事はありません。
前の岩の上には伝説の「碁盤石」が、山の上には「しょんべたれ地蔵さん」「春日のおばはん」と、お参りの人々に慕われていますお地蔵さまがいらっしゃいます。「鹿背山の自然と歴史・文化を守る会」の方々の協力で歩きやすくしていただきました。足元に気を付けてお参り下さい。
【しょんべたれ地蔵】・・・鎌倉時代後期の作・・・このお地蔵さまに7日間お参りすると「夜尿症」が治るといわれています。お地蔵さまのお腹のあたりに小さな凹みがあり、そこから下に向かって水が流れていたのでしょうか、酸化したように赤っぽくなっています。お地蔵さまが代わって「寝小便」をして下さるようです。(ちなみに「しょんべ」はこの地方の方言)
【春日のおばはん】・・・室町時代の作・・・お地蔵さまのお立ちになっている方向が、奈良の興福寺・春日神社から見て鬼門筋に当たるところからこれを守るお地蔵さまと言われてきました。此処・鹿背山にはかって「鹿山寺」と言って、鎌倉時代から興福寺と関係の深かった寺がありました。お地蔵さまのお腹がふっくらと膨れたように見えるところから「中年のおばさん」を連想したのでしょうか。「おばはん」とは関西地方の方言でしょう。
・・・鹿背山不動の年中行事・・・
〈初まいり〉 正月3日午前9時より 初護摩供を厳修して、御祈祷札をお授けいたします。
〈とらしょうしょう〉 旧暦5月28日午後3時 女性の「心願成就」の日と、大勢お参りされます』
磐座に不動明王の小さな石像が鎮座しており、板格子越しにお参りさせて頂きました。石段に座りながらスマホをチェックすると、再び同期会LINEに数人からメッセージが投稿されていました。
昨日の集まりで、4回生の時の全日本インカレ個人戦での僕の話が話題になっていたそうです。実質1位だったと。今、他大学ヨット部の指導で成果が上がっていることも。更に、当時のKGヨット部の2枚看板としてこのレースに出場したYokくんの沈後のフリーでのごぼう抜きした場面は見ものだったとか。加えて、KGチームが関西を席巻した走りをしたので、関西フリート強豪校ほとんど全部が購入したマリンクラフトセイルの営業担当だった社長夫人の話題が出たそうです。とても美しい30代の方で、KGはその色気で使い始めたとか言われていました。僕が大学1回生の時に先輩がマリンクラフトセイルを採用し、僕が4回生の春KGが圧倒的に速く関西フリートを席巻しました。僕は、470チームのリーダーで、学生で唯一ジャパンナショナルチーム入りしたので、ナショナルチーム合宿など学生以外のレースでは、マリンクラフトセイルにはいろいろとサポートして頂きました。
僕はインカレ個人戦が中止になった3回生の時、オリンピック選手の社会人も参加する全日本470選手権にYokくんと組んで出場し、最終日朝まで3位だったけど最後8位入賞しました。その表彰式で8位の賞状やトロフィーも頂きましたが、参考として学生No1表彰もして頂きました。4回生でも勝っていたら、2連勝でした。4回生の個選では、着順は僕が1位でしたが、西日本が関東を圧倒したので、僕は謂われない理由で1レースだけ失格になり8位になっちゃいました。Yokくんは総合2位で、実質KGが1・3位だったので、インカレ団体戦では優勝候補筆頭でした。ところが、同じ江ノ島がレース海面だったのに、全然風が吹かず惨敗してしまいました。8位だったかな?
そのレースで優勝した鹿児島経済大のMasくんとはその後も交流が続き、互いの子がジュニアヨットを楽しみ、レースではライバル関係でした。うちは男の子だったからか、いつも勝っており、親の仇を子が取ってくれました。今でも年賀状交換しているヨット仲間です。いずれにしても大昔の懐かしい話で、今でも話題に出してくれるライバルがいるのは嬉しいです。いろんなことを思い出しました。
バイクに戻り、r324でJR大和路線を渡り、R163〜r47経由で枝道に入り里山を登っていきます。13:54「西念寺」。山門に行くと、案内板に『総本山光明寺テレホン法話 12/1〜15の間、私が担当します。是非お聞き下さい。075-954-7000鹿山西念寺』と書かれていました。法事があるのか、車やバイクが数台上がってきて境内は一杯になっていました。墓地まで巡りバイクに戻りました。ここに来たのは、背後にあるだろう「鹿背山城跡」への取り付け口を見つけるためでした。麓の寺社から入れる場合が多いので来ましたが、それらしく案内板がなく間違ったようです。墓地の横から山に入っていく道が怪しくはありますが・・・。
バイクに戻り、バイク装束を脱ぎ、道の先に徒歩で進みます。山城跡があるだろう山を見ながら探索します。その道沿いの目立つ大岩に、14:02「貝吹地蔵磨崖仏」がありました。更に道を進んで標高を上げます。空き地の背後に獣道程度の山道があり、これが取り付き口だろうか?道は峠を越えて下り坂へ。城跡を検索し取り付き口の場所を見つけました。さっきの西念寺墓地横の道のようです。再びバイクまで戻り、西念寺へ登り返しました。山門から境内に入らずダイレクトで墓地に向かうと、14:15「鹿背山城跡」の案内板が立っていました。A3の縄張り図がポストに入っており、自由に持って帰って良いようでしたので、1枚拝借しました。お賽銭箱を置いておけば、100円でも入れるのに・・・。
『鹿背山城跡の概要 南山城最大の山城であるだけでなく、戦国末期の特徴をよく残す点で城郭史上注目される城郭である。15世紀に南都興福寺の北方防御の拠点として史料上に登場し、古市氏以下興福寺傘下の武将がしばしば入城した。16世紀後半、大和北半部を支配した松永久秀は多聞山・信貴山・龍王山とともに本城を拠点として重視し、改修を加えた。
城域の西北・東南の2か所に畝状空堀群を採用して防御上の弱点を補い、主郭北斜面の水の手をカバーする竪堀・竪土塁で北面防御を完結させたほか、主郭東南隅の櫓台の切岸直下の陛路に通路を導いて城虎口(出入り口)とするなど、織豊城郭登場前夜の築城技術の水準を示す貴重な遺構を残している。 監修:村田修三 企画:木津の文化財と緑を守る会』
墓地の横から山に入る道入口に、「登城口」の案内板が立っていました。山道に入るとすぐ、城域に入ったようですぐに「大手道」「サブコース」「竪堀」など案内板が充実していました。縄張り成分がすぐに分かります。民家からすぐなのに、戦国時代の城成分の保存状態が良いです。地域に住む方々の城保存意識が高そうです。竪堀を見上げると、竪堀の先に尾根が見えています。比高の低い低山に造られています。バイクを置いた場所の標高が53mで、主郭が116mでした。先に進むと、「曲輪2」「曲輪3」など案内板が出てきて、保存状態も良くわかりやすいです。「虎口」に上がってきました。
主郭に上がると、眼下に木津川が一望出来ました。織田信長が畿内に入るまで畿内を支配し朝廷に最も影響力を持っていた戦国武将は三好長慶でした。三好政権内でNo2の位置にいたのが松永弾正久秀で、幕府との取次もしていました。その久秀の本拠地は大和で、大和で強大な力を持っていたのが寺社勢力を、特に興福寺を抑えないと大和を制する事ができません。その為に、大和盆地の周囲に城を築きました。案内板に書いてあったように、多聞山・信貴山・龍王山とここ「鹿背山」。多聞山は東大寺の近く興福寺の北の大和盆地が切れた所にあります。山城と言うより平城に近いです。比高は30m程でしょうか?現在は中学校の敷地内です。信貴山は大和と河内を分ける生駒山系に位置する山城、標高430mにあります。龍王山は、奈良盆地の南東から盆地を眼下に見ます。その山系の南を東西に走る大和と伊勢を結ぶ街道を押さえる位置でもあります。
「鹿背山城跡」の主郭に上がり、木津川を見下ろして、この城の位置の意味を理解しました。大和盆地を東と西に難攻不落な高所に位置する山城を持ち、大和盆地の寺社勢力を近くで押さえる位置に平城を置きました。この城の意味は、山城との街道を押さえる位置にありますが、木津川の水運をも押さえていたようです。木津川の標高は30mなので比高は80mあります。主郭は広く、尾根筋は多数の段曲輪で切られており、それぞれも広く、立派な山城でした。当時の大手道も同じかどうかわかりませんが、現在の大手道は谷筋で、横手からの曲輪から狙い撃ちになりそうです。そこからは比高は少ないが斜度が急なので、意外と守りが堅い城なのでしょう。我が在所にある有岡城は、摂津守護の荒木村重が造った総構えの平城ですが、織田信長に謀反し織田軍に囲まれましたが、比高30mほどの猪名川河岸段丘を利用し、1年半も籠城しました。最後は、村重自身が毛利氏に救援を頼むため城外に出たことを知られてしまい落城しました。村重が出なかったら更に籠城できた筈です。比高=防御力ではないようです。
山を下ります。バイクに戻るまで10分以内でした。主郭で2人のグループさんに会いました。山城で人に会うなんて稀です。バイク装束に着替え里山を下っていくと、バス停でその方々が待っていました。意外に人気の山城かもしれません。女性でも簡単に山城攻め出来ます。
バイクに戻り、バイク装束に着替え、r47で西へ。道なりにR163に乗り西進。近鉄奈良線を越え、奈良県最北部を少し通り、大阪府に入り清滝トンネルを抜けました。近畿道の下を右折し側道のr2で近畿道下を北上します。吹田ICから中央環状線〜R171で、16:23帰宅しました。


2023/12/3
家内は仕事で神戸に外出するので、朝駅まで送りました。バイクでツーリングに出る予定でしたが、空模様がイマイチでおまけにポツポツ小雨が降ってきました。こりゃ駄目だと家であれやこれやしていました。ふと窓から空を見上げると晴れているではありませんか。スマホには、ホームポートでレース艇の冬支度をしている様子がヨット仲間から投稿されていました。話に海に行こうかな〜とも思いましたが、グータラなのでそのまま家にいました。
日が落ちる頃、家内からLINEが入り駅まで迎えに行きました。家内から、「新しく宇宙飛行士になった人って知ってる?」と聞かれたので、「東大のヨット部だった女の子でしょ。レースで東大ヨット部OBさんと話していて、「うちのOGから宇宙飛行士が出たんだ」と教えてもらった」と答えました。そしたら、「女の人じゃなくて男の人」と言われました。聞くと、月イチで会ってる同業者の方のお嬢さんのお婿さんが宇宙飛行士に選ばれたのだとか。
帰宅してPCで調べると、諏訪さんという世界銀行に勤務されている方でした。その方のお母さんは僕もよく知っており、海外に住んでいるのは知っていました。お母さんにとっては、娘の旦那が宇宙飛行士になったなんてびっくり仰天な出来事ですね。青天の霹靂でしょう。女性の方は米田さんという方で、母校KGのお隣の駅が最寄りの神戸女学院中高出身で東大医学部卒で日赤病院勤務の外科医だそうです。東大ヨット部はヨット班といい、2人乗りレーシングヨットの470級とスナイプ級活動のディンギー部と大勢で乗るクルーザー部があり、両方乗る選手や片方のみの専業選手がいます。東大OBによると、米田さんはディンギーからヨットを始め、クルーザー部に移ったようです。
JAXAのウェブサイトによると、今年14年ぶりに宇宙飛行士に選ばれた2人は、NASAのアルテミス計画に参画し、月面で宇宙ステーションを進めるそうです。JAXAに転職し2年間訓練をして、日本人初の月面着陸を目指すそうです。


2023/12/2
コーチしている大学ヨット部の今年最後のレースです。6:30、倉庫から「里山VTR250」を出し出発。R171〜中央環状道路〜名神高速〜湖西道路を利用し、ハーバー着。8:00、「ファミリーマート大津茶が崎店」で、「天然水キリッと果実600ml150円+ミニピーナッツクリームパン5個135円=285円」購入。
部員に挨拶し艇庫でバイク装束からヨット装束に着替えました。レース前ブリーフィングで、積極的なスタートを選手たちに奨励しました。先月のインカレのレース中ののデジタルデータを見ていて、スタートが1つの課題であったことがわかりました。1年掛けて、スタートラインの把握と第一線トップスピードでスタート出来るよう目指します。下の学年からのプッシュが全体のレベルアップに繋がるので、伸びしろが大きい現1回生がのびのび積極的にスタート出来るようスタート失敗を今のうちに経験しておくよう話しました。僕もそうですが、早すぎるスタートで失格することが多かったけど、上級生になるといつもトップスタートを切れるようになりました。下級生の時、小さくまとまってしまうと大成功しません。
470コーチボートに乗ってレース海面へ。ドライブする2回生女子マネ1人と2回生交代選手1人・1回生2人と一緒に出ました。SWの良い風が入っており、定刻にスタートしました。1艇3枚目のセイルが上がらず引き返し、当方は9艇でした。良い風で2レース出来ました。SW〜Wの風向で沈艇も出るコンディションで良い練習になりました。課題のスタートは積極的に出ていたようで良かった。
ハーバー主催のポイントレースは1ヶ月に1回のペースで行われています。この日は今年最後のレースで、年間チャンピオンが決まります。BBQ後に閉会式・プライズギブンズセレモニーがあるようで、12時以降のスタートはありません。良い風なので勿体ないですが、13時ごろAP/A旗が上がりハーバーバックしました。ブリーフィング後、BBQです。レース結果を知りたくてBBQに参加しましたが、なかなか始まらないので途中で帰路に着きました。


2023/11/26
関西学生アメリカンフットボール秋季リーグ最終7節の応援に行きます。勿論応援するのは母校KGです。2週間前の第6節、実質の優勝決定戦と仮定したRits戦を応援しに行きました。1Qでファンブルリカバリーとパスインターセプトで2回もターンオーバーを頂き、ともにTDに繋げていきなり14-0のリードをもらい快勝しました。そのRitsがその2週間前の第5節で勝った関大(KD)がこの日の相手です。ここ数年、RitsとKGの2強が続いていましたが、KDが強くなってきて、昨年から3強になっています。4強なら京大ですが、5節でKGとの全勝対決に負け、6節でもKDに負け、KG・Rits。KDの3強が見えてきました。2週間前のRits戦では、KGとRitsでは実力差がそれほど無い感じで、僕の予想ではKDを一蹴するはずです。NHK・ETVが中継するようで、盛り上がるでしょう。学部は違うがKG出身の同学年である家内と一緒に応援しに行きたかったけど、生憎仕事で大阪に行きます。朝、家内を駅まで送って行き仕事場に戻りあれやこれや。
11:30になり出かけることにしました。「通勤リード110」を倉庫から出して出発。R171〜中央環状道路で、「万博競技場」着。11:10キックオフの甲南vs龍谷戦をしています。両チームとも1勝も出来ておらず、甲南が1分けがあるので暫定7位。この一戦の敗者が最下位8位決定です。Div1の7・8位は、Div2の1・2位と入れ替え戦がありますが、Div1・7位はDiv2・2位との入れ替え戦になるので、少しはDiv落ち争いがマシです。試合を見ていると、明らかに甲南の方が強いです。結局、21-7で甲南勝利。おめでとうございます。
試合中から、明らかにKG応援団と思える方々が甲南応援の方々の周囲に入って来ました。試合中からKGフットボーラーがフィールド外縁のトラックで柔軟体操を始めています。試合が終わり、KG・KD両校の選手がフィールドに入り練習を始めました。チアリーダーもグラウンドに入ってきて、学ランをまとった両校応援団によるエール交換が始まりました。応援団とチアリーダーのこの応援合戦も学生スポーツの楽しみです。KGのチア数は関西一ですが、KDも50人いました。一時多かったRitsが減っちゃったから、関西2番目に多いのでしょう。チアリーダーが多いと試合が華やぎます。女性のパワーは凄いです。試合を終えた甲南はフィールドにはチアがおらず、観客席に数人いただけでした。龍谷は10人チアがいました。最も多いKGは、前の試合が終わると観客席にやってきて、ブルーの応援ハリセンを大量に配っていました。KG応援スタンドがブルーに染まります。チアの人数が、僕のように半分チア目当ての男が大量動員される好作用もあります。
自校、そして相手校へのエールが整然と進みます。KDの応援団長はいつもの裸足です。それぞれの応援団の伝統が続いているのも良いです。KDの校歌「学歌」は、山田耕筰作曲です。KGの校歌「空の翼」も作曲はKG出身の山田耕筰で作詞は北原白秋。「この道」や「からたちの花」など多くの童謡を世に出した名コンビです。KG校歌は10年間お世話になった学校なので口に馴染んでいますが、KD学歌も何度聞いたことか。「自然の秀麗、人の親和・・・」とすぐに出てきます。メロディーが弾むので口ずさんでも気持ちの良い親しみやすい歌です。それぞれのエールに対し、観客の多くが立って拍手しエールに応え気持ちが良いです。
試合開始15分前・13:45に、フィールドではフラッグフットボールの試合が始まりました。ここを地元にしているエキスポ・フラッグフットボール・スクールの中学生達です。両チーム6人の試合で、接触プレーなしで、ゴール前5ヤード?10ヤード?からはランニングプレー禁止です。腰に差したフラッグを取られたらボールダウンです。オフェンスは、自陣ゴールラインから攻撃を開始し、4回のオフェンスでゴールラインまでボールを運べば得点が入ります。4回でゴールラインまで運べなければ攻守交代です。見ていてイマイチ面白くないかな?僕が中高の体育の授業でやってたタッチフットボールの方が面白そう。タッチフットボールは、人数もルールもアメリカンフットボールと同じで、タックルの代わりに背中にタッチすればボールダウンです。
14時になり、ゲームが始まりました。1QはKGのレシーブから始まります。KGオフェンスからです。QBは、2週間前同様2回生星野くん。走れるQBです。過去2年間スターターQBだった4回生鎌田くんはパスQBだそうですが、それほど上手いとは感じません。今なら2人共パスは同じぐらいで、ラン出来るから星野くんの方が上かな?という差です。KGオフェンスはRBランから入りますが、ランがなかなか進めません。ならパス・・・なのですが、ランオフェンスに偏りすぎに見えます。RBでのランが出ないので、QBランが多いように思います。QBランでファーストダウン獲得のシチュエーションが多く、無理してツッコミ、強いタックルをQBが受けています。危ないな〜と思っていたら、第2Qで星野くんが傷んで、担架に乗せられ退場してしまいました。
QBはオフェンスの要で、オフェンスプレイの殆どがQBから始まり、パスプレイもあるので視界の外からタックルが飛んできたり、スローしようとした瞬間など無防備の時のタックルは危険です。僕が大学生の時、母校高校QBだった猿木くんという1年下のQBがいました。同じバイトをしていたので時々話をしていました。僕らの代のQBより上手くて、僕らが4回生の時のスターターQBでしたが、春のリーグ戦でタックルを受け下半身不随になってしまいました。僕はかなりショックを受けました。その後車椅子生活で復帰し、一時コーチをしていたりしましたが、税理士として生計を立てるようになりました。
数年前の日大との春の定期戦で、日大選手からの悪質タックルをKG・QBが受けたことがあります。KGファイターズは大抗議して社会を震撼させました。日大監督・コーチからの指示により選手が悪質と知りながらのタックルを繰り返し、フェアプレイに反する行為でした。僕の知るヨット競技なら、完全にアウトでヨットレース参加資格を失い完全に締め出されるでしょう。
アメリカンフットボールだって同じなのに、何故寛大な処分になるのか驚きました。日大チームはそのシーズンの出場資格はく奪でした。翌年、日大は復帰しますが、また今年複数部員の薬物使用によりまた出場資格剥奪処分になりました。今度は日大経営陣が薬物を発見したのに警察に数日届けず、当該幹部がクビになりました。全部員の薬物検査での陽性反応を回避する届け出遅れとしか理解できず、学校ぐるみの悪質を感じます。悪質タックルの時、部の廃部や活動停止数年間などの自主自浄努力をしなかったからダーティーなままの部が続いたのだと思います。関東リーグの処分以上の処置を自らに課さない日大という学校の姿勢に疑問を持ちます。
1Q・2Qにフィールドゴールが1回ずつ入り、6-0で前半終了。進まないランに固執した結果です。リードしていますが、TD1本で逆転出来る点差で物足りません。パスインターセプトで攻撃権を失うのが怖いという消極性にしか見えません。こういう王様試合をやっていると足元をすくわれます。僕も大学ヨット部のコーチをしているので、選手の消極性にはプッシュします。勝負は積極的に行かなければ全体に伝わり、結局中途半端な結果が続くばかりです。常に積極性を求め、その結果の失敗には懐深く受け止め笑顔で褒めると更に積極的に動き、失敗から多くのことを学ぶので、いずれ花が咲きます。KGの前半戦のオフェンスを見ていて、受け身の横綱相撲にコーチや監督が傾いているように感じました。スタートしたら外部から一切声を掛けられないヨット競技と違い、アメリカンフットボールはベンチのサインで選手全員が動く、ベースボールと同じような競技です。
ハーフタイムに、KDとKGチアによるパフォーマンスがそれぞれのチームサイドでありました。その後フィールドではフラッグフットボールの中学生の試合の続きがあり後半戦へ。KDのオフェンスからゲームが再開し、デザインされたフェイントから繰り出されたロングパスがエンドゾーンに放たれ、完全フリーのレシーバーはエンドゾーン内でキャッチし、TFPも決まり、6-7で逆転。嫌な予感が的中してしまいました。
KGのお尻に火が付いたのでここからパスオフェンスが動き出しましたが、KDゴールラインが近づくとランオフェンスに戻り、KDディフェンスラインやラインバッカーがQBサックやランオフェンスに必死になり、むしろロスしてFGエリアから交代し攻撃権を渡す展開になりました。「自分たちのやってきたパスオフェンスを信じて、思いっきりやれよ」と心の中でつぶやきました。
次のKDオフェンスで、またロングパスが決まりTD。TFPは失敗し6-13。最後の第4Qに入り、KGオフェンスは5ヤードランでやっとTD、13-13。KDオフェンスはゴール前まで進みませんでしたが、残り4分で47ヤードのロングFDが決まって、13-16。さあここからがKGの底力、4分あれば十分なので逆転すると予想しました。パス・ランで順調にボールが進み、タイムアウトも1回しか使わず2回残しています。FGレンジに入りましたが、ここからランが進みません。むしろマイナスでFGが怪しい位置まで下がってしまいました。それでも、まだ30秒もあるので、FGが入れば16-16で同点。KGの7勝1分けの単独優勝です。ベンチが選択したのは、「ヘイルメアリーパス」。エンドゾーンにロングパスを投げ、そこに走り込んだ数人のWRが運良くキャッチする奇跡を狙う神頼みパス。KGWRがキャッチ出来れば19-16で勝利ですが、出来なければ負け。何だかKGらしくないベンチワークだな〜と思いました。キャッチできず負けました。僕の座っている周囲からも、FGの選択の声が出ていました。みなさんルールをよくご存知です。
これを見て帰路に着かれる方が席を立って行かれます。僕は最後まで残り、健闘を讃えようと思います。この試合のKD勝利がアナウンスされ、続いて秋季リーグ戦の3校優勝がアナウンスされました。フィールド中央に両校キャプテンと、KGサイドから私服で出てきたRitsキャプテン3人が並び、優勝トロフィーを受け取っていました。「3つあるのか?」と危惧しましたが、同じものが3つ用意されていました。
続いて、全日本大学アメリカンフットボール選手権「甲子園ボウル」に向け、次の西日本代表戦に出場するチームの選択に移ります。3校のキャプテンがくじ引きで決めます。「じゃんけんポン!」、「え〜ジャンケンで決まるんだ」と驚きましたが、くじを引く順番を決めるジャンケンでした。勝ったのがRitsで一番笑っています。続いてKD、最後がKG。それぞれが引いた封筒をそれぞれが手元に持ちます。オフィシャルからハサミが渡され、各キャプテンが封を切ります。それぞれが封筒から中の用紙を出すと、KGが当たりくじ!(1位相当)・Ritsが2位相当・KDが3位相当くじでした。でも大喜びや大がっかりなポーズをしないので、結果がどうなったかわかりません。でも、試合中ずっと必死に応援していたチアたちがキャーと大喜び。この時人数を数えたら99人いました。スタンドなどで観客席を盛り上げていたメンバーが戻ったのでしょう。学ランを着て応援指揮をしていた応援団が抱き合って泣いています。チーフの子が女の子で、中心の3人のうちの2人が女の子だったから涙を流して抱き合っています。スタンドに一番近い席周辺に陣取っていた選手の親集団が飛び跳ねて喜んでいます。電光ビジョンには、『全日本大学アメリカンフットボール選手権準決勝 12/3(日)13:00春日公園球技場 関西学院大学FIGHTERSvs九州大学PALOOKAS』が映されました。KGスタンドから「ウォ〜」。
試合後のエール交換を終え、カメラなどを片付け、帰路に着きます。Pでは料金所渋滞が発生していましたが、僕はスクーターなので渋滞無しです。中央環状道路〜R171、17:06、「エネオスセルフ北村SS」で給油。169km/4.18L=40.4km/L。帰宅してゴソゴソしていると家内からLINEが入り、駅まで四輪で迎えに行きました。NHK大河ドラマ「どうする家康」を見ておやすみ時間となりました。

次男のお嫁さんから、家族LINEが入りました。11/22、おうちゃん(年少)の幼稚園お遊戯会があったそうです。前日・前々日と熱で幼稚園をお休みしていたので、いきなりの本番だったようですが、意外に大舞台で頑張れたそうです。1年前のお遊戯会では直立不動だったので、だいぶ成長しました。送ってもらったビデオや写真を見て、夫婦で1年の成長にびっくりしました。男の子の中では最も踊れていて、全体でも3〜4番目に踊れていました。姉のすみれちゃん(小1)は、保育園の時からやる気満々で、圧倒的に踊れていたので、その血筋が覚醒しだしたのかも?
11/26は、明治神宮へすみれちゃん(小1)の七五三の祈祷に行ってきたそうです。七五三は、男の子は3才と5才、女の子は3才と7才です。すみれちゃんの七五三はこれが最後です。写真に写るすみれちゃんは、ますます可愛い。3才の時は着物でしたが、今回は洋服です。僕も七五三の時、着物を着せてもらいました。息子たちの七五三の時も着物を着せました。男の子も女の子でも着物がカッコいいです。すみれちゃんは、よそ行きの洋服と綺麗に整えられた髪もあり、少し大人になった印象です。着物より大人っぽく見えるのかもしれません。親にとって、我が子の七五三はとても嬉しいものです。自分では何も出来ない赤ん坊から成長し、いろいろ出来るようになり、3才まで成長するととても可愛くなり意思の疎通も出来、ほっと一息です。7才になるともう赤ん坊・幼児を卒業し、次に考えるのが教育のことになります。写真を見ると、すみれちゃんが絵馬に書いたのは「べんきょうがもっとできますように」でした。小学生になると本格的にお勉強が始まり、学業成績が気になるお年頃です。


2023/11/25
コーチしている大学ヨット部の今年の学生公式戦最後のレースです。この日と翌日の2日間。11月初めに終わった全日本インカレで旧チームが終わり、新チームに変わっています。先週末、代交代式に参加し、新チーム初のコーチング日です。倉庫から、「里山VTR250」を出し、6:51「エネジェット中環豊中SS」で給油。269km/8.89L=30.3km/L。6:54「セブンイレブン豊中緑丘2丁目店」で、「味付け海苔海老マヨネーズ150円+サントリー天然水キリッと果実600ml139円=312円」購入。名神高速〜湖西道路を使って、8時前にヨットハーバー着。来年の滋賀国体に向け、リニューアル中です。フェンスに囲まれた土地に基礎が造られています。より使いやすいハーバーになるといいな。
みんなに挨拶し、バイク装束からヨット装束に着替えます。11月下旬になり、それなりの気温になっており、カッパも厚手を持ってきました。ハーバー着前に小雨が落ちてきてこのカッパの選択で良かった。北寄りの安定した風が入る予報なので期待します。開会式に行くと、レース委員長は滋賀経のShiさんでした。でも母校は参加していないようです。あと富山も来ていません。琵琶湖水域以外は、金沢だけでした。
朝のブリーフィングを終え出艇。朝のブリーフィングで時間がなく話せなかったので、個別に1・2回生スキッパーにスタートから積極的に行くよう言葉を掛けました。インフレータブルボート(470コーチングボート)に乗り沖に出ました。三井寺の風(SW)が入っています。定刻(9:30)になり、470級スタート。470を追いかけて1上マークへ。スタート時にケースを起こしたUen艇は右海面を大きく使って、最初左海面からポート艇にリフトの風が入った展開を我慢し、右海面からスターボリフトの風が入ったので良い景色になってきてタックすると思ったけど更に右に行きタック。何処まで順位を上げるか楽しみだったけど、右に突っ込みすぎたようでオーバーセイルになり、20位以下での回航になりました。右リフトが入ったタイミングでタックしていたら・・・。1上マークは、1回生クルーを積んだNuk女史艇が2位、同じ3回生女子のIid艇が7位回航しました。アウターループ下マーク回航頃から風が落ち、振れと強弱の大きな展開になり、フィニッシュは、AチームのNuk4位・Iid9位・Uen15位でした。残念ながら、B・C・Dチームの8艇でシングルフィニッシュする艇はいませんでした。シングルはRits2艇と他はD社です。S級のB・Cチームでは、2回生Kat艇が3位、3回生Miy艇が5位フィニッシュしました。1回生クルーとコンビを組んでいるKatくんが2回生ながら今年のインカレにも出場し5位フィニッシュしており、この日の4レースを3・8・5・7位フィニッシュし安定してシングルフィニッシュを続けて、2皮目も剥けたようです。来年・再来年のインカレメンバーとして計算できます。Nuk艇とOza艇に乗っている1回生クルーの交代です。Nuk艇に乗っていたKamくんは大喜びして降りてきました。
風が落ちてしまったので、AP旗が上がり風待ちになりました。470チームは11艇出場していますが、1艇だけ整備中でやっとこの時間にハーバーから出てきました。すぐに曳航するためにハーバーバックし、第2レースに間に合いました。11:42、北西の風で第2レーススタート。1上をNuk艇が3位回航。2レース目から出場したShi女史艇は、アカがガンガン入り重すぎます。お相撲さんが1人更に乗っている状態でレースになりません。ビリの艇より更にひどく遅れ、これでは自信を失います。次々にフィニッシュしてくる艇に補給食などを配りながら、最後にShi艇に横付けし、「こりゃ、だめだ」とリタイヤしてハーバーバックさせることにしました。でもクルーしかおらず、僕がスキッパーとして乗ってハーバーバックしました。Shiさんは4レース目に別の艇に乗って出場しました。僕にとって20年ぶりの470スキッパーです。ここ数年、クルーザーでしかスキッパーをしていなかったので新鮮で楽しかったです。
第2レース後、トイレ&昼食タイムになり、第3レース前に迎えに来たコーチボートでレース海面に戻りました。第4レースで、4回生Oza艇とShi女史と交代して上がったShiくん艇コンビを入れ替えてスタート。1上でNuk艇がダントツ回航し、2位に20艇身の差を付けています。これはNukさんにとってはセーフティーリードで、普通ならどんどん差を広げて行くでしょう。3位にIid女史艇が回航し、まわりのD社艇と競ってこの順位をキープ出来たら2皮目が剥けます。
この子は華奢な体格で可愛い子ですが運動神経がとても良いです。1回生の琵琶湖周航イベントで、琵琶湖で湖水浴している時のプラスチックバット・ボールを使ったお遊びで、風に吹かれフラフラと飛んでくるボールをバットの芯に当ててクリーンヒットを連発していました。高校時代はテニス部だったようですが、運動センスを感じました。「この子は上手くなる」と確信しました。軽風ではスピードがあり練習では速いけど、レースではスタートが下手なので結果が出ませんでした。1皮剥こうと、本部船寄り上スタート即タックでスタートの集団から早く離れるよう指示しました。「怖くて出来ません」などのマイナス言葉が返ってきましたが、毎レースそこを狙わせ、3回目に上スタート即タック出来ました。その時は生憎右海面から風が入らなかったけど、「出れました。意外に簡単でした」の感想でした。ここで一皮が剥け、それ以降スタートが1段階上になり、実力通りのフィニッシュ順位を取れるようになりました。彼女の次の課題は、強風での恐怖感を無くすことです。軽風では速いが、風が上がってくると怖さが勝つようです。この日は5〜6m/sの中風コンディションで、しっかり走れるようになってきました。これなら8m/sまでは走れそうです。彼女はこのまましっかり練習すれば、来年のインカレでは主力で走ってくれるでしょう。この日の収穫です。
まだ15時なので、470はもう1レースすると予想しましたが、AP/A旗が上がりハーバーバックになりました。水船の470に乗ったので靴や靴下が濡れちゃったが、収穫の多かった1日でした。すぐにバイク装束に着替え、ブリーフィング後帰宅しました。ブリーフィングでは、インフレータブルボートの燃料ゴムパイプの劣化の事を伝えました。遅れてハーバーから出てきたShi艇を迎えに行った時、エンジンがエンストしてしまいました。何故?と思って再びエンジンを掛けてエンジン周辺を見ると、燃料パイプの劣化でパイプを曲げるとガソリンがピューっと出ました。これは危ない。ビニールテープをしっかり巻いて再スタートし、一切漏れていないのでこれで数日はOKです。ゴムパイプの長さには余裕があるので、少し切って短くしきちんとセットしたらOKでしょう。ガソリンはすぐ引火するのでプロにやってもらった方が良いでしょう。バイクに乗り、湖西道路〜名神高速〜R171で帰宅しました。


2023/11/19
家内も休みだったので、デート日です。またパンモーニングでも・・・と思っていたのですが、仕事で使うカレンダーを買いに行きたいと言うので、ホームセンターにある「100円ショップ」に行くことにしました。「100円ショップ」は面白いものが多くあります。最近は、ちょっと高額な300円物なども売っています。500円の物も売っている「300円ショップ」に店舗が広がっており、僕は買い物袋など「300円ショップ」で数点買ったことがあります。
市内のショップなので、「通勤リード110」にタンデムして出かけました。家内が腰の手術をしてから、バイクの振動が怖いというので、しばらくタンデムしていませんでした。手術2ヶ月後、お医者さんから自転車の解禁OKが出て自転車に乗り始めましたが、バイクは今回が初めてで、手術以降半年ぶりです。1件目の「100円ショップ」で半分調達し、もう半分は駅前の別の「100円ショップ」に移動して調達できました。
帰宅し、昼過ぎまでビデオタイムをしました。またアマゾンプライムの「名建築で昼食を」というドラマです。僕はレトロな建築物が好きです。大阪市内のレトロ建築巡りをしたこともあります。「自由学園明日館」「山の上ホテル」「旧白洲邸武相荘」など、東京のレトロ建物が詳しくドラマ仕立てで紹介され、興味深く見ました。その「大阪編」もあったので一部見ました。
おやつの時間になり、家内所望の「ケーキセット」を食べに行きました。「歩いて行けるとこある?」の要望で、手を繋いで散歩がてら出かけました。この日の歩数計は、久しぶりに7000歩を越えました。ところがそのお店にはケーキセットがなく、仕方なく僕はコーヒーゼリー、家内はワッフルとコーヒーを楽しみました。洋菓子がなく和菓子メニューがありました。和菓子は美味しいけど、ケーキセットは洋菓子だよね。帰宅して続きを見て、お休み時間となりました。


2023/11/18
高校ヨット部の顧問先生が今年の1月に亡くなりました。その連絡が先月息子さんから届きました。先生と今年まで年賀状の交換をしていたので、私に連絡して頂いたのでしょう。加えて、先生ご夫婦の遺作展の案内も頂きました。すぐに同期に連絡しました。この日の午後、同期1人とともに遺作展にお邪魔することになりました。
13時前に、四輪で同期Katくんの仁川の家に迎えに行き、芦屋の先生のご自宅に向かいます。国道43号線の海側の閑静な住宅地にあります。Pはありませんが、息子さんに電話すると奥様が出てこられ、お隣の歯医者さんのPに置かせてもらいました。歯医者さんは、息子さんと子供の頃からの遊び友達で、遺作展の土日だけ無料で置かせてもらうのだそうです。
ご自宅の遺作展にお邪魔しました。先生は版画をされていたようで、奥様は書を趣味にされていたそうです。どちらも玄人肌で素晴らしい作品でした。息子さんは、僕らの後輩で、同じく中学からKGの教育を受け育った方でした。1時間弱、写真アルバムを見ながらお話を聞きました。先生は、ヨット部の顧問でレースの時はいつも出てこられ僕らのサポートをしてくれましたが、特にヨットが好きという印象は受けませんでした。でもアルバムには、学生時代ヨットに乗っていたのがあり、息子さんによると大学時代の一時期ヨット部だったそうです。これには驚きました。
晩年、近所に住む息子さんが先生を連れて、時々新西宮ヨットハーバーに行ってたそうです。先生は生き生きとして、学生がいると「今日はレース?練習?」と声を掛けていたとか。最晩年、施設に数ヶ月入り鬼籍に入られたのだけれど、その施設はハーバー隣接の見下ろす場所にあり、見えていたか定かではないが息子さんがハーバーを指差すとそちらを見ていたそうです。それらの説明を聞いたテーブルは、先生が教鞭を執ったKG高の物理室の要らなくなったテーブルで、リタイヤ後それを聞きつけ譲ってもらい、木工細工してテーブルに作り替えたそうです。先生の知らなかった面を聞かせて頂きました。Katくんの家への帰路、2人でいろいろな先生の思い出を語ることが出来ました。


2023/11/12
家内もお休みなので、パンカフェモーニングに行きました。8時オープンのお店に20分ほど遅れて入りました。今にも雨が降りそうな空模様だからか、お客さんが少ないです。ゆっくりとパンを楽しみました。フリードリンクだし、スープも美味しく頂きました。
コンビニに寄って、香典袋を買いました。仕事関係の方にご不幸があったので、家内は姫路までお通夜に参列します。家内の母親の実家の近くだそうですが、方向音痴の家内には1人で行くのが一大事です。大和会館の住所を調べ、地図をプリントアウトし、バスの時刻表も調べました。姫路駅のバス乗り場を調べ、同じ番数バス停から出るバスの複数の行き先を調べ、この番数のバス停に来るバスなら全部目的地バス停に停まるとか細かく文字にして渡します。スマホの地図アプリの使い方も教えます。目的地を設定し、バス停で降りてスマホの地図アプリを開いたら目的地まで道案内してくれるようにしました。それでも家内は不安そうです。
PCをTVに繋いで、アマゾンプライム「リコカツ」の続きを見ました。15時を過ぎ、家内から「もう行くわ」の言葉が出ました。喪服に着替えた家内はちょっと魅力的です。仕事関係の方の通夜なので、駅まで送ってくれる男性がいればいいな〜なんて思いました。家内は「そんなん嫌、バスで帰る」と言っていますが、きっと送ってくれる男性がいると予想するけど・・・。
17:30に、「今着いた」とLINEが入りました。駅まで迎えに行きました。心配していたバス停から葬儀会館へは、スマホで上手くいき、何度も振り返り景色やお店を頭に覚え込ませながら帰路迷わないようにしたようです。通夜には、仕事関係は多くなく、翌日の告別式に行かれる方が多いのでしょう。駅まで送ってくれる知り合いがいなかったので、覚えた道順をなぞりながらバス停まで戻り、無事に帰ることが出来、メデタシメデタシ。
僕が駅まで迎えに行くのが遅れたので、コンビニでケーキを買ったそうです。翌日は僕の誕生日なので、そのお祝いのケーキです。2人だけなのでショートケーキ2つです。帰宅しても家内とのお喋りが続き、22時過ぎにお休み時間となりました。


2023/11/11
アメリカンフットボール関西リーグ戦の最終節1つ前・第6節です。母校KGにとっての大一番、vsRits戦です。5節までは、難なく5勝0敗。この日が最難関のRits戦で、次戦最終節が関大。Ritsもここまで全勝で、この一戦でRitsが勝てばリーグ優勝するでしょう。関大は、前節でRitsに負けてしまい、最終節はKG相手なのでリーグ優勝戦線から半分脱落しました。
僕の目には秋季リーグの事実上の優勝戦であり、学生アメリカンフットボールトップ2の試合なので、母校KGを応援しにいくことにしました。前売り券1300円を買っていないので、当日券狙いです。甲子園ボウルでもないし当日券が売り切れなんてことはないでしょう。
15時キックオフですが第2試合なので、12時キックオフの第1試合・甲南vs神戸から見ることにしました。通勤リード110に乗り出発。r13を南下し、尼崎でR43に乗り換え東進して大阪市に入ります。上本町からr30に乗り換え南下。1本東のr28で南下すべきところを間違えたので、r5で東進。11:51「ローソン阪南町5丁目店」で、「ミニチョコクリームパン4個138円+サントリーCCレモン800ml138円=276円」購入。r28に乗り換え南下し、長居公園へ。無料の二輪Pへ。
昨年応援に来た「ヨドコウ桜スタジアム」でやるのだろうと思い歩いていると、試合会場は「ヤンマースタジアム長居」の方でした。ヨドコウスタジアムの方は競技場ですが、ヤンマースタジアムは陸上競技場で一回り大きいです。当日券1500円を購入し、神戸・KG側からスタジアムに入ります。
神戸の試合中ですが、KGファイターズのテントが出ていたので、店番をしている学生にリーグ戦パンフレットを求めると、別のテントを教えてくれました。そこのテントで学生からパンフレットを購入しました。1000円。各チームのマネージャーなどが人手を出してパンフレット販売やチケット販売をしているのでしょう。神戸応援席の適当な場所に座ります。両チームともそれほど多くない応援なので、空き席は選り取り見取りです。
甲南vs神戸の試合は、実力通り神戸がTD(タッチダウン)を重ね点差が開いていきます。甲南の攻撃は、ランオフェンスでは進まず、時々パスが通りファーストダウンを更新する感じです。42-0で神戸の勝利。甲南は、0勝4敗1引き分け。神戸は、2勝4敗。
甲南vs神戸の試合中から観客が増え始めました。でもゲームへの関心はイマイチ。明らかに僕のようなKG応援の方々です。試合終盤になると、フィールド外のトラックにエンジのRitsと白のKG選手たちが入ってきて、軽いウォーミングアップを始めました。
ゲームが終わり、RitsとKG両チームがフィールドに入り、各ポジション別練習を始めました。KGはQB4人が左右に分かれ、次々にパスを投げ、WRとのタイミングを合わせています。100%縦横に走るWRの懐にボールが収まっており、流石だな〜と見ていました。最後にキッカーが出てきて、左右のFGポジションからゴールポスト内にボールを決めていました。こちらも100発100中です。これはRitsも同じで、これから始まる頂上決戦が楽しみです。ロングパスがレシーバーがいない所に行ったり、ショートパスさえインターセプトされるQBの下手さはゲームとして面白くありません。両チームの試合前練習に気迫がみなぎり、システマチックに各部署練習が次々に行われ、両チームの洗練されたチームづくりが垣間見えます。これからのゲームに期待が膨らみます。フィールド外トラックの所定位置に応援団とチアリーダーが並び、エール交換しています。いいね〜学生スポーツ。15時になり、Rits選手がリアリーダーが両側に並ぶ中を走ってフィールドに出てきました。数分後、KGも同じ様に。大拍手で観客に迎えられます。コイントスにより、KGレシーブでキックオフ。KG最初のオフェンスは得点に繋がらずRitsのオフェンスが始まりました。
ここでビッグプレイ。Ritsの大看板、2人のRBのエース3回生山崎くんのラン攻撃でファンブルし、KGディフェンスDB25番3回生中野くんがファンブルリカバーし、KGは絶好の位置から攻撃権を得ました。山崎くんの背番号は22なのに18を付けていました。ユニフォームを忘れたのかな?18番がファンブルしたので、「誰だ?」と思いパンフレットを見ましたがLBの選手でした。KGのLB25番はこの試合大活躍でした。2回のファンブルリカバーと1インターセプトTDで僕なら「マン・オブ・マッチ」に選ぶでしょう。ゴール前12ヤードこのチャンスを、QB2番2回生星野くんからTE91番安藤くんへのTDパスが難なく決まりました。単純なTEの位置から真っ直ぐ縦に上がるプレイでがら空きでした。DB陣はランプレイとWRをカバーしていたのかな?
僕は中学の授業でアメリカンフットボールをしていました。好きなポジションがTEで、パスキャッチ専門のWRとラン専門のRBに対し、TEはラインでありながらオフェンスでボールを持てるユーティリティーポジション。意外にショートヤーデージパスが簡単に通るポジションでした。近年、NFLで注目されており、No1QBパトリック・マホームズを擁してNFLチャンピオンになったカンザスシティーチーフスのTEトラビス・ケルシーの重要度が注目されています。ターゲットのWRが空いておらず、ディフェンスラインやRB陣に追いかけられたマホームズが近くで空いているケルシーへのパスでやり過ごすシーンがゲームに何度もあります。ケルシーは速くないが体格を生かして重戦車のように進む姿がかっこいいです。TFPも決まり7-0。KGキックオフからのRitsの攻撃でQB5番2年竹田くんからのミドルパスを、DB25がインターセプトして敵陣20ヤードまで運び、攻撃権がKGへ移りました。ここからの攻撃をボールを失わないようにランプレイで進め、7ヤードからRB90番4回生大槻くんがTD。大槻くんは、昨シーズンまでディフェンスメンバーでした。今秋のリーグ戦になって彗星のごとくRBとして頭角を現わしてきました。ラインズマンのようなデカく重い身体で重戦車のようにディフェンス陣を押しのけて進みます。切れやスピードはありませんが、あと数ヤードの時に重宝される存在です。2プレイ連続でボールを持ちTD、TFPも決まり第1Q残り6分で14-0。Ritsのミスから棚ぼたの2TD差です。Ritsも落ち着いてきたのか、RB陣が進み、FGで3点を返して1Q終了しました。
2Qに入ってもRitsのRB陣が進みます。エース18山崎くんのランがKGディフェンスラインを何度も突破し、「こりゃ、最後まで結果はわからんな〜」と感じて来ました。TDまであと5ヤードまで迫った第4ダウンで、FGの3点を選ばずオフェンスを選択しTD狙いに行きました。Ritsはここでオプションプレイ。QBからRB山崎に渡り左へ、当然KGディフェンスは山崎を止めようと来るはずですが、右に行くWR1番3年大野くんにパスするオプション。ここでKGディフェンスが惑わされず踏ん張り、DL44番DL浅浦くんとDBが捕まえてマイナスしてボールダウン。攻撃権がKGに移ります。
KGはこの攻撃で、QB2からWR6番2年五十嵐くんへのロングパスが通り、敵陣30ヤ−ドまで大きくゲイン。最後は2Q残り4分で、敵陣12ヤードからQB自らランプレイでTD。TFPも決まり、21-3。KGのキックオフのボールをキャッチしたRitsのキックオフリターンですが、KGのコンタクトに遭ってまたファンブル。これをKGが押さえ、また攻撃権がKGに移りました。最後はFGで3点と思いましたが、Rits選手が防御ラインを抜けてきてボールをブロックしFG成らず。
2Qが終了し、21-3でハーフタイム。Ritsリアリーダーのパフォーマンスですが、男子を含め20名ほどしかいません。例年もっと多いのに・・・。これを見るのも学生アメリカンフットボール観戦の魅力なのに・・・ちょっと残念。次はKGチア。こちらは例年同様60名ほどおり華やかでした。
第3Q、残り9分のRitsオフェンスでショートパスをKG・DL44がパスブロックし、そのボールをKG・DL93番4回生トローターシーョンがキャッチしオフェンスがKGへ。トローターシーョンくんは、昨年秋季リーグ大活躍で、甲子園ボウルでシーズン最優秀選手賞・チャックミルズ杯を受賞した大看板です、ここまで怪我でリーグ戦を休んでいましたが、この大一番で復帰です。流石、大きな仕事をしました。次のRitsの攻撃も第4ダウンギャンブルし、今度は得意のランプレイを選択しますが、再びKGディフェンス陣に止められ、攻撃権はKGへ。この攻撃をランプレイとTEへのパスなどで進め、最後はFG。残り6分で24-3。後半戦のKGオフェンスは、ランオフェンスが多く、明らかに時間を使っていく作戦です。対してRitsオフェンスは、3Qのここから明らかにパスオフェンス偏重になってきました。ランオフェンスではKGを逆転できないと踏んだのでしょう。KGディフェンスはロングパス警戒になっており、WR1へのミドルパスが良く通り、面白いように進み出しました。強豪校同士の対決で、3ポゼッション差は大きいです。残り2分、最後もWR1へのTDパスが通り、TFPも成功し24-10。
第4Q残り9分、Ritsオフェンスで、ハーフウェイ付近でKGDB25がまたパスインターセプトし、そのままRits選手を振り切り最後は独走ゆっくり走りTD。これで、ゲームセットですね。前半大きくリードされると、往々にして最後にインターセプトされて万事休すになる事が多い。Ritsがパスオフェンス偏重になっているので、そうなるんじゃないかと予想していました。TFPも決まって31-10。
残り4:30でRitsはTDまで15ヤードと迫りましたが4ダウンギャンブルしました。パスが通りましたが1ヤード届かず、攻撃権がKGへ。タラレバを言っても仕方ないが、これで2つ目です。このあと1ヤードが厚い壁なのでしょう。残り2分で再びRitsは残り10ヤードまで進みましたがTDパス通らず。これで、ゲームセットになりました。秋のリーグ戦は最終節・関大戦が残っていますが、たとえ負けても3校でのリーグ優勝になるから、KGは優勝決定です。次節は関大と甲子園ボウルを賭けた一戦になります。
互いのチームへの挨拶・エール交換で高らかに校歌「空の翼」を歌いスタジアムを後にしました。前の試合の途中から、フェイスブックに応援に来ている旨の投稿をしました。そしたら、元琵琶湖ジュニア選手で、僕がOP協会理事でヨーロッパ選手権担当になった時コーチをお願いしたNakさんがRits応援に来ていると返信がありました。大学時代はRitsヨット部だったのでアメリカンの応援に来れなかったけど強い時期だったので、お子さんたちを連れて応援に来ているそうです。
実力的には互角でした。スタッツを見ると、ファーストダウン数9-19・パスオフェンス158ヤードvs201ヤード・ランオフェンス107vs169ヤードとRitsが圧倒しています。でも、攻撃権を失ったファンブル2・インターセプト2が響きました。Ritsはこんなにファンブルするチームではなく、KGディフェンスのボールへのタックルの罠にハマったのでしょう。得意のランオフェンスを点差故自ら封印してしまいランオフェンス偏重になってしまいました。こうなると試合巧者KGの手のひらに乗ったゲームになり、時間を潰されてしまいました。点差は一方的ですが、良いゲームでした。QBが両方ともランもパスも行ける良い選手で、あと2年この両雄の対決が見れるのは嬉しいです。派手なターンオーバーを起こすKGディフェンス陣の勝利と言えそうです。加えてKGオフェンスラインの強さも感じました。QBがパスターゲットを探す余裕があり、QBサックゼロでした。
帰路に着きます。バイクに戻り、来た道を戻ります。地元に戻り、18:46御用達書店に寄ってヨット雑誌「舵」を購入して帰宅しました。ああ、面白かった。


2023/11/05
レース最終日です。予報では前日に続き風が期待できません。このまま終わってしまいそう。3時に目が覚めて、LINEチェックすると、レースのスタートが早くなったことを親御さんLINEに投稿されていません。そこで僕が、その情報を投稿し、前日撮ったKOの朝のパフォーマンスをムービー投稿しました。各大学のいろんな朝のパフォーマンスを観るのも良いですよと。4時頃起き出して、コンビニへ。ヨーグルトを食べて朝食にします。Pに移動し横になります。ハーバーPが6:30開門に変更されたのでそろそろかな?と6:03にハーバーに移動すると、Pの入口がオープンになっており入場。職員さんが掛けてきて、「ハーバー関係の方ですか?」「はい」。レース艇搬出トラック使用部分を説明して下さり、そこではないKobさんのキャンピングカー横に移動しました。
まだ暗いのでまた横になります。布団のある生活は快適です。Kobさんのようにキャンピングカーで夏は奥様と北海道周遊するなんて優雅な生活は無理ですが、宿を心配せず気楽に移動できるのは最高。選手が乗ってるのであろう車の入ってくる音がし出し明るくなってきたので起き出します。朝から上天気です。
トイレ・歯磨きなど朝のお勤めを終え、着替えてハーバー桟橋へ。観覧船のエンジンは一発始動。今日も頼みますよ。レース艇バースに移動します。見知った顔とあれやこれや話します。KDさんは両クラス出場に復活して2年目、順調に強くなっています。当方同様、水域王者KGを脅かす存在に戻りつつあります。当方もD社と互角に戦える存在になりたいものです。
朝のレース前ブリーフィング。僕が最初に指名され、初日の朝話した「キャプテンがプライズギブンズでトロフィーを持って笑っている姿が見えるか?最終日、これを実現させよう。マネさんの数々の面白い企画を僕も楽しんでいること、ここには来れていないけど、君らの後ろにはそれらを見て楽しんでいるOB・OG・親御さんなど数百人の応援してくれる方々がいる。僕が2回生で470クルーとして初めてインカレに出場し出艇した時、陸からの応援で胸が熱くなり涙が溢れたことを思い出します。4回生にとって最後のヨット部生活の日です。これまで通り、思いっきり応援してやって欲しい。選手にすごい力になるよ」と話しました。朝の投稿が効いたのか、親御さんが数人来られています。声をかけると、「来ちゃいました」。KOはまた応援団員が暑そうな学ランをきちんと着込んで、「Are you ready?」ってやっています。部員の輪の周りを囲むOB・OGさんも一緒に校歌を歌い、全部員でハイタッチをしています。「これいいな」と思いました。昨年のインカレで、KG観覧船のドライバーをしていた時乗ってくれた選手の親御さんと話をしました。広島大ヨット部OBの方なので、今大会は広大OBとして来られているようです。広大にはOP上がりの大型新人女子がおられ、スナイプ級でシングルフィニッシュを連発し、最終レースを終えてスナイプ級個人成績2位を取りました。僕も元OPパパなので、彼女とお母さんを紹介してもらい、あれこれ話しました。
当方バースに戻ると、Koyさんが声を掛けてくれました。観覧船手配に動いて下さったありがたい方です。久しぶりなのに、すぐに顔を思い出し、あまり変わっておられず若々しいです。あれやこれや話しました。
予定時刻に少し遅れD旗が上がりレース艇が出艇して行きます。親御さん方を誘って当方レース艇にくっついてスロープへ。次々に出艇して行き、それを陸にいる下級生たちが応援してくれます。僕の2回生の初インカレが思い出される。「フレーフレー・・・」、僕の名前を大きな声で唱えてくれて、全員で唱和。自然に涙が溢れてきました。「よし、やってやるぞ」。このレースでベストペア賞に輝きました。チームは470級3位・スナイプ級4位、参考ながら総合優勝出来ました。学生スポーツが大好きです。
親御さんたちと桟橋に向かい観覧船出艇。1回生Odoさんも慣れてきました。30分掛けて遠くのレース海面まで、自己紹介タイムから始まり、あれやこれやほとんど僕が主導しておしゃべりタイム。ちょっとでもヨットに縁がなかった親御さんに親しんでもらいたい。このクラブ選手OGで選手の母親でもあるNukさんの存在が良いサポートになって良い感じ。Ishキャプテン母・470リーダーOza父母・スナイプNak父母・スナイプリーダーKan父母・470エースNuk母・1回生Odoさんと私が乗りました。
前日同様長い風待ちの後、北から5ノットほどの海風が入ってきてスタートシークエンスに入ります。1回のゼネラルリコールを経てブラック・フラッグ規制になり470スタート。アウター付近にいましたが、下1狙いの2艇がデンジャラスラインを割りリラウンド。下1のKG艇が再び下1狙いでタックしスターボ。どう見ても無理。470でトップにいるのだしスピードがあるのだから、そこまでリスクを取らなくても・・・。あ〜やっぱり出られず再びリラウンド。ポートでスターボ艇を避けながらスタートして行きました。地区予選でこれでも通用するでしょうが、全日本という高いレベルの大会では厳しいでしょう。これを見て、母校KGの470優勝はないなと予想しました。
当方470リーダーOzaくんは良いスタートを切っていました。上マークに近づき、TracTracを見ていたOzaくんのお父さんが状況を伝えてくれます。息子くんが良さそうで、お母さんも興奮して手を合わせています。1上マーク回航。トップKD、2位Oza・・・途中経過では、Nukさんと2艇がシングルで走っていましたが、Nukさんは20位ぐらいです。3艇目2回生Uenくんが60番代に沈んでいます。トータルで100点を少し割る程度なのでピンチです。
スナイプのスタートは、誰か分からなかったけど、当方の1艇が明らかに2線スタートを切っており、これはやばい。1上の当方は、トップのRyoでさえ20番代でやばいやばい。3艇トータルで130点ぐらいになり、現在7位から6位入賞が遠のき、10位ぐらいまで落ちそう。
ハラハラドキドキ、TracTrac情報・当方コーチボートからのLINE情報で観覧船内は大興奮です。470当方は、8・20・54位=82点でフィニッシュ。現在5位なので上がるのは無理です。でも6位をキープ出来そうと予想したら、陸上PC部隊からのLINE情報が入り、5位キープ出来そうとのこと。横文字が1つもないパフォーマンスが素晴らしかったです。近年、スナイプ級の後塵を拝していた470チームとしては上々で、近年では何十年ぶりの好成績のはずです。
KGは、2・18・42位=62点でフィニッシュし、3・6・10=19点でフィニッシュしたWに逆転されてしまいました。W>KG>D社>KO>当方の順番でした。スナイプ当方は、25・40・56=121点でフィニッシュし10位。W>D社>日大>KG>KO>関大>広島>立教>中央>当方で来年の予選枠が取れず、関東2・近畿北陸1・関西2・中部四国1となりました。来年のスナイプは3位以内に入れないと予選落ちです。470は、関東2・近畿北陸2・関西1・九州1になりました。470の当方地区は今年同様4位まで全日本インカレに進めます。金北でのライバルRitsは両クラス当方の後塵を拝しており、近年は当方のパフォーマンスが翌年の地区予選枠が決定しています。
総合成績は、W357>D462>KG477>KO571>日大573>当方700>Rits713>中央739>大阪758>関大824>福岡911>広島931>法政931>明海1013>九州1044>東北1088>北海道1216>愛媛1272>鹿屋1362。日大に抜かれてしまいましたが、6位入賞出来ました。主将のクロージングセレモニーはトロフィーじゃなく表彰状だけど実現できました。
ハーバーバックします。当方は遅いので、エンジンボートやレース艇を曳航するインフレータブルボートに抜かれ、引波に翻弄されながら帰ります。船酔いが心配で乗るかどうか思案していたKanくんのお父さんも元気です。桟橋に戻り後片付け。全員で記念写真を取り、ハーバー事務所にデッキブラシを借りに行くついでに僕は親御さん用カッパなど重い荷物を車に戻します。船に戻ると、オーナーShiさんが来られており、ブラッシングして綺麗になった船をお返ししました。ありがとうございました。
当方レース艇バースに戻ると、前日に増して若手OB・OGや来ていました。彼らに声をかけ、監督に帰ることを伝え、最後にIshiキャプテンへ。お母さんとNukさんと話していました。最後のブリーフィング・閉会式・大交代を見ずに先に帰ることを伝えます。
大阪大バースに行くと、ブリーフィング中でした。3日一緒に夕食をしたYam監督・HatOB会長など重鎮がいました。15:34ハーバーP500円を出て、大阪大GM・Kubさんと車に乗り込みます。福岡高速〜九州自動車道を経て、新門司フェリー埠頭へ。すぐにチケット購入。予約お支払済みなので簡単です。車に戻ると横に並んでいるキャンピングカーに見覚えが・・・Koboさんの車でした。しばらく、Kobo車に紹介したKubと一緒にお邪魔
し世間話。阪九フェリー18:40発フェリーに乗り込み、風呂に入ります。風呂で、「コーチ」と声を掛けられました。OosとZyo、応援に来てくれた2人のOBでした。Kitさん・Wakさん2人のOGを加えた4人で車に乗ってやってきたそうです。Wakちゃんの祖父母の家が無人になっており、そこに泊まって応援に来てくれました。応援に来たのは最終日だけでしたが、4日間九州に来ており、阿蘇など観光していたそうです。この風呂場で大失敗。脱衣場からでた所で外したメガネが顔にないことに気づき脱衣場に戻ったのですが、使った脱衣ボックスは次の方が使われ既に浴場の方へ。仕方ないのでその方が出てくるまで待ちました。結局脱衣ボックスにはなく、床を探すと椅子の下に落ちていました。
レストランに急ぎましたが既に長蛇の列になっており、「コーヒー牛乳180円+ライス200円+刺身550円+小鉢320円=1250円」購入。Kobさん・Koboさんと3人でして、プロ野球日本シリーズの途中経過3回裏0-0の話なのでして、スタンダード和室に戻り、21時前に就寝しました。風呂に入っていると、「コーチ」と声を掛けられました。OosとZyo、応援に来てくれた2人のOBでした。Kitさん・Wakさん2人のOGを加えた4人で車に乗ってやってきたそうです。Wakちゃんの祖父母の家が無人になっており、そこに泊まって応援に来てくれました。応援に来たのは最終日だけでしたが、4日間九州に来ており、阿蘇など観光していたそうです。


2023/11/4
4時に目を覚まし、4:26「セブンイレブン福岡小戸4丁目店」で、「サントリー天然水スッキリ果実600ml139円+プレミアム洋果実ミックス428円+プレミアムチョコチップクッキー158円+プレミアムプレーンヨーグルト400g168円+味付け海苔海老マユネーズ155円+明治ブルガリアYGブルーベリー143円=1205円」購入。ハーバー近くで再び寝て、5:14ハーバーPへ。
朝のお勤めを終え着替えてハーバーへ。観覧船始業点検はバッチリでした。バースに向かい部員とあれこれ話しました。レース後半の土曜日、この日と明日はOB・OGに加え、部員の親御さんも多く応援に来られるでしょう。華やいできそう。当方の部員の親御さんもやってこられました。ブリーフィング後、スキッパーズミーティング。後ろで聞いていると、軽風レースなのでコーチボートと観覧船の引波が影響すると選手から指摘があったようで、レース委員会から「観覧船のレース中のレース艇と追いかける移動を禁止」が言い渡されました。選手から、まだ3つしかレース出来ていないので、「5ノット以下ではスタートしない」となっているのを4ノットに下げられないかと提案がありました。すると、別の選手から「5ノットで良いでしょう」と反対意見が出ました。レース委員会は、出来るだけレースすべく配慮するとの玉虫色の回答でした。少し下げた風速でレースしそうです。
バースに戻ると、KOの応援が聞こえてきて見に行きました。学ラン姿にワックス頭の応援団が2人、部員の輪の中でパフォーマンスしています。OB・OGや親がそれを大きく巻いてスマホでビデオを撮っています。応援団の交通費や宿泊費はヨット部が出しているのかな?他でも、円陣の声や喚声が聞こえてきました。インカレはこうでなくちゃ。
KD・Tan総監督が声を掛けてくれました。「Uraさんが来られています。94才でお元気です」。すぐに挨拶に行きます。次男がジュニアヨット時代のOP協会理事で重鎮。僕が理事になった時も現役理事で、色々お世話になりました。ネームカードを渡して名乗ると、「大阪の方ですよね、覚えていますよ」とお元気です。今でも車を運転するそうで脅威の若さです。KOのOBで元ドラゴン乗り。前回1964年の東京オリンピックのオリンピック選手です。KOの応援に来られていた法科大学院Kat教授・OB会Shin会長・Kur監督と名刺交換しました。監督さんは30代かな?まだお若い。KOは、スポーツ推薦入学制度を使わず強さを保っています。OPからヨットを始めた金の卵ジュニア選手が、ヨット部がある学校なのでKO中等部を受験し、うちの次男のように中学卒業まではOPヨットでレースをし、高校ヨット部からヨットを始める子を加えて大学ヨット部入学時に、内部進学者に経験者が一定数います。かつて、僕の母校も高校ヨット部があり、大学ヨット部にはヨット経験者が内部進学者に毎学年いました。僕自信も高等部ヨット部でヨットを始め大学でもヨット部に入りました。
陸上で風待ちした後、D旗が揚がりレース艇出艇。親御さんと一緒に観覧船に向かい、桟橋を離れます。Nukさんお母さん・Ozaさんご夫婦・Suzくん母&兄・OB会長Minさん・1回生Odoさん・私で乗りました。前2日間と同じ様に長い風待ちになりました。スナイプリーダーKanさんお母さんがハーバーに着いたようで、一旦ハーバーバックしお母さんを乗せて再びレース海面へ。Suzくんお兄さんは筑波大卒だそうです。結局、風が入らずノーレースで1日を終えました。ハーバーバック。レースは出来ませんでしたが、親御さんといろんな話が出来、それなりに楽しんで頂けました。レースが出来ない弱い風でしたが、ジブセイルをアップしセイリングも楽しんで頂けました。夏のファミリーデイに来られた親御さんが半数以上いて、家族へのこのようなイベントは確実にヨット部に寄与しているようです。
ハーバーバックして、当方バースに戻ります。ブリーフィングをして解散。5:14〜17:36ヨットハーバーP500円。「ふくの湯早良店」に向かい風呂でさっぱり&リラックスし、ざる蕎麦夕食でお腹を満たしました。TVでプロ野球日本シリーズをやっていました。19:29、「セブンイレブン福岡下山門通り店」で、「サントリー天然水スッキリ果実600ml139円+竹下ブラックモンブラン120円=279円」購入。ハーバー近くのPに入れて就寝。


2023/11/03
3:47、「タイムズ24下山門」一晩400円でした。4:04、「セブンイレブン福岡下山門通り店」で、「キリッと果実パイン&リンゴ600ml139円+プレミアムヨーグルト400g168+円国産小麦の生どら焼き250円+明治ブルガリアYG白桃&黄桃185円+クリニカマイルドミント歯磨き30g91円=901円」購入。コンビニPでヨーグルト朝食にしました。
ハーバーPに入ろうとしましたが、まだ開いていませんでした。仕方なく近くの別の場所で再び夢の中。7:01ハーバーPに入れ、朝のお勤めをし着替えてハーバーへ。観覧船の始業点検をして、当方のバースへ。この日は、Nukさんご夫婦が乗られます。他校が掲げているような部旗が欲しくなり、持ってきているだろう部旗をマネさんに所望しました。マネリーダーHatくんが手配してくれました。大阪大ヨット部GM・Kubさんに挨拶すると、関西学連事務局長・Yosさんを紹介されました。大阪経済大ヨット部卒ということで、現在ヨット部は活動していません。他の廃部になったヨット部OBと話す機会があると、母校ヨット部がなくなって応援する対象がなくなり寂しそうな言葉を聞きます。僕の母校KGヨット部が今でも顕在で僕は幸せです。
長い風待ちの後、D旗が揚がり、レース艇が出艇して行きました。観覧艇に向かいます。OBのNiwさんが飛び入りで乗ることになりました。僕のドライブで桟橋から離れ、レース海面に向かうまでの間に、白旗と部旗をスピンハリヤードを使ってマストの上に掲げます。長い風待ちの後、13:53、470第3レ−ススタート。だんだん風が落ち、ノーレースになりそうでしたが、少し風が出てきてフィニッシュできました。5・13・40位でフィニッシュし58点。またこのレースだけでは3位の成績で、再び5位浮上。このレースで23艇がタイムリミットに引っかかり、九州大学など3艇ともタイムリミットになった学校もあり、入賞圏から大きく離れてしまいました。スナイプは、4マークでコース短縮フィニッシュになりました。当方は、5・23・27位=55点と更に好成績を残しました。このレースだけでは3位です。このレースのヒーローは、2回生スキッパーKatくんで、第1マーク11位から5位まで順位を上げました。下位から順位を上げるのはまだ容易ですが、トップ10の中で順位を上げるのは難関です。将来有望です。
5年前、スナイプチームが早稲田に続き準優勝して卒業していった2人の4回生を思い出します。彼らが2回生のインカレ予選の時、4回生の経験者が調子を落とし走らなくなり、4番艇のKosくんにスターターのチャンスが回ってきましたが肩の脱臼で出られません。5番艇のNakくんがスターターで出て、ずっとトップ10フィニッシュを続けインカレ本戦への切符を手にしました。まだヨットを始めて1年半、衝撃のデビューでした。このKosとNakはライバル関係で技術を上げ、4回生になり、インカレ本戦で2回のトップフィニッシュをして、トップ早稲田に急迫しました。その遺産もあり、翌年のインカレで37年ぶりの全国制覇を成し遂げました。15:15にレース終了し、次のスタートが出来そうではありましたが結局この日のレース終了。
ハーバーバックし、バースに戻り、この日のヒーローに握手を求め、ブリーフィングで彼と彼のペアをべた褒めしました。ラッキーボーイです。苦戦しているスナイプ級の救世主になるかもしれません。「運も実力の内」という言葉がありますが、僕はこの「運」の重要視する方です。松下幸之助が、新入社員面接に際する時は、「君は運が強いか?」という質問をするだけだったそうです。「運」の強い人間を採用したそうです。東郷平八郎の逸話もそうです。日清戦争で艦長として活躍し、艦隊司令長官となったが、年齢もあり閑職を過ごしていた。日露戦争開戦前、海軍大臣山本権兵衛は、連合艦隊司令長官に辞任を迫り、既にピークを過ぎていた東郷平八郎を連合艦隊司令長官に抜擢した。明治天皇からその理由を問われ、「彼は運の良い男ですから」と答えた。
この日の夕食は、また大阪大学ヨット部監督・GM・OB会会長・OBMatくんと食べることになっています。7:01〜17:40ヨットハーバーP500円。4人を車に乗せ、18:19天神へ。「元祖もつ鍋・楽天地・天神本店」に入ります。長い行列が出来ているお店で人気店のようです。予約を入れていたようでラッキー。美味しいモツ鍋でした。ここで解散し、車に戻ります。
18:19〜20:41パーキング天神1800円。この日も、「ふくの湯早良店」に向かいます。ハーバーPは開いておらず、近くに駐めて夢の中に落ちました。


2023/11/02
4時前に目覚めました。4:24、「セブンイレブン福岡県小戸4丁目店」で、「プレミアムヨーグルト400g168円+カロリーメイトブロックフルーツ4本220円+キリッと果実パイン&リンゴ600ml139円+手巻きツナマヨネーズ140円+明治ブルガリアYGブルーベリー149円+ダイソーペール用ごみ袋30L100円=991円」購入。店舗Pでヨーグルト朝食を食べました。5:02、「エネジェットセルフ姪浜SS」で給油。「20.61L×155円=3515円」。
ここの周辺は、国宝「金印」が発見された志賀島が沖にあり、鎌倉時代は元寇の大軍を御家人が跳ね返した石垣土塁が遺っていたり、歴史遺産の豊富な場所です。壱岐神社に行ってみました。
『壱岐神社(いきじんじゃ) 壱岐神社は、壱岐直真根子(いきのあたいまねこ)をまつっています。「日本書紀」によれば、武内宿禰(大和朝廷の初期に活躍したという伝承上の人物で大臣などをつとめる)は、都を留守にしている間に反乱の罪を着せられました。壱岐直真根子は、武内宿禰を助けるため、身代わりとなって亡くなりました。やがて無実であることがわかりましたが、壱岐直真根子が自分の命を犠牲にしてまで武内宿禰につくしたことから、ここに祭神としてまつられました。 生の松原の地名は、神功皇后が松の枝を逆さにさして戦勝を祈ったところ、松の枝が根つき、生き返ったという逆松の伝説にちなんで名付けられたと言われています。 7月28日夏祭り 9月1日八朔(はっさく)祭り 10月15日秋祭り 平成12年3月』
博多湾の「生の松原」海岸を覆う松林の中にありました。神功皇后が三韓征伐の戦勝祈願が起源の松並木だからか、海岸線から広い範囲で松林が残っていました。海岸に向かって参道が続き、地域の人々のこの神社への信仰が松林を護ったのだな〜と思いました。朝5時なのに、それほど大きくないが本殿には明かりが灯り、地域の篤い信仰が伺えました。
6:18にハーバーPへ。まだ早いので車内に寝転がります。7時前になると続々と選手たちがPに入ってきます。着替えて、朝のお勤めをしてハーバーへ。まずは、観覧船に行きエンジン始動などチェック。レース艇バースへ。Namさんなど、ヨットウェブマガジン供給してくれている方々が既にいます。Namさんと少々お話ししました。観覧船に1回生部員Odoさんが一緒に乗ってくれます。Odoさんは夜行バスで7時に博多に着いて、そこから電車とバスでやってきます。8時に間に合う予定でしたが、高速道路渋滞により30分ほど遅れるようです。当方部員が続々と集まりブリーフィング。まず僕が指名され、昨年同様、部員全員に目を瞑ってもらい、最終日のプライズギブンズセレモニーを想像してもらいました。「470リーダーはそこにいるか?スナイプリーダーは?キャ
プテンがトロフィーを掲げて笑っている姿があるかな?それを実現させるために全員で4回生最後のレースに全力で臨もう」と話しました。バースの隣がKGでもう一方の隣が関大でした。両クラブの監督や総監督・コーチが来ており、いろいろ話しました。
Odoさんが遅れて到着。ハーバー事務所で出艇・帰着申告のやり方を教え、船に行って一連の動きを打ち合わせしました。1回生部員3人に手伝ってもらい、朝霧で濡れていたデッキを拭いたり、観覧船識別の白旗をサイドインナーステイに掲げてもらいました。この日観覧船に乗るNukさんのお父さんが、更に遅れてやってきました。高速バス乗車中から連絡いただいていたので、2人は同じバスに乗っていると思っていましたが、そうではありませんでした。D旗が上がり、レース艇が次々に出艇して行きました。
もう一人観覧船に乗る方がいます。スポンサーになってくれている会社の当方担当の方です。お若い男性と女性が来られました。人材紹介をメインに、まだ40代の社長さんがやりたいことが山のようにあるので次々に分野を広げているようです。少し年上の男性の方は、全担当者で女性の方は今年から担当になった方です。28才で今年東京海上火災から転職されたそうです。老舗企業「東京海上」からの転職するというのは将来有望な会社でしょう。未上場なので、大化けする急成長企業ですね。この女性は、うちの長男と同じ大学出身でした。男性は仕事があるので、この女性だけが乗ります。スポンサーなので上げ膳据え膳でいかないと。4人で観覧船に乗って桟橋を離れます。
レース艇にかなり遅れてハーバーを出発しましたが、レースはまだ始まっていませんでした。風が弱いです。博多湾は、当方のホーム・琵琶湖と違い風のある海面です。僕が3回生の時のインカレでも良い風が入り、レースは予定されていた全レースが成立した。ところが今年のレース期間の天気予報は上天気で高気圧に入ったままで、4日間のレース期間中、ずっと微軽風です。予報通り、この日も微軽風のようです。
1週間前の土日に行われた全日本出場校の殆どが参加した「城ヶ島カップ」では、10〜13ノット(5〜7m/s)の4レースで成立しました。個人成績ですが、470級はW>D>D>W>KO>W>N>N>KG>日本経済がトップ10です。早稲田・同志社・慶応・日大・関学の優位が鮮明です。スナイプ級はD>KG>W>当方>D>KO>KO>W>KG>KO>W>D>東大がトップ14。こちらも、470同様5強優位です。
クラス別3艇合計は、470がW>D>KO>N>KG>日本経済>中央>明治>明海>当方。スナイプが、D>W>KO>KG>当方>N>東大>九州>関大>明海。当方は、470が10位、スナイプが5位で、総合がW>D>KO>N>KG>当方。当方は、この成績をベースにどれだけ上積み出来るかです。微軽風の琵琶湖がベースの当方にとっては、風が弱い方が有利かもしれません。
12:15、WNW6ノットで470がスタート。当方は幸先よく、4・14・20でフィニッシュしトータル38点。72艇出場するインカレ団体戦では、1艇15位平均3艇トータル45点を続ければ優勝争い出来ます。その倍90点平均で6位入賞ラインです。100点なら10位。1位D26点・2位W32点に続き3位でした。対してスナイプは、12・49・66位フィニッシュで127点・14位、大きく出遅れました。
470第2レースは、NW7ノットで14:48スタート。32・38・51位フィニッシュで121点。3桁得点を叩いてしまい7位に後退しちゃいました。スナイプは、2番艇が最初のレースで66位フィニッシュしてしまったので選手交代しました。2回生Katくんがスキッパーとしてインカレデビューです。19・29・49位フィニッシュで97点。3桁にはならなかったが12位に少しアップ。レース終了が15:56だったので、帆走指示書で決められた15:30を過ぎてのスタートがないので次のレースはなくハーバーバックしました。
スポンサーさんは、初めて見たヨットレースを楽しく見ておられました。風が弱いので波も小さく、小さな船に乗るには良いコンディションでした。ハーバー桟橋に戻ると、オーナーShiさんが桟橋で迎えてくれました。GPSにスピード表示しなくなったので海上から質問していました。GPSディスプレイに指を当てスライドしたら復活しました。なんだ、スマホみたい・・・。
当方バースに戻り、部員と話しました。2回生未経験者で最初にインカレデビューしたKatくんに話しかけます。「インカレデビューはどうだった?」「平気でしたが、オレンジフラッグが上がったらドキドキしました」。クルーが女子だけど4回生なので、落ち着かせてくれたのでしょう。このクルーは、2020年コロナ禍初年度に入学し、2回生になってから入部した経験の少ない子ですが、運動神経抜群でセンスが有り落ち着いた性格なので一緒にいるだけで落ち着かせる子です。海上で風待ちをしている時、大阪大GM・Kubさんから電話が入りました。「今日の夕食どうするの?」「特に予定はありません」「じゃあ、魚食べに行かない?」「いいですよ」「他に行く人いませんか?」「Nukさんのお父さんが乗ってるけど」「じゃあ、誘って」。という会話があり、僕の車でお店まで行くことになりました。
6:18〜18:00、ヨットハーバーP500円。姪浜駅近くの魚料理のお店「御園」に行きました。Kubさんが会社員時代、福岡に1年半勤務され、当時よく来たお店だそうです。大阪大監督Yamさん・GMKubさん・Nukさん・私の4人で、Nukさんは当方3回生エース選手の父親ですが、大阪大ヨット部OBでもあります。4人で16000円で、お酒を飲まない私は3000円でした。リーズナブルで美味しいお店でした。メニューがなく、水槽で泳いでいる魚を指差し、「お造り」とか「焼いて」とか料理法を伝えるとササッと作ってくれるお店でした。駅まで3人を送り、「ふくの湯早良店」で風呂へ。風呂上がりに21:45コーラを飲んで休憩しました。22:52「タイムズ24下山門」に車を入れ、布団を敷いて就寝。


20231101
フェリーは、定刻に新門司到着。1回生4人を乗せ下車し、7:30「セブンイレブン新門司北1丁目店」で、「味付け海苔マヨネーズ155円+サントリー天然水スキット果実600ml139円=317円」購入。九州高速〜福岡都市高速を経て、福岡市街地へ。大都会で交通量が多く圧倒されます。駅で観光に行く部員を降ろし、再び都市高速に乗って、9:33小戸ヨットハーバーへ。
観覧船オーナーShiさんに電話しました。当方バースで部員と挨拶。観覧船の船検証のことで電話してきたMinくんに、船のことを聞き、桟橋で船を確認しました。ティラー艇で、トランサムが絞られておらずコクピットの居住性は良さそう。オーナーさんと船で落ち合い、船に乗ってあれこれレクチャーを聞きます。事前相談で決めていたレンタルのお礼金を渡しました。そしたら、「こんなに要らないよ」と少し返していただきました。破格のお礼で助かりました。親御さんから多少援助を頂くことにしていますが、赤が出るのはわかっています。学生のクラブにはお金がないので、僕が被ることにしていたけど、マイナス額が軽減されそうです。「出ますか?」「はい」。オーナードライブで桟橋から離れ、レース海面まで。片道30分もかかり遠い。3回生の時のインカレもここでしたが、目の前に見える能古島とハーバーの間の海面だったので、様変わりの遠さです。その後の次男とのここでのOPレースでもずっと能古島手前海面だったので、今回の海面でのレース経験がありません。どんな風が入るのかな?
11月から入った海苔網により、能古島手前でレースが出来なくなりました。その位置や水深80cmの浅瀬の位置、岬から先の海面の水深などいろいろ教えてもらいました。レース海面ではレースをしているグループと練習している数グループがいました。東に能古島・北東の金印「漢韓野菜の輪の国王」が出土した志賀島。北が日本海のオープンウォーターですが、北西に島があり、南は九州本島から突き出た半島。江ノ島のような大きな波が入ってこなさそうなので、当方にはラッキーでした。
ハーバーバックは僕が運転しました。上手に桟橋に着けることが出来、オーナーさんの安心に繋がったかもしれません。というのも、事前連絡中に「私は乗らなくていいでしょ、お任せします」と僕を信用してくれました。こうなると、責任持ってドライブし、綺麗にお返ししなければなりません。
16:30、開会式。17:12ヨットハーバーP500円。17:33「セブンイレブン福岡姪浜駅南2丁目店」で、「大盛り明太マヨのスパゲティー496円」購入し車内で夕食にしました。「ふくの湯早良店・780円」で風呂に入りサッパリしました。食事も食べれて、明日からはここで夕食にしましょう。元寇防塁跡近くで、2・3列目シートを倒しフラットにして布団を敷き車中泊しました。



逆説の10カ条 ケント・M・キース 『それでもなお、人を愛しなさい』早川書房 より引用&モディファイ こんな風に生きたいな・・・
1.  人は不合理、わからず屋で、わがままだ。それでも、愛そうじゃないか。
2.  何か良いことをすれば、自分のためにやったんだと、人はあなたを批判する。それでも、良いことをしようじゃないか。
3.  もしあなたが成功すれば、偽者(にせもの)の友人そして本物の敵が現れる。それでも、成功しようじゃないか。
4.  今日、行った良いことは、明日には忘れられる。それでも、良いことをしようじゃないか。
5.  誠実で、そして正直であれば、あなたは傷つくかも知れない。それでも誠実で、そして正直であろうじゃないか。
6.  大きな理念を抱く大きな人は、小さな心を持つ小さな人に撃ち落される。それでも大きな理念を抱こうじゃないか。
7.  人は弱者に同情するが、結局、強者になびいていく。それでも、少数の弱者のために、戦おうじゃないか。
8.  何年もかかって築き上げたものは、一夜にして崩れ去るかも知れない。それでも、築こうじゃないか。
9.  助けを必要としている人を、本当に助けたら、あなたは攻撃されるかも知れない。それでも、助けようじゃないか。
10.  持っている最高のものを、世の中に与えたら、自分は酷い仕打ちを受けるかも知れない。それでも自分の最高のものを、世の中に与えようじゃないか。

子供が育つ魔法のことば ドロシー・ロー・ノルト
子は親の鏡

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信をもつようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

Full sail
2006年3月、大学ヨット部を卒業する次男から素晴らしいプレゼントをもらいました。それは、卒業記念誌Full sailに数十ページに渡って書かれた次男の思い出の、プロローグとエピローグに書かれていた言葉です。

1.今、一番言いたいこと
私は最高にラッキーな人間だと思う。父親のおかげで幼い頃からヨットができ、これまた教育熱心な両親のおかげでK大学に入ることができた。この2つが実を結んだ結果として、「K大ヨット部主将」になれた。しかも「第70代」という大きなおまけまでついてきた。
本当に幸せな奴だと自分でも思う。

「環境が人間を作る」とはよく言ったもので、今の自分はまさにこの「K大ヨット部主将」という環境が作ってくれた。自分の考えに過ちがあることを初めて知った。自分の非を認めることを初めてした。初めて、人に本気で教えた。本気で伝えたいと思った。他人の気持ちを理解しようとした。組織を動かすということはこんなにも難しいものか、と初めてわかった。すべてが自分の思い通りになるわけではなかった。自分だけではどうにもならないものの存在を初めて知った。その結果、人生で初めて頼れる仲間・頼るべき仲間ができた。その仲間たちは和気藹々と楽しくやっていて、しかしその真ん中には「全日本インカレ」という共通の目標が芯としてしっかり通っていた。そんな仲間ができた。素晴らしい4年間であった。
この経験は、K大ヨット部があったからこそできたこと。、ヨット部を作り、現在まで熟成させてきた、歴代のヨット部員の方々。そのヨット部をずっと支えてきたOB会の方々。ともに戦ってくれた先輩・同輩・後輩たち。私をここまで育ててくれた両親。この場を借りて感謝の意を表したい。ありがとう。

中略

最後に両親へ。
最後のインカレ予選を見に行っていいかと聞かれたとき、断ってしまったことを今でも悔やんでいます。最終日を前にして、もはや負けることは分かっていたので、最終日だけでもきてもらおうと思いましたが、「今呼んだら、自分の中で負けを覚悟したことになる」という思いから、素直になれませんでした。本当に悔やんでいます。息子の最後の雄姿を見て欲しかったです。今の自分は紛れもなくあなたたちのおかげで成り立っています。今後はどのような夢を追いかけるかわかりませんが、温かく見守って欲しいです。

日記の始まり
ウェブマスター神谷良成のヨット日記です。私はこのような経歴で育ちました。関西学院中学部でサッカー部に入りましたが虫垂炎で辞め帰宅部をしていました。高等部進学で今からでも一流になれるあまり人のしていないスポーツをしようと、馬術部とヨット部に絞りました。まずヨット部に行くとそこには、伊丹のキリスト教会で一緒だった先輩が3人もおられました。特に門脇さんとは小学校・中学校サッカー部も一緒で、馬術部部室に行く機会さえなく入部しました。門脇先輩とは大学ヨット部でコンビを組ませていただき、ヨットレースを教えてもらいました。温和な性格・ヨット理論・スピードアップのコツなど最も影響の受けた先輩です。
高校ヨット部入部当時、ヨットが速くなるためには毎日『ヨットノート』をつけることと、速い人の本を読むことが大事だと聞き、ヨットの神様ポール・エルブストロームの本を買いました。初めに「スポーツマンにたばこはいけない。肺活量が落ちる」と健康な体のことが書いてありました。そこでタバコは一生吸わないことに決めました。
ヨットノートは練習やレースでヨットに乗るたびに、アドバイスを受けたことや感じたことを書きました。たった1冊のノートから始まりましたが、大学4年でモスクワオリンピック強化選手に選ばれるまでになれた元になりました。その後次男が小学生でヨットを始めることになって再びレーシングの世界に戻り、コーチ・親の立場からヨットノートをつけ始めました。次男の海外遠征を機会に兵庫県セーリング連盟ジュニアヨットクラブのホームページを立ち上げ、その選手達のがんばりのおかげで、ジュニアヨット団体の日本OP協会の理事になりました。広報委員長を拝命し『Optiわくわく通信』(バックナンバー)を週に2本のペースで1年間会員さん中心に発信しました。別府ジュニアの『あらっヨット』(お母さんから見た子供のヨット日記)に刺激され、ウェブ日記を書くことにしました。
もう30年以上ヨットの世界を楽しんでいます。現在出身の関西学院ヨット部のウェブマスターもしています。

ジュニアヨットに対する基本的考え『学業とヨット』
inserted by FC2 system