ウェブマスター日記 2013/5-6

Diary 兵庫県セーリング連盟ジュニアヨットクラブ 関西学院ヨット部 エルシノア
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2013/6/24
昨日は仕事で大阪に出ました。久しぶりの都会は人が多くて、どうも居心地がよくありませんでした。朝7:30に家内と一緒に家を出て、タンデムで最寄りJR駅へ。駐輪場で200円支払って電車に乗り込みました。僕は大阪で下車に、家内は両親他先祖が分骨されてる京都の永観堂に向かいました。
僕の目的地は心斎橋です。早めに着いたので、久しぶりの心斎橋筋商店街です。朝なので人通りもほとんどありませんでしたが、中国の若者観光客さんと数組行き違いました。多いんだなあ。それとスタイルが更に良くなってる日本女子さんが、素敵な夏向けファッションで闊歩されておられるので、気分が朝からピンクになりました。
17時に仕事を終え、御堂筋沿い心斎橋にあるカルティエやルイ・ビトンショップを覗きながら地下鉄駅に下りました。ルイ・ビトンさんにはドアマンよろしく白手袋の男性店員さんおられ、品位を保っておられました。地下鉄・東梅田駅で下車したのですが、出口をミスって阪急三番街からJRにという遠回りを余儀無くされました。こちらの久しぶりの大阪阪急界隈で、田舎者よろしくキョロキョロしながらヨドバシカメラや新しく開業したショッピングビルを望みました。歩行者が以前より増えているみたい。
JRで最寄り駅まで帰り、17:50・家内と約束した映画館前に着きました。いつも家内の方が早いのですがいないので電話すると銀行まで行ってるとのことで、10分ほどしてやってきました。エスカレーターで上がってくる家内に手を振ると振り返して来ます。美人ですね。僕は幸せ者です。
18:30上映開始の「県庁おもてなし課」を鑑賞しました。家内のリクエストの映画でしたが、高知の美しい自然がスクリーンいっぱいに広がり、ナイスな映画でした。悪者をやっつけるドンパチはありませんが、悪役もおらず大好きな漫画「Drスランプ」同様気分よく、小さなニッコリ多数・少しお涙の二重丸映画でした。
「面白かったねえ」「うん、とっても」って、感想を語り合いながら駅に向かいます。横を、乳母車が追い抜いて行きました。お若いお父さんが、追いついてまたグイと押して自走させています。数歩遅れてお母さんが危なっかしそうにそれを見ながら早足気味で追い抜いて行きました。それを見ながら、長男一家とダブらせて家内との会話がまた盛り上がります。いいね。
駅の駐輪場からバイクを出し、タンデムで家に向かいます。夕食は外食にしました。数年前に開店し気になっていたラーメン屋さんに入りました。「飛魚ラーメン」と看板に書いてあります。席に着くと店員さんが「初めてですか?メニューを簡単に説明しますね」と教えてくれました。家内は「飛魚ラーメン・700円」、僕は「飛魚つけ麺・750円」を注文しました。初めての飛魚出汁が美味しく、初めてのつけ麺を賞味しました。
いつものように、家内の本日の行動を聞いてみます。方向音痴なので、これが毎回の楽しみです。永観堂へは、JR山科〜地下鉄蹴上経由で問題なく行けたそうです。何度も行ってるのでもう迷わなくなったようでつまらないです。お隣の南禅寺はイマイチな手入れだったそうですが、永観堂の庭はいつものように素晴らしく手入れされて、春紅葉の緑が濃く素敵だったそうです。ただ、墓地の手入れがイマイチなんですよね。
その後、JR山科に戻ると、「草津」という駅名に反応し、「草津温泉に行こう」という風になったそうです。ぐふふ、面白くなりそう。「でもね、草津で下りたのに、あんな有名な草津温泉がないのよ・・・」「うん、草津温泉は群馬県やで。こないだ僕がツーリングした草津志賀道路のあるとこで、浅間山の北の北軽井沢の更に北だよ」「なんだ〜、駅員さんに聞かなくて良かったわ。笑われちゃうとこだったわ。草津温泉って近いんだと思ったのに、やっぱり遠いのね」。小中と学年一番を通した才媛なのに、教科書の地理と実際の3次元世界が合いません。グハハ・・・。
「それでね、草津線というのがあったからこれに乗ったらいいのかなと思ったの。そしたら「貴生川」駅があったの。お父さんと自転車で行った駅だと思って下りたら、自転車の人がいて私らの真似してると思って嬉しかった〜。あの時と同じように、シガ鉄道に乗って「シガ」駅まで行ったらたくさんたぬきがいたよ」って、撮った写真を見せてくれました。「シガじゃなくて信楽なんだけどね。大冒険したやん」。
「凄いでしょ。その後柘植まで行ったよ。そこから向こうに行くと帰れなくなると思ったから、引き返してきたの。柘植で電車を乗り換えたら何処に行くの?」「大阪と名古屋を結ぶ関西線の駅だよ。大阪方面に乗ると、こないだバイクで行った笠置・木津経由で尼崎まで帰ってこれるよ」。
家内の方向音痴はほんまおもろいです。何も言わずにいると、目的地は北なのに、何の躊躇もなく自信を持って南に向かいます。可哀想なので声を出して笑いませんが、心の中でひとしきり笑って22時前に寝ました。ああ面白かった。

2013/6/17
家内は仕事の会合ですので、お一人遊びです。琵琶湖で近畿北陸夏季インカレの日です。参加してるツーリンググループのツーリング予定日。ソロツーリングで四国別子銅山周辺探索もいいな。いろいろ選択肢があった中、D社ヨット部同期に声を掛け、大阪湾クルージングに出かけることになりました。母校同期にも声を掛けましたが、あいにく皆さん忙しそうです。
10時、新西宮YH集合ですが、家内の出発に合わせ風呂に入り、7:30前に家を出ました。最寄り駅まで家内を送り、帰宅後近所に新しくオープンした喫茶店に行く約束をしてバイバイです。R171をドカンと西宮に走りました。8:02、セブン-イレブン・西宮マリーナパーク店で、昼食用におにぎり2個+麦茶1L=399円を購入してハーバー到着。
すぐに船に行き始業点検です。エンジン一発点火で快調です。ハッチを開け船内の空気の入れ替えしながらトイレの点検をしますが、何故かトイレへの給水が出来ません。またパイプが詰まったかな?船内からパイプ掃除出来るといいんだけどな。仕方ないので、シャワーホースから給水し流すスタイルで使用することにします。
センターハウスに戻り、朝の定期便をば・・・世紀の大発明・ウォシュレットを標準装備して欲しいぞ。まだ9時前で早すぎます。兵庫ジュニアで次男後輩だったY君が、「こんにちは」と声を掛けてくれました。IRCのレース日だそうです。「ショウジ君も来てましたよ」って教えてくれました。
9:30になりましたが未着なので、芝生の方などブラブラして10:45にD社同期H君に電話をしました。「着いてるよ」「じゃあすぐ行くわ」。母校同期でハーバー内の仕事場にいるはずのI君に電話します。センターハウス内マーメイド号前でH君&D社1期先輩Yさんに会います。あ〜だこ〜だ話していたら、Mさんが来ました。
Mさんのお父さんは母校ヨット部の大先輩で、現役時代お世話になりました。Mさんは僕の2期下で艇庫が隣だったK大ヨット部でした。インカレ470個人戦で優勝しています。その後兵庫ジュニアに息子さんを誘った関係もあり、腐れ縁が続いています。
Mさんと一緒にいた人達を含め、あ〜だこ〜だ話しているとH君の高校同級生が僕の1期上のK大ヨット部キャプテンNさんと同期M君だったことがわかり、一気に話の輪が広がりました。ふむ・・・「Mさんの船に僕ら3人も乗せてくれない?」「もちろんいいですよ。夕方帰着ですが時間は大丈夫ですか?」で、交渉成立です。彼の船はXヨット製のXC45ftで、いつか乗せてくれ〜と前々からお願いしてました。ラッキー。I君もやってきてH君と旧交を温めています。
僕の船に戻り、ハッチなどを締めて終業点検してMさんの船に向かいます。東京に出張するI君と桟橋で別れ桟橋を離れます。とても静かなエンジンです。バウスラスターも付いており、優雅に桟橋を離れます。ヤンマーのエンジンかと聞くとボルボのエンジンだそうで、静かすぎてエンジンが動いてるかどうかわからなくなっちゃう時があるそうです。
10:31、近畿インターハイ・レース海面横を通ります。母校も参加しています。セイルアップです。ブームファーラーメインで、電動でセイルが上がっていきます。ブームファーラーなので、フルバテン仕様になっており、マストファーラーのバテンなしのイマイチなメインセイルと大違いです。自然なリーチローチも入っており、メインファーラーはブームに限りますね。セイルはノースです。さすが、レース畑で実績を残しているXヨット社のボートです。レーサー出身のヨット乗りを満足させてくれます。
Mさんから、「ドライブしますか?」と声を掛けられ、もちろん二つ返事でステアリングを握ります。3m/sほどの弱い風ですが、ヘルムを感じることなくとても楽なドライビングです。SWの風向なので六甲アイランドに向けてポートクローズを走っていましたが、赤灯台を交わせそうな位置に来たのでタックします。「タックしますよ。頭に気をつけてください」と声を掛けますが、ブームが高いのでブームパンチを食らう心配もなしだね。元学連ヨット部員ばかりなので綺麗にタックし、スターボで沖を目指します。こういうメンバーと乗ると安心です。
赤灯台を交わした頃、天気予報通り5m/sほどに風速が上がり、7ノット弱の気持ちのいいスピードになりました。相変わらずヘルムを感じず、最新レース艇のニュートラルヘルムの技術を感じます。Mさんに許可を取り、H君にドライブを交代します。H君はこんな大きな船をドライブできるので、大喜びしています。
コクピットテーブルにお皿の滑り止めシートを敷いています。カー用品店で売ってるようで、ヒールしてもお皿が滑りません。Mさんの会社の女子社員さんが2名乗っています。うら若き女子が乗っていると、会話が華やぎますね。
12時になったので、昼食です。Mさんの会社のKさんと女子社員さんが用意したパンをみんなで食べます。僕らは自ら用意した物を食べるというと、「十分あるから食べて」と。Mさんは「足らなかった」というのがNGなようでいつも多めに用意するそうです。僕らも十分食べたのに余っちゃいました。Yさんもドライブし、最初はティラーとステアリングの違いから、逆操作することも有りましたが、すぐに慣れてました。Yさんも4回生の時インカレを総合優勝されました。
Yさんの後に女子社員さんがヘルムスを取ります。3回目と2回目だそうですが、無難にこなしています。IRCレースの上マーク回航を横目に見ながら快走します。同じタックの30フィート前後の小型艇をグングン抜いていきます。その後オートパイロットにステアリングを任せ、あ〜だこ〜だおしゃべりしていると、関空が近づいて来ました。前日の土曜日が雨だったからか、この時期にしては空気が澄み、明石海峡大橋も見えます。
6〜7ノットの快走でしたが、ビームの張りの復元力も影響してるでしょうが、100%ジブが気持ちいいです。127%や135%ジェノアだとヒールばかり大きくなり快適ではありません。最新レース艇は、ディンギーもクルーザーもみんな100%ジブだからね。そのことをMさんに聞くと、設計が100%ジブ用で下手なレース艇よりスピードが出て気持ちいいとのことです。
13:30、3時間の帆走で関空沖まで来ました。ピーチ他飛行機が着陸して行きます。ここでタックし、ジブをファーリングし、ジェネカーセイリングです。往路もそうでしたが、多少の風速の強弱はあっても風向がほぼ一定で、オートパイロットで人的操作要らずで楽ちんです。学連ヨット部に共通する話題を笑いながらの楽しい時間です。
15:01、赤灯台近くまで戻ってきた時に、六甲アイランドから出てきたコンテナ船と行き交いました。先週のドラゴンのレースで、後輩の新艇をコンテナで運んだということを聞いていたので、「この船はコンテナに入らないよね。どうして運んできたの?」とMさんに聞いてみました。数段積みのコンテナの最上段に、大型艇を運搬する船用コンテナを置いて、それに乗せて運んできたそうです。Xヨット社はドイツのメーカーだから、荒天の海を越えながらはるばるやってきたんだな。
Mさんドライブでセイルを収納し、桟橋に着岸します。Mさん達にお礼を言って退散です。D社さん達を連れて、僕の船・学連艇庫が並ぶディンギーヤード・ドラゴンレース艇を案内し、16:30に解散しました。
喫茶店デートに向けて一目散に帰宅しましたが、家内はまだです。歯医者さんに寄ると言ってたので、まだ少々時間がありそう。風呂に入り、御用達ワークマンを覗き帰宅すると帰っていました。麻酔が効いてるようで、2時間ほど唇のしびれが残るそうで、喫茶店はパスになりました。
その代わりと言って買ってきたケーキを食べながら、ドラマ「ハツカレ」のDVDを観ながら20時過ぎに寝てしまいました。楽しい1日でした。

2013/6/10
3人乗りヨットのポイントレースでした。後輩が新艇を購入しこのレースから投入するそうで、どんな走りをするのかちょっと楽しみです。
この日は家内もお休みなので、レース後の新艇お披露目バーバキューに誘いましたがちょっとしんどいということでNOでした。家内が観たいと映画「おもてなし課」も、20時半上映のしかなく終わるのが23時前です。これはわが家の生活スタイルとして遅すぎます。そこで毎年恒例のホタル観賞することにしました。
8時ハーバー着しようと7:30に家を出ました。R171の信号の巡りが良くて8前にハーバー着いてしまいました。R171イズミヤ前の例の場所で、ネズミ捕りをしていました。鈍足な僕はもちろん何事も無く通過しましたが、テーブルに座っておられるドライバーさんがおられました。狭い日本、そんなに急いで何処に行く・・・。
ハーバーのセンターハウスに向かって歩いていると、酒屋の軽四が前に止まりました。「おはようございます」「朝から営業かいな?」「そうですわ」って、新艇を買った後輩がハーバーに走って行きました。バーベキューの準備なのでしょう。
まずは後輩艇の様子を見ます。ボトムがピッカピカに輝いています。シートの取り回しも最新のシステムです。レース艇のオーニングを外して、シートをセットしようと思ったらすでにセット済みになっていました。使用セイルを聞いていなかったので、もうすることがありません。後輩艇のクルーや他艇のメンバーさんが来られたので、あ〜だこ〜だ。
一緒に乗るHさんやS先輩がやってきて、セイルをセットして船を降りしてもらいました。桟橋で他艇メンバーも交えてあ〜だこ〜だ。T艇オーナーT先輩は、レースをおやすみしてバーバキュー準備に方に回るそうです。高校ヨット部のG先輩がT艇のヘルムスです。バック屋さんSさんに膝の調子を聞いたら、昇り降りが本調子でないそうです。バイクはまだお休みなのかなと思ったら、元気に乗ってるそうです。「バイクは絶対にこかさへん」と、まだやんちゃ坊主のような笑顔で答えておられました。若さがいいね。
予定の11時はAP旗で延期になりましたが、15分遅れでSW2〜3m/sで第1レーススタート。15時過ぎに3レースを終え、ハーバーバックします。SW5〜6m/sの気持ちのいい風の中、楽しいレースでした。
片付けを終え、バーベキューの始まりです。僕はセンターハウスの自販機でアイスを購入し、糖分補給してから参加しました。各艇クルーがバラバラと集まってきます。後輩君に聞くと、5年落ちで450だったそうです。世界選手権などを席巻してるイギリスのビルダー製で、イギリスから日本までの輸送費が30掛かったそうです。大型輸入品は国内輸送がバカにならず、同じぐらいの費用が掛かるのでそのことを聞いたら、僕が母校コーチ時代の選手だったクルー君の家・運送屋におんぶに抱っこされて助かったとのこと。支払い段階で為替が円安に振れだし、慌てて支払ったそうな。裏話が面白かった。
17時を回り僕は先に失礼しました。18時前に帰宅し、風呂で汗を流しうどんを食べ、18時半に家を出ました。長尾山トンネル〜r325〜r33〜r68を経由し、r37に乗りました。この日の目的地・羽束川の支流・末吉川に去年多くのホタルが飛んだそうで、ちょっと探索しました。まさにホタルが飛びそうな草のいっぱい生えた小川です。まだ時刻は19半前で明るさが残っているので、ホタルの開演の時間ではありません。
19時半、r37・「小柿」の三田市野外活動センターに駐車しました。ここもホタル観賞地ですがいません。でもいっぱい鳴いてるカジカの声を聞きながら、しばらく橋の上で待ちます。ホタルが飛び始めました。日没すると、川辺の草むらからホタルが飛び出し、暗くなると光を放ち出します。家内が光るのを1匹見つけただけですが、結構飛んでいたので期待大です。
早目にもっとたくさん飛ぶポイントに移動しようと、r37・「小柿渓谷」を北上し始めました。ゆっくり走ります。ヘッドライトに照らされない上空に森の黒い木々をバックに数匹ホタルが飛んでいます。「幸成観音」を過ぎたとこで車が1台停まっています。「いるかも?」と思い、停車しライトを消しました。左手の羽束川にキラキラとホタルの点滅が・・・少し道幅の広がったとこに駐車し、しばしホタル観賞です。去年までは、このポイントはイマイチでした。「今年はホタルの豊作なのかも?」。暗闇に目が慣れてくると、3組の家族がホタルを愛でています。「綺麗ねえ」「光が瞬間移動してるみたい」と子供がはしゃいでいます。家内は無言でうっとりしてるみたい。
羽束川の最大ポイントの「宮の前バス停」に向かいます。「後川奥バス停」を越えたとこで、またホタルがいっぱい飛んでるポイントがありました。去年来た時の数倍の数です。数台の車と20人ほどが適当に散らばって、それぞれに楽しんでいます。
r12を越え、「篭坊温泉」に向かって少し入った所にある「宮の前バス停」に行こうと思いましたが、手前の橋のとこの左右にホタルがピカピカしてます。近所のお婆さんの家に遊びに来た息子さんとその子達がはしゃいでいます。「捕まえた〜」にお母さんが「逃がしてあげてね」。お婆ちゃんは、「昨日より多いね」って。そして、「もう遅いから帰り」って息子さん家族を追い立てています。大阪から来てるのかな?帰宅が遅くなって、翌日の学校に遅刻しちゃったら大変だものね。
近くに飛んできたホタルを掌で包みました。家内に写真を撮ってもらおうと操作を説明してる間に飛んで行きました。道の草にとまったホタルを超接近で激写。フラッシュはNGなので、シャッターが下りるまで微動だにしない3秒間。ホタル撮影は、三脚でカメラを固定しシャッタースピードを落として写さないと綺麗に写りません。でもさすがに一眼レフです。コンパクトデジカメと違い光量が多いので、それなりに写ります。家内は、「うわ〜手にとまった〜」なんて大喜びしています。
20時半になったので、最大ポイントに行かず帰宅の途に着きました。家内はもうスヤスヤしています。21時半過ぎに帰宅し、大急ぎで寝る態勢に入りました。いつもより少々遅いぐらいで良かった。ヨットレースでの疲れも有り、翌朝の目覚めは7時前でした。

2013/6/3
日曜日は、家内もお休みだったので、「2台で練習しようか?」とバイクの練習に誘いました。
近所にレンタルバイク屋さんを見つけたので、そこでレンタルして2台で走るということを冬に決めていました。その後、近所の御用達自転車屋さんから声を掛けられ、イースターの結婚記念日プレゼントとして家内に内緒で、あどれすV125を買ってしまいました。
基本インドア・美容命・お洒落好きの家内なので、小型AT免許も僕の世界をより知ろうと取ってくれたと思うので、バイクに乗ることを無理強いしたくないです。楽しめずストレスになるだけじゃ、本末転倒だもの。
「バイクを運転したい」と言ってるけどプレッシャーを与えたくないので、レンタルしてきた風を装う作戦を考えました。5時過ぎに起きて、くたびれてきた倉庫のバイクスロープの修理や職場バイク置き場への新スロープ作りを始めます。材料の木材はHCで調達済みですので、玄関先でゴソゴソ・・・のこぎりギコギコ・電動ノコで切り、電動ドリルで穴を開け、プラスネジで留めていき、良い感じのが出来上がりました。
その間家内は、家事を終えて朝風呂して着替え開始です。朝ごはんを食べてる僕の横で、プロテクターパンツを履いて、AT教習の本を読み出しました。
9時前になったので、倉庫に家内のアドレスV125を取りに行きます。レンタルバイク屋が開店する時間です。通勤リード110に製作したばかりの倉庫バイクスロープを積んでブイーン。倉庫横にリードを置いて、アドレスで自宅に戻ります。ヘルメット姿のまま歩いて倉庫に向かい、リードに乗って帰りました。
家に入ると、バイクジャケットを着た家内が、静かな室内で真っ直ぐ前を向いて座っています。「どないしたん?」・・・「動かせるかなあ・・・」数回、田舎道で運転を交代し、僕のリードを動かしていました(教習所バイク・アドレスより一回り大きいので重くて不安そうで、ちょっとの距離しか練習しません)が、今回は2台なのでギブアップした時の交代要員がいません。「あかんかったら置いて帰ったらええねん。僕がまた取りにいくから」スポーツ自転車初日の時も、途中でギブアップしました。家内を近くの道の駅に残し、僕だけ全速で車まで戻り、ピックアップしに行きました。そんなことは織り込み済みです。緊張してる家内の仕草が可愛いく、楽しくて仕方ありません。
家の外に出て、「もうバイク有るよ」と言うと、アドレスを見て「買ってくれたの、ありがとう」だって・・・えっ、いきなりバレた・・・旦那のやることなんてお見通しなのかもしれません。それとも自転車屋さんの筋からバレたかな?アドレスの話があった時、「程度のいい教習所で練習したのと同じバイクがあったよ。あれならリードより小さいから乗れるよ」なんて薦めたからなあ・・・
「中古なの?まだ綺麗ね。教習所で乗ってたバイクより大きくない?」なんて言ってます。ひと通り使い方を説明し、まず自宅前の道で練習開始です。直進して、向こうでエンジンを切って下りてUターンさせ、また戻って来ました。それを数度繰り返し、ワンブロックぐるりと回って来ました。最高時速20km/hの世界です。僕のとこに無事戻ってこれて、ホッとした顔をしています。
「よっしゃ、2台で走りだそうかな」と思ったのですが、家内から「お父さん無理やわ。これ売れるかなあ・・・ごめんね」・・・「簡単に売れるよ。心配せんでいいよ」と笑顔で答えたものの・・・「じゃあ今日は、また2人でリードでどっか行こか?」「このバイクも2人乗りできるの?」「うん」「じゃあ・・・車が来ないとこだったら乗れると思うの。2人乗りでそんなとこまで連れて行って。そこで練習する」・・・OK
息子たちが通った小学校の周りは、田んぼも有りあまり車も来ません。そこまで2人乗りで行き、「ここなら練習できるよ」「田んぼに落ちちゃう・・・」・・・う〜ん確かに田んぼ側にガードレールはないけど・・・
北摂に向かうことにして、次男がヨットを始めた市内の池の横を通りました。大昔、大学卒業後、市内在住大学ヨット部先輩達と作ったジュニアヨットクラブです。ちょうど練習の始まるとこで、ヨット部元OB会長さんがいます。緊急ストップして、挨拶をば・・・大先輩2人と後輩のお父さんが本日の指導者でした。あ〜だこ〜だ10分ほど話し、長尾山トンネル〜r325〜r33といういつものコースで北摂里山地帯に入り、宝塚市境野の川下川に沿う道で練習を開始しました。
10:13、田畑が広がり、車が来ても遠くから見えるので、安心して運転し始めました。「県立宝塚西谷の森公園」の方に歩きながら、僕の前を通過しながら往復練習してる家内を激写します。畑にいた鳥が僕を警戒して飛びました。ツガイです。
また畑に降りたので見ていると、一羽が飛び立ち盛大に鳴いています。上空には猛禽類が飛んでいます。それに絡むように向かっていきます。畑にいる彼女に、「早く逃げろ」とでも叫んでいるのでしょうか。猛禽類と何度か絡み、それが距離を置くと、飛び立った彼女の方に戻り、別の畑に降りました。オスはかっこいいな。その後、猛禽類が僕の頭上を、太陽を背に旋回し始めました。僕を狙っているのかな?
僕の横で止まった家内がニコニコしています。「あんなあ、降りないでUターンもできるよ」って、実技指導します。また離れて行く時、対向車が来ました。家内がストップすると、対向車もストップしました。なんだかのんびりとすれ違い、家内が戻って来ました。「あのねえ、私がストップしたら向こうの止まるの。仕方ないから私が動いたの」「あの車のドライバーも女性だったよ。横にお若い女性が乗っていたから、あの車も練習してたのかもね。バイクが来たから止まってなんて言われて止まったんじゃないの」って大笑いです。家内といたら、笑えることがいくらでも出てきます。
10:37、タンデムで「西谷の森のかやぶきの施設」に向かうと、田植え体験会をしているようです。親子連れが、30人ほど一列に並んで植えています。いいね。
この施設の奥は行き止まりなので、r33との間で練習します。ヤマボウシの街路樹が花をつけ、白いシャッポを被っています。中央白線のある道を颯爽と40km/h弱で走っています。お茶の免許皆伝さんなので、姿勢がとてもいいです。「慣れてきたね。スクーターのCMモデルさんみたいに姿勢が良くて見栄えがするよ」なんて、思いっきり持ち上げておきました。バイクジャケットが黒なので、もっとお洒落なのを探してみようかな・・・
頑張りすぎたのか、もう「お腹が減った」と言うので、またタンデムでr68〜志手原〜r49で北上します。「花山院」手前での「やまぼうし」で食べようとストップしましたが、駐車場が砂利でヤメにしました。r49に戻ろうとしたら、青のバイクとオレンジのBMWバイクが前を通り過ぎました。「いやぁ〜女の人やわ」って、後ろの家内からの無線が聞こえます。「きっと夫婦やね」って。
「花山院」さんを越え、「小野」にある「おかや亭」で食事をしました。席について、r49の北方面を見ると、橋の所でさっきの2台が停まっています。地図でも見てるのかな?朝から雨が降るような降らないような定まらない天気で、ポツポツと落ちたり止んだりで、かっぱも要らないお湿りです。僕は他人丼とざる蕎麦の定食、家内は玉子丼・・・美味しかった。
12:28に出発し、r309で羽束川に向かいました。羽束川r37との合流手前で、「ここで練習する?」って聞くと「やる」ということなので運転を交代し、r309で練習開始です。「デイトナ・クールロボ・インカム」は、300mほど電波が飛ぶようです。1〜2kmぐらいの練習コースのようで、家内が戻ってくると電波をキャッチしだし、かすかにバイク音が聞こえます。
ここでも往復練習し、タンデムでr37に合流し、羽束川沿いを北上します。後川奥から、「永澤寺」へのお気に入りの道を上がります。登り切る手前でロードバイクを抜かしましたが、永澤寺への下りで抜き返されました。「あ〜自転車に抜かれた〜」「あはは・・・」
12:58、永澤寺の花菖蒲園が無料のようなので、入ってみました。花菖蒲がパラパラ咲いていますが、お金が取れるほどは咲いていません。そば道場が始まっていたので、窓の外から見学しました。
また家内ご贔屓の「わらび餅屋」に行こうかとも思ったけど、ずっと気になってた「甘味処・シュガー」に行くことにしました。13:32、到着。さっき見た青いバイクとBMWがいました。外の方が気持ちよさそうだったので、家内のご要望でテラス席にしました。お店の人に気づいてもらってないと思い店内に入ると、食券販売機があり、食券を買うシステムのようです。
ケーキのところに「お得」と書いたシールが張ってあったので、珈琲でもついてるのかなと聞くと、ケーキが2つついてるそうです。これとアイスコーヒーを僕が、家内はこれとホットコーヒーです。
店の前をバイクがよく通ります。軽食メニューもあるようで、お店の方も気さくでなかなかナイスなお店でした。ここは、「わらび餅屋」さんのように混まなさそうです。店内席におられたオレンジBMWさんお二人がお帰りのようです。お二人とも女性でした。女性が同性バイク友達を誘ってのツーリングみたい・・・こういうのもいいですね。
「お墓に寄って行かない?」とのご要望で、後川に下りr12沿いのお墓に寄ってお花と掃除をしました。ちょうどお隣さんもお墓参りに来られていました。3才ぐらいの女の子を連れたお若いご一家でした。わが家は9聖地と弟の6聖地が並んでいるのですが、その前の9聖地を3つ持ってるようです。みんな同じ名字なので、兄弟で買ったんだろうなと想像していたのですが、お母さんが「ここはお爺ちゃんとおばあちゃんよ」とか、「こっちはお爺ちゃんのお父さんのお墓」なんて、お嬢さんに教えながら手を合わせていました。こういうご家庭で育つと、いい子に育ちそう。
r12〜r319〜r33で、「西谷ふれあいの店」トイレ休憩し、家内は菜っ葉を買っていました。16時頃帰宅し、映画「時をかける少女」2010年・仲里依紗主演版のDVDを観て1日が終わりました。ああ、楽しかった〜

2013/5/27
日曜日は、琵琶湖の学生ヨットレースの運営に参加しました。コーチしているヨット部の定期戦「京滋四大学戦」です。雨が降らなそうだったので、バイクで行くことにしました。7:45に運営ミーティングなので、7時着目標に5:30に家を出ました。倉庫から「招き猫CB400SB」を出し、GO!5:48、地元セブン-イレブンで麦茶125円・おにぎり2個210円=335円を購入し、R171〜中央環状で吹田。そこから名神に乗りました。春秋バージョンの服装で出発しましたが、少々暑くもあり調度良くもありでした。日中は30℃近くの気温になるのですが、夏のムシムシした感じがないので、大陸育ちの高気圧の爽やかさが微妙な服装を要求します。
「桂川PA」でトイレ休憩しました。ツーリングバイクが20台ほどおり、今日は気持ちいいだろうなと、少し羨ましくなりました。「京都東IC」で下車し、湖西道路を北上して、7時頃柳ヶ崎YH到着。駐車場に上がらず、ハーバー内膳所高艇庫横に停めました。
学生に挨拶し、大会陸上本部掲示板を見に行きます。D社が両クラスで6艇出場し、A・B2チーム組んで出場しています。滋賀経が470クラスに1艇だけで寂しいです。今大会は京都主幹なので、監督さんがレース委員長のようで、7:45の運営ミーティングが始まりました。点呼後、「できるだけ多くのレースを行う」という方針が説明される。僕は、監督・女子マネMさん・1回生と共に本部船です。滋賀経1回生とD社4回生女子マネさんが乗っています。
滋賀経さんに聞くと、3回生2人+1回生6人ほどの陣容だそうです。来年新歓を頑張れば、両クラスで3艇組め完全復活しますね。D社マネさんは、えらい美人なマネさんでした。さすがD社、女子マネさんのレベルが高いです。フラッグが当然、レース運営も全て把握しています。楽しそうにやってる姿も、好印象でした。D社同期のH君のことを聞いたら、名物OBだそうです。1回下のT君のことを聞いたら、お嬢さんがヨット部マネージャーをしているそうで、これまたビックリでした。彼女は無線&記録係で、「オールフェア」と言うので、海外では「オールクリア」だよと教えると、すぐそっちを採用していました。「470級をよんななゼロと無線してくる1回生の声が聞こえたので、海外ではフォーセブンティーだよと教え、かっこいい方を使ったらどう?」とみんなに話しました。いろいろ話が出来て楽しかった。
土曜日に6レース消化し、この日も6レース出来ました。フィニッシュしたらバンバンフラッグが上がり、僕の好きなレース運営でした。とかく良い風を待つ時間が長くなり勝ちですが、風が変わるのは自然相手のスポーツゆえ仕方のない事で、待っている時間の選手はつまらないです。「え〜」という風の変化も風の読みというレース要素の一部で、数多くレースをすれば、実力者が上位に並びます。
土曜日と本部船1回生メンバーが交代していますが、6レースもすると最後の方はフラッグ上げ下げも慣れてきて、僕が前もって確認することも要らなくなりました。Mマネさんの時計&ホーンは安心できます。レース運営は、時計係が間違いなく時刻を刻んでいるとスムーズです。
微軽風に終始しましたが、最終6レース目前に北からいい風が下りて来て、それまでのウップンを晴らすような気持ちよく走れるレースになりました。15時半頃レースを終了し、ハーバーバックです。Ritsさん先頭に、各校各クラスが本部船前に集まって、運営の「ありがとう」挨拶してからハーバーに戻っていきます。体育会は、節目の挨拶がしっかりしてて気持ちがいいね。
審問が3件あり、閉会式は17:30になりました。それまでの間、OB君達と話しました。バイクに乗ってるO君・M君と一緒に、OS君の新車CBR600RRを見に行きます。600ccエンジンなのに、185kgしかありません。僕のCB400が200kgあるのに。カウルなどが軽量化されており、僕のやO君のVTR250より薄いです。スポークも細めで、強度を出すために亀甲みたいなデザインです。セパレートハンドオルが低く、かなりの前傾姿勢を強いられそうです。おじさんには辛そうだけど、レーシングモーターサイクルですね。
閉会式後のミーティングで、気づいたことを話し、帰路につきました。往路同様のコースで帰りました。風が強く、80km/hでも身体が振られました。バイクが振られることはないので、安心だったけどね。19:23、宝塚R176出光で給油。244km/8.45L=28.9km/L。

2013/5/20
日曜日は、嫡孫君の「初宮参り」でした。土曜日昼頃帰省した嫡男夫婦・嫡孫君は、弟からもらった弟の子供たちに使ったチャイルドシートを装着して、早速何処かに行ったようです。長男お得意のお墓参りで、爺ちゃん婆ちゃんに初顔見せに行ったのかもしれません。夕食は隣の実家でお寿司を取ってワイワイやりました。主役は眠たいだろうに、僕や家内に抱っこされてもごきげんさんを振りまいてくれました。まだ4ヶ月なので人見知りの知恵もまだついておらず、「泣かれたら・・・」と思ってたのが杞憂でした。飛行機で帰ってきたそうで、赤ちゃんの耳抜きのことを聞いたら、シートベルト装着が解除されたらおっぱいをあげて耳抜きするのだとか・・・さすがプロ、いろいろ知ってます。
日曜日は5時頃目覚めました。午後から雨予報だけど朝は大丈夫そうです。でも大切なお宮参りの前に何やらしでかしたら大変なので、早朝バイクは自重しました。なんだかんだ暇を潰し、前夜息子からもらったKitKatの撮影をしました。息子たちが中学受験時に、縁起物でお世話になったチョコですが、オリジナルチョコを最低10個から作ってもらえるようで、孫くんの誕生写真と名前・体重などが印刷されていました。お祝いを頂いた人などに配りまくったそうです。こういうお目出度いことがあると、お祝いする方もお返しする方もみんな笑顔のやり取りがあり、楽しくなっちゃいますね。生まれながらに何もわからず大勢の笑顔を引き出す孫くんは素晴らしいです。こんなサービスがあるのを、初めて知りました。
8:30になったので、近所の御用達自転車屋さんに向かいました。ここの店主さんの紹介で、家内用アドレスV125を買ったのですが、前回の豊中旧家探索時の往路の半分ぐらいまでスピードメーターが動きませんでした。復路はちゃんと動いていたので様子見しても良かったのですが、整備不良になるので修理をお願いしていました。
「出来たよ。メーターを新品に交換したよ。でも、費用は要らないからね」の電話を数日前にもらっていたので、その引き取りです。お店に顔を出すと、「これこれ、走行距離がゼロになったから、新車になったよ」って笑っています。小学生の時からの友達だけど、部品だけで1万とか2万とかするんじゃないのかなあ・・・。倉庫に持ち帰り、9:10・記念にメーターだけ激写しました。
帰宅して時間を持て余していると、9:31・長男が孫くんを抱っこしてやってきました。「お母さんがお化粧中だから、しばらく面倒見てて」だって。おもちゃがやって来ました。部屋であやし、庭に出て僕の草刈り時の愛車「草刈正雄くん」に2人で乗ります。「これが金柑やで」「この紫色のお花が綺麗屋ねえ」とか、「このハナミズキは、お父さんお母さんの結婚記念に植えたんや。まだ花が咲くほど大きくないけどね」なんて、いろいろ初めてのお父さんの実家を案内します。家内もカメラ片手にやってきて、動くおもちゃで大いに楽しみました。
お母さんのお化粧が終わったので、実家で主役の衣装の打ち合わせです。長男誕生時に家内の実家からもらった初宮参り衣装一式が、再び活躍します。白い衣装・よだれかけ・帽子を着て、次男の七五三まで何度も使った青い着物を抱っこする人含めて上から被せます。長男や次男の時の写真アルバムを用意してあるので、それの真似をします。
我が家の母方の先祖は美作菅家党なので、菅原道真さんの血が流れているということになっています。父は、僕の長男誕生の時「金太郎さん」の五月人形を買ってくれました。次男の時は、ガラスケースに入った「弓矢」でした。僕は、同じく美作菅家党の末・前田利家が治めた加賀で「菅原道真公・五月人形」を探しましたが、あまりに高額だったので、同じく菅原信仰の厚い名古屋の業者さんで購入しました。さすが祝い事の豪華さ日本一の北陸です。10:14、その人形と嫡孫くんを写真に収め、マンションなので五月人形は要らないと言ってた長男に「東京に持っていくかい?」って聞くと、これぐらいなら床の間に置けるなって、宅配便で送ることになりました。
11:30に初宮参りをお願いしているので、11時に自宅を出ました。ぶらぶら歩いている間に、主役君は寝ちゃいましたよ。11時に来る予定の弟がまだなので電話すると、実家に着いたということで、そのまま天満宮の方に回ってもらいました。神社の方に境内に入ると、駐車場の方から弟と姪が歩いて来ました。別の道で抜かれたみたい。
11:13、社務所で待ち構えていた宮司さんが、出てきてあ〜だこ〜だ。姪も甥もここで初宮参りしました。姪が持ってきた自分の写真を見て、同じ所で記念写真を撮ろうなど・・・。拝殿に入り、家内が抱いた主役君が中心に座り、左右に長男とお嫁さん、僕と弟と姪が後ろに座ります。一連の所作中、太鼓も叩かれたのですが泣きもせず立派でした。行事が終わり、みんなが入れ替わり主役くんを抱いて写真に収まります。みんなワイワイ楽しそうですが、主役本人は眠たそう・・・。一連の激写が終わるのを待ってたように雨が落ちて来ました。息子たちは弟の車に便乗させてもらい実家に引き上げます。僕らは相合傘でのんびりと。12:41、座敷の部屋がある「レストラン・さと」さんで昼食です。僕は、海鮮丼とお蕎麦の定食物を注文しました。去年12月に心筋梗塞で倒れた弟も、ごく普通の物を普通に食べてたので、体調はさらに回復しているようです。
長男が14:30に予約した市内の「スタジオ・アリス」に早いけど向かいます。ここに入るのは初めてです。子供向きの貸衣装がたくさん並び、以前から興味があったお店です。予約より1時間ほど早く入店しましたが、よその方の撮影風景を見ていて飽きませんでした。初宮参りや七五三参り後の方が多いようで、わが家みたいに3世代で来ている家もはんぶんぐらいいます。武将アニメから出てきたようなバカラな衣装に身を包んだチビさんがかっこいい。軽くお化粧されウィグで髪がまとめられた小さな着物美人さんがニコニコ笑っています。孫くんと同年代の子が1人で写真に収まっています。座れないので横に転けないようにバケットシートみたいなのに入れられ、衣装で上手に裏方造作を隠しています。撮影担当の女性スタッフが、小さなタンバリンやくまのプーさんぬいぐるみを駆使して、泣いてる子でも一瞬の笑顔を逃さず次々に写していきます。こりゃ、ハードな仕事だわ。でも基本ハッピーな方ばかりが集まってるので、撮影されてる方もそれを見てる方も笑顔でいっぱいです。授乳室にお嫁さんと主役が消え、主役が撮影時にご機嫌を損なわないように、満腹にします。桃太郎さんの衣装に身を包んだ子がいたので、「あれをGWにお嫁さんの里・新潟に帰った時やったんだ」と長男が教えてくれました。生後4ヶ月にしてすでに2度目のスタジオアリスです。行事ごとに通うのかな?
たくさん並んだ衣装は全て無料で、何度着替えて撮影しても全て無料だそうです。綺麗なドレスを見て、姪の目が輝いています。お嫁さんが、姪も着替えていいか交渉してくれました。もちろんOKなようで、姪の衣装・髪型セット・軽いお化粧も無料でした。僕らが呼ばれて、主役1人・両親と3人・僕らも含めて5人・弟達も一緒の7人と写されました。
それが終わると、写真の注文です。僕は主役君とスタジオ内をウロウロしながら、よその子達の撮影を楽しみましたが、家内と長男夫婦はアリススタッフさんと、PC画面を見ながら丁々発止の交渉開始です。「では、締めて18000円です。お会計はレジの方で・・・」。お嫁さんが会計に行くので、家内が「払うよ」って気前がいいです。お財布を探してるので、すぐに出せる僕が会計しました。これからいくらでもお金が必要なパパママさんの負担を、できるだけ軽くしてあげなきゃね。送り先の東京の住所などをお嫁さんが書いて、その後の段取りをスタッフさんと話し合っています。ああ楽しかった。16時になっちゃっいました。
一旦帰宅し、東京に帰る準備です。僕はTVを見ながらウトウトしちゃいました。「そろそろよ」と家内に起こされ、車を実家前に移動すると長男たちが出てきて、空港に向かいました。近所の自衛隊の記念日のようで、展示されてる戦車などが見れ、模擬演習などが見れます。そんな日なのでR171がちょっと混んでいます。でも15分ほどで空港に着き、家内と長男たちを下ろして駐車場に車を回します。待ち合わせの出発カウンター横のロビーで合流し、最新式のおんぶ紐で孫くんを胸におぶって背中に登山リュックを背負った長男を、これが最新のイクメン・スタイルなんだなと激写しお見送りです。
弟からもらったベビー・チャイルドシートが3つありました。アップリカなどはわかるのですが、レカロのもありました。レカロって、レーシングカーのバケットシートメーカーじゃないの?・・・こんなのも作ってるんだとびっくりしました。長男によると、一昔前ので今はもっと安くなってるそうです。僕らが長男たちを育てた時は、ワンボックスの2列目3列目を倒して広場にして自由に遊ばせていたけど、時代は大きく変わりました。帰宅後、軽く麺類を食べて家内とあ〜だこ〜だ喋って、20時前に寝ちゃいました。楽しい1日になりました。

2013/5/13
土曜日は、大学ヨット部時代に定期戦をしていたD社同期のH君のお店に行きました。大阪の堂島でレストランを経営しています。定休日なのですが、わざわざ出てきてくれました。
20時前に到着し、久しぶりの再会です。お店の壁に、4回生の時のD社KG定期戦の470級スタートの写真が掛けられていました。その年は当方の地元西宮開催で、H君が下一スタートしていました。下2がKG854艇、次にD社、その次KG981が写っています。僕はどこかな?4艇より1つ高い位置からスタートしたようで、マストトップしか見えていません。あのレースシリーズでリコールした覚えはないので、抜群のスタートを切ったようです。
彼のお店のあるビルの地下のお店で串かつを食べながら、昔話や現在話など、話が尽きることなく大いに盛り上がりました。30年のブランクなんて、真剣に覇を競った仲間の間にはなかった如きでした。

日曜日は、グループツーリングに参加しました。お題は、「鳥取砂丘」です。バイクの免許を取って乗り出して3年目に、バイクの運転に慣れたのでグループツーリングに初参加しました。そこで感じたのが、皆さん速いということ。僕の運転は車同様、ゆっくりペースで、信号スタートもゆっくりエンジン回転数を上げていくのでスタートダッシュで前と離れてしまいます。カーブもコケたらあかんと思いよりゆっくりなので置いていかれ、後の方に迷惑を掛けます。2年間、いろんなグループのツーリングに参加しましたが、たくさん女性も参加していましたが僕以上に遅い方はいませんでした。時々前を見失うほど離れてしまい、ソロで次の目的地に向かうこともありました。最近、僕はグループの皆さんに迷惑をかけてるなあ・・・と思うようになっています。でも、参加すると皆さん良い方ばかりで、グループツーリングならではの楽しみを味わえます。2日前に、信州4日間ソロツーリングから帰って来たばかりですが、体力的に問題なさそうなので急遽参加申し込みをしました。
8時に中国道・加西SA集合なので、6時半に出れば余裕です。4時ぐらいに目を覚まし、自宅で少々ゴソゴソし5時半前に自宅を出ます。倉庫でバイクをゴソゴソし、招き猫CB400SBを出しました。
6:02、宝塚・出光で給油。154km/5.24L=29.4km/L。2日前の信州ツーリング最終日の敦賀〜自宅のR162〜r19〜R477の快走路での燃費です。宝塚ICから中国道に乗り西を目指します。「西宮名塩SA」でいきなり休憩です。ここでソロツーリングの定番・朝カレーで満腹にします。
いつものように80km/hで走ります。休日の朝はトラックが少ないですが、遠出するマイカーが飛ばしています。ドンドン抜かして行きますが、圧倒的な速さで抜いていったポルシェ4台グループが抜いて行く時は、バックミラーで確認していたにもかかわらず、速度差が大き過ぎて恐怖を覚えました。快晴で風も弱く、抜群のツーリング日和です。ちょっとスピードを上げてみましたが、やはり100km/hでの巡航は怖くて無理です。僕だけ遅いと皆さんに迷惑を掛けるから、グループ参加をキャンセルし、ソロツーリングに切り替えることにしました。さっきカレーを食べた後に、鳥取砂丘から海岸線を東に走るコースを検討しました。
バイク集団にも数集団に抜かれ、またソロバイクが追いついて来ました。でもこのバイクは抜いて行きません。「ふむ?」、2灯ライト・ボディー色はブラック・・・スクーターのようです。お初の方ですが、僕の脳内事前データによると、これは同じグループツーリングに参加するS嬢さんのようです。僕とわかって追走してるのかな?
7:30前に「加西SA」到着。後続スクーターさんに声を掛けようと思ったら、バイク置き場後ろのベンチに座っておられた男性2名(Kさん・Tさん)をハグしに行ってしまいました。話しかけるチャンスを逸したので、トイレです。バイクに戻ってくると、顔見知りのYさんがNC700Xで入って来ました。M嬢さんもお初ですが、黄色BMWを駆ってかっこいい。そして、TWさん・M嬢さんのハーレー2台到着。最後にリーダーHさんがやってきて、9台全員集合。
リーダーさん他に、巡航100km/hは無理そうだからソロに切り替える旨を話すと、「まあついておいでよ」とのことなので、途中で千切れたらいいやとついていくことにしました。多分僕を気遣ってくれているのだろう、90km/hほどで巡航ペースなのでついて行けました。最初最後尾を走っていたのですが、Yさんから前に入れとの指示がありブビー位置走行になりました。
「佐用JCT」から、初めて走る「鳥取自動車道」に入りました。片側1車線対抗区間もあるけど、国道指定の無料自動車専用道でした。交通量が少なく、走りやすいです。国道指定なので、高速道路で言う案内板に一般道の道の駅案内などが出ています。そしてもう一つ面白かったのが、トンネル内で音楽が流れていることです。トンネルに入ると、温楽が聞こえてきます。新しい高速道路はこうなってるんだなと、技術の進歩に感心してしまいました。ただ何の音楽か聞き取れるほどクリアな音ではありません。
9:28、高速道案内板に促され、「道の駅・かわはら」到着。トンネル内の音楽のことを言うと、「そりゃ、あれや」とTさんのバイクを指さします。ハーレーの6スピーカーからの音を聞いていたようです。道の駅から見える小山の山頂に天守を持つ城が見えます。トイレ休憩し、売店を見ていると・・・眼鏡を買っちゃいました。1280円。
また高速道に戻り、北上を続けます。「鳥取IC」下車し、10:32・鳥取砂丘到着。子供たちがチビだった頃以来です。当時と同じようにラクダがいます。あれに子供たちを乗せて歩いたな。馬車もあります。海に向かって砂丘が続き、パラグライダーが海に向かって砂丘てっぺんから飛んでるみたい。前回来たときは、普通のスキー板でサンドスキーをやってました。今回もやってるかもしれませんが、海手前の丘まで歩くのが億劫です。ラクダの写真をとるのさえ100円必要なんて、あまりに商売っ気があり過ぎじゃないかな・・・無料の方がよっぽど人が寄って、ラクダに乗る人が多くなりそう。ここでSAさん登場。京都から京都縦貫道〜R9でドタ参しようと来たそうです。この広い砂丘で出会うとは・・・と思うと、目立つ集団なのですぐ見つかったそうな。
海岸線を伝う県道を東進します。きれいな水・穏やかな海面・複雑な海岸線・上天気でナイスな道です。しかし、僕の前からバイクが消えていきます。後のYさんと2台になっちゃいました。「僕は遅いから、抜いてってください」と伝えてあるのですが、僕がミスロードしてはぐれないように僕のペースに合わせてついて来てくれます。申し訳無い・・・11:32、小さな展望駐車場で皆さんに追いつきました。絶景だわ。
12:10、「道の駅・あまるべ」到着。余部鉄橋の真下です。トイレ後小さな記念館みたいな所に行くと、係の方が、「あと2分で列車が通ります。前の橋の所がカメラポイントです」と案内してくれたので、ゾロゾロとそっちに移動し、余部鉄橋を渡る列車を撮影出来ました。割れおかき塩・525円購入。バイクもたくさん来ており、道の駅の食べるとこはいっぱいなので、少し移動してR178沿いのお店に入ります。イチオシはカニ丼のようなので、それを注文します。1300円。美味かった。Kさんは右足骨折回復中でSAさんは右手小指骨折経験あり、M嬢さんは肋骨骨折回復中、リーダーHさんは「鎖骨なんて簡単に折れるよ」って、骨折談義に花が咲きます。骨折未経験の僕は、只々皆さんのハード話を楽しそうに話す姿に驚くばかりです。
更に海岸線を東進しましたが、また遅れてしまいました。14:20、リアス式海岸線が美しい絶景ポイントで追いつきました。道をロストしたので、後のYさんが前に出て誘導してくれます。次の休憩ポイントは、和田山の「せんべいの里」だそうです。淡路島の「たこせんべいの里」と同じと聞いていますが、初めての場所なので楽しみです。更に海岸線を走りだし、しばらくするとまた前がいなくなりました。僕がそのままr11を進もうとしたので、後のYさんからクラクション。交代して、r9に入ります。カーブが特に遅い僕が離れてしまわないように、ゆっくり走ってくれます。城崎温泉に出て、円山川沿い左岸を南下し、R312に乗りました。交通量が増えたけど、やがて先行集団に追いつきました。
16:07、和田山・「海鮮せんべい但馬」到着。いくつか試食し、500円×2=1000円購入。無料珈琲を飲み、トイレ休憩し、ここでTさん・M嬢さんがさようなら。僕はYさんと共に皆さんより先に出て、給油してから次の集合ポイント・「舞鶴道・西紀SA」に向かいます。僕は出光カードなのでR312を少し北に、Yさんはエネオスなので少し南に。16:31、R312和田山宇佐美出光・295km/11.73L=25.1km/L。高速道路90km/h巡航、うねうね・アップダウン道、僕にしてはアクセル開閉が頻繁だったのに、ナイスな燃費です。
北近畿自動車道・和田山ICから入ります。70km規制の片側1車線自動車専用道を80km/h巡航します。譲りレーンが現れると後続車に抜いてもらいながら走ってると、後ろからバイクが追いついて来て僕の後にピタリ。Yさんですね。更にその後に少し離れてもう1台追走してきます。高速バイク集団10台ぐらいが急速に追いついてきたので左ウインカーで道を譲ります。続いて、1台の車がYさんと車間距離を開けずにぴったり食いつきます。「怖いことするなあ」。Yさんが左ウインカーを出せば僕もと思っていましたが、そのまま。1台後のバイクがいつの間にかその車を再度追い越し、ズルズル下がって行きます。遅い僕をサポートしてくれています。ありがたいな。次の譲りレーンで、その車が抜き去っていきます。Tさんバイクも抜いていきます。
「春日IC」で舞鶴道に入り、「西紀SA」到着。結局僕らが最後の到着で、さようならしたはずのTさん・M嬢さんとも一緒になりました。ここで正式に解散です。「お疲れ様でした。お陰で楽しい1日になりました」。西国巡礼ツーリングクラブに前回参加した1年4ヶ月前にいなかったS嬢さんが、すっかりクラブのムードメイカーになっており、皆さんをとても楽しませていました。僕はどうも真面目過ぎるので、凄い人やなあと思うばかりです。
ここからの問題は、「宝塚トンネル渋滞・12km」です。ここを通らないと行けないのが、僕とM嬢さんです。僕にとって、篠山と大阪平野の山間・里山エリアはホームフィールドなので、「篠山口IC」下車し帰ります。M嬢さんにリーダーさんが、「ここで下りて、R372〜R173で池田まで出て阪神高速に乗れば」と提案しています。僕もそっちの方がいいと思うし、それ以上にr12経由の方が距離が短いです。どうせ僕も似たようなコースだから、「僕が先導しましょうか」と口から出かかるが、M嬢さんの方がよっぽどバイクが上手なので、先導なんておこがましいと思い躊躇してしまいました。R372〜R173なら快走国道だし、道もややこしくないので迷うこともないでしょう。
SAから2kmほどの「篠山口IC」で下車し、適当に東進し、r12を南下し19時頃帰宅しました。いつものように乾拭きして、バイクを倉庫に入れました。先週の4日間信州ツーリングで1300kmほど走り、この1日で400km加わりました。トンネルなどでの跳ね返りのチェーン音が気になりました。ホンダさんに持って行き、チェーンメンテしてもらわなきゃ。
家内も帰宅しており、「いいのを見せてあげる」って家内の携帯メールを見せられました。次男から、「今年は母の日プレゼントを忘れたから、これで。お母さん、ありがとう」と自分撮りした写真が添付されていました。「いいね、こういうの」って2人で笑い合い、お互いの1日のあ〜だこ〜だを話して1日を終えました。

2013/5/6
日曜日は、1ヶ月ぶりに家内と一緒でした。天気がよさそうだったので、家内用に買ったアドレスを家内に披露し、2台で練習三昧しようかなと目論んだのですが、あ〜だこ〜だ話してると、久しぶりの2人だけの1日なので、どこかに行きたいみたいです。2台を断念し、タンデムで行くことにしました。日本海とかしまなみ海道とか、以前話してたとこの話をするのですが、火曜日から4日間ツーリングに出るので、もう少し近場を選択しました。お題は、「岩尾城址探索」と「岩屋山テイクオフバーンからの絶景」です。
「岩尾城址」は、1度探索に上がりましたが、登城ルートが草ぼうぼうで断念しています。かつての大手道から上がったのですが、現在はショートカット道からの登城が主流になっているようで、そちらから攻めてみます。「岩屋山」頂上直下にスカイスポーツのテイクオフバーンがあり、ここからパラグライダーが飛び立っていく姿を家内に見せたいです。
6時過ぎに、通勤リードタンデムで家を出ました。トータル200kmほどなので、いつもの家内だけ一部電車利用ではなく、1日タンデムで走ります。長尾山トンネルを抜けて北摂里山地帯に入り、r325〜r33〜r323〜r37〜r49で千丈寺湖、湖畔を巡りr308〜r309に入ります。
「大堰橋」で、バズーカレンズ装着の一眼レフが5〜6人空を狙っています。「何、何?」と空を見上げると、家内から「あの鳥じゃない?」って。鷲が大きく旋回しながら上空を舞っています。7:44、橋上に緊急停止し参戦です。でもすぐ、「大谷山」の山頂の方に飛び去ってしまいました。その後2羽の鷲がはるか上空を、同じく大谷山に向けて通過しました。どうやら大谷山に巣があるようです。愛好家が休みになるとここにやってくるのでしょう。武庫川渓谷にいた鷲かなあ・・・新名神の工事が始まりいなくなっていました。
「須磨田」から武庫川沿いのナイスな道に入って、家内と運転を交代します。練習開始です。またタンデムになって、r310で「波田」まで武庫川沿いを走り、ここからR176を北上します。篠山まで快走路ではありますが、高速車が追いかけてくるので鈍足な僕はあまり楽しくない道です。
8:33、篠山の出光で給油しました。104km/2.76L=37.7km/L。ここでトイレ休憩してから、r77に入り、篠山川渓谷を西進します。渓谷とJRの激写ポイントには、数台の三脚一眼レフが陣取っていました。そのまま進むと普通列車が来たので、シャッター音が渓谷に響いたでしょう。
丹波竜発見場所を過ぎ、「JR谷川駅」も通過し、「円応教本部」近くの「丹波市山南町ミニストップ」で休憩です。パン4つ+家内はコーヒー666円。店内の休憩スペースでパンを1個食べて、トイレも済ませ、9:29出発。加古川との出合いでR175に乗り換えます。少し北上し、すぐr86で9:41・「和田」の集落に到着。
大手口登山コースを見て、山頂を見上げながら登城口案内を探しながら、ゆっくり道を流します。「狭宮神社」というのがあったので、登城口がお宮裏から伸びているんじゃないかな?と探索します。長い石段の参道を有する立派なお宮です。謂れ板によると、延喜式にも収載された古社で、現本殿は江戸中期再建のもので、彫刻は「彫聖」と語り継がれる中川利兵衛作ということです。山車が収められていると思われる高屋根倉庫があり、綺麗なお神輿が隙間から見えた倉庫もあります。「こんな田舎なのに・・・」宮司さんのお住まいがあり、周辺の無宮司のお宮を統括管理されておられるのでしょう。お神輿は、この神社のものであろう巴紋の他に、全面にたくさんの紋が金色に輝いています。たぶん神輿制作に寄付されたお宅の紋でしょう。本殿やその脇社にも檜皮葺が施され、風格のある落ち着いたお宮でした。
「お父さん、このぐらいのが出来ればいいね」って、家内が小さめの脇社指さしています。「う〜ん、これでも数十万するよね・・・」。去年、長男のお嫁さんが子孫を宿した時から、しきりに僕が屋敷祠の話をするので、最近夫婦でお宮を訪問すると、本殿より脇社の方に目が行ってしまいます。今年1月に嫡孫が生まれたので、俄然その勧請に現実味を帯びています。神仏習合スタイルで守らせようと、大好きな上杉謙信が信じた「毘沙門天」像を手に入れ、仏壇に載ってもらったし、端午の節句に合わせて先祖であると代々伝えられている菅原道真公の木造も手に入れました。美作菅家党の祖・三穂太郎を祀る三穂神社の御札もしっかりあります。あとは、外宮祠とその土台制作だけです。
10:15、現在の城攻め登城口である「和田小学校」到着。僕や息子たちが通った都会の小学校と遜色ないぐらいの立派な小学校で、体育館でスポーツ活動をやってるようで駐車場に車が沢山入っています。「岩尾城跡に登山される皆様へ」と題され、「校内を通過する時は電話してね・・・休日はいいよ・・・」という趣旨のことが書かれた看板が正門前に立っていました。
10:31、登城開始。裏山目指して適当に学校内を通るとビンゴ、登城口がありました。謂れ板が立っています。「岩尾城は、和田日向守が1516年に築城したと伝えられ、その子が跡を継ぎましたが、明智光秀の丹波攻略時1579年に落城しました。その後近江から佐野下野守が入部し城郭を回収しました。しかし、豊臣秀吉の命により廃城となり、1596年に破却されました。城跡は、蛇山の山頂部を中心に広がり、天守台を持ち石垣で固められています。・・・」。
獣避け扉を開閉し山に入ります。しっかりした山道が続いており、迷子になることはなさそうです。10:50、大手道と出合いました。右「親縁寺」(和田氏の菩提寺)・左「岩尾城跡」となっていますが、距離や時間は書かれていません。更にゆっくり登り、山頂と思ってたとこまで上がって来ましたが、そこまで来ると平坦な尾根の向こうに更に山頂が見えます。11:25、ここで大休憩して服を脱ぐことにしましたが腰掛けると軽い脳貧血です。家内に脱げ脱げと言い、脱いだ物を持っていましたが、僕自信の我慢の限界を超えたようです。ゆっくり脱いでいる僕の顔を覗きこんで、「お父さん、しんどそうよ。今日はここで下りましょう。こんなとこでお父さんに何かあったら私どうしようもないよ」と。
脳貧血も戻り、脱いだものをここに置いて更に登ろうと提案しましたが、「ダメ」って強硬です。毎日一緒にいる家内が僕の体調のおかしさを感じたのだから、素直にそれに従うことにします。2度目の城攻めも断念です。手強いぞ「岩尾城跡」。朝のバイクでの寒さも考慮し、家内が寒いと言い出したら着せようと厚着して来ましたが、それが裏目に出てしまいました。厚手グローブは、すぐに家内の手を保護したのですが、セーター等はここでお役御免です。ゆっくり休憩し、今度は家内が2人の脱いだ衣類を持って下山です。分岐から大手道の方に少し入り、防衛の郭があったであろう地形のとこで休憩してると、山頂からご婦人2人と青年1人が下りて来ました。「こんにちは」。小学校から上がり、親縁寺に下りるそうです。トレッキングの服装で軽やかです。「やっぱりトレッキングの服装でなくちゃダメね」って家内が笑っています。「荷物、持つよ」と何度か言ったけど、「ダメ。イザとなったら女は強いのよ」って頑張っています。よっぽど僕がしんどそうに見えたのでしょう。
登りで見つけた「山ツツジ」を激写し、下山しました。気温20℃です。r86を西進し、快走路のR427に乗って北上開始です。12:48、「道の駅かみ」到着。「ようこそ、かみ高地へ」と書かれた看板がありました。小さな錦鯉が販売されています。カブトムシの幼虫・3匹がケース・土付きで450円だって、激安じゃん。
道を隔てたとこにある「青玉神社」を見学します。謂れ板によると、創建年代は不明ですが、境内の6本の大杉が推定7〜800年以上で、ご神木の夫婦杉が千年杉と言われているので相当古くからある神社とのことです。ここの用済み御札をお返しするとこの横に、ゴミになるだろう祠が捨ててありました。「これもらったら・・・こんなの作ったら・・・」なんて家内が言います。「う〜む」。
次の目的地は、「岩屋山」です。R427を北上し、r7に乗り換えて南下開始です。すぐにスカイスポーツ事務所があり、上空を見あげればパラグライダーが2機飛んでいます。「丹波少年自然の家」看板で右折し、一本道をぐんぐん上がると、下界の絶景が木々の合間から見えてきます。「うわぁ〜すご〜」って後ではしゃいでるのがスピーカーから聞こえてきます。
1台のワゴン車とすれ違いましたが、新しいワゴンなのでスカイスポーツピストン車でないかもしれません。上にいたらいいのになあ〜と思いながら、14:04テイクオフバーンに到着しました。誰もいません・・・がっくり。初めての家内は、下界の絶景に歓声を上げています。ここでパンを食べながらお昼休憩にします。
「飛び立つところを見せたいなあ・・・前回は15時頃来たらたくさん飛び立っていくところだったから、もう少し待とうかなあ・・・でも長居し過ぎると三田母子の「わらび餅屋」が閉まりそうだし・・・」と考えていると、車の音が聞こえてきました。だんだん近づいてくるみたい。
14:35、ラッキーにもワゴン車が上がって来ました。ワゴンが着くとすぐ無線の音が聞こえます。ビンゴ!女性スタッフ1・男性3・女性1です。様子を見てると、素人さんカップルとスタッフみたい。素人さん男の子が胸にカメラをぶら下げています。斜め30度のテイクオフバーンに素人さんと並んだスタッフさんが、「怖がらず走ってね」と説明しています。スタッフ女子さんが風の具合を感じながら、GOの指示を出します。下に数歩走ると、パラグライダーが風をはらんで大きく広がり、更に走るとふわりと地上を離れます。一旦離れて、上昇気流を捉えバーンの上を旋回し遠く離れて行きました。それをカップルの片割れ女子さんが下から写します。
続いて女子さんのフライトの番です。全員背中に緊急時のパラシュートと思われる大きなリュックを背負っています。しばらく風待ちがあり、「行くよ」の声とともにテイクオフして行きました。その間に次の車が上がってきており、「怖がらずに走ってね。止まったら僕と一緒に心中だよ」ってスタッフが男性に声を掛けています。フワリ!ソロの方が、スカイスーツを着込んで、フワリ!
家内が大喜びしてくれています。「ラッキーだったね」ってゆったり返しますが、心の中でガッツポーズです。間違いなく僕の株が上がったはず。他人の褌だけど・・・。「今度飛んでみる?」、「え〜お父さんが飛んでくれる?」「僕は免許持ってないし、高いとこがダメだから飛べないわ」、「え〜他の男の人と飛ぶの〜、女の人じゃ頼りない感じがするし〜」。僕をスーパーマンと勘違いしてるね。「そろそろ帰ろうか」とゆったり話しますが、「わらび餅屋の閉店が5時か6時だろうから急がなきゃ」と時計を見ながらルートを考えます。r7〜R176で篠山の手前まで南下し、r140で市街地北まで東進し、二階町などのメインストリートに突っ込みました。適当な観光客の数で、歩行者天国にはなっていませんでした。まだ次男が生まれていない頃、赤ん坊の長男と3人で正月に泊まったお宿、何度も食べに来た猪鍋屋、母と最後に食べた猪鍋屋を通り過ぎる度にインカムで家内と会話します。僕ら家族の歴史です。
r49を南下し、R372も渡って、篠山三田間の峠に突っ込みます。いつも交通量の少ない峠越え道ですが、峠までに20台ぐらいすれ違いました。なんでこんなに車が多いのかな?と思っていたら、永澤寺の花の絨毯目当ての観光客がいっぱいです。永澤寺の駐車場が満車で、観光バスも5〜6台停まっています。
「花の絨毯」見物でもしようと思ってたけど、永澤寺をスルーして「わらび餅屋」に向かいます。r49三田側の急勾配の途中にあるお店で、真夏に一度家内を連れてきたことがあります。その後、何度かもう一度行きたいと言ってたので、リクエストに応えました。「あ〜ここ、また来たかったの〜」って喜んでいます。やったね!
お客さんが並んでいます。スタッフさんがいたので、「ノートに名前を書くのですか?」と聞くと「そうです」と言うので、前に行って名前を書きました。4〜5組並んでいるのに、1人しか名前がありません。「おやっ?」。家内は外のベンチに腰掛け、僕が並んでいると僕の名前が呼ばれました。「へっ?前の人がいるのにいいの?」。促されるまま席に座り、僕はわらび餅アイスコーヒーセット、家内はわらび餅抹茶セットを注文しました。すぐに席が次々空いて、僕の前に並んでた人も程なく席に付けたのでホッとしました。
外に出たら、16:55。ヘルメットを被っていると、スタッフのかたが店の外の看板を片付けだしました。17:00閉店のようです。r49〜r68〜r33〜r325〜長尾山トンネル、近所のスーパーで食料品の買い出しして19時前に帰宅しました。12時間タンデムの旅でした。ああ楽しかった。


逆説の10カ条 ケント・M・キース 『それでもなお、人を愛しなさい』早川書房 より引用&モディファイ こんな風に生きたいな・・・
1.  人は不合理、わからず屋で、わがままだ。それでも、愛そうじゃないか。
2.  何か良いことをすれば、自分のためにやったんだと、人はあなたを批判する。それでも、良いことをしようじゃないか。
3.  もしあなたが成功すれば、偽者(にせもの)の友人そして本物の敵が現れる。それでも、成功しようじゃないか。
4.  今日、行った良いことは、明日には忘れられる。それでも、良いことをしようじゃないか。
5.  誠実で、そして正直であれば、あなたは傷つくかも知れない。それでも誠実で、そして正直であろうじゃないか。
6.  大きな理念を抱く大きな人は、小さな心を持つ小さな人に撃ち落される。それでも大きな理念を抱こうじゃないか。
7.  人は弱者に同情するが、結局、強者になびいていく。それでも、少数の弱者のために、戦おうじゃないか。
8.  何年もかかって築き上げたものは、一夜にして崩れ去るかも知れない。それでも、築こうじゃないか。
9.  助けを必要としている人を、本当に助けたら、あなたは攻撃されるかも知れない。それでも、助けようじゃないか。
10.  持っている最高のものを、世の中に与えたら、自分は酷い仕打ちを受けるかも知れない。それでも自分の最高のものを、世の中に与えようじゃないか。

子供が育つ魔法のことば ドロシー・ロー・ノルト
子は親の鏡

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信をもつようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

Full sail
2006年3月、大学ヨット部を卒業する次男から素晴らしいプレゼントをもらいました。それは、卒業記念誌Full sailに数十ページに渡って書かれた次男の思い出の、プロローグとエピローグに書かれていた言葉です。

1.今、一番言いたいこと
私は最高にラッキーな人間だと思う。父親のおかげで幼い頃からヨットができ、これまた教育熱心な両親のおかげでK大学に入ることができた。この2つが実を結んだ結果として、「K大ヨット部主将」になれた。しかも「第70代」という大きなおまけまでついてきた。
本当に幸せな奴だと自分でも思う。

「環境が人間を作る」とはよく言ったもので、今の自分はまさにこの「K大ヨット部主将」という環境が作ってくれた。自分の考えに過ちがあることを初めて知った。自分の非を認めることを初めてした。初めて、人に本気で教えた。本気で伝えたいと思った。他人の気持ちを理解しようとした。組織を動かすということはこんなにも難しいものか、と初めてわかった。すべてが自分の思い通りになるわけではなかった。自分だけではどうにもならないものの存在を初めて知った。その結果、人生で初めて頼れる仲間・頼るべき仲間ができた。その仲間たちは和気藹々と楽しくやっていて、しかしその真ん中には「全日本インカレ」という共通の目標が芯としてしっかり通っていた。そんな仲間ができた。素晴らしい4年間であった。
この経験は、K大ヨット部があったからこそできたこと。、ヨット部を作り、現在まで熟成させてきた、歴代のヨット部員の方々。そのヨット部をずっと支えてきたOB会の方々。ともに戦ってくれた先輩・同輩・後輩たち。私をここまで育ててくれた両親。この場を借りて感謝の意を表したい。ありがとう。

中略

最後に両親へ。
最後のインカレ予選を見に行っていいかと聞かれたとき、断ってしまったことを今でも悔やんでいます。最終日を前にして、もはや負けることは分かっていたので、最終日だけでもきてもらおうと思いましたが、「今呼んだら、自分の中で負けを覚悟したことになる」という思いから、素直になれませんでした。本当に悔やんでいます。息子の最後の雄姿を見て欲しかったです。今の自分は紛れもなくあなたたちのおかげで成り立っています。今後はどのような夢を追いかけるかわかりませんが、温かく見守って欲しいです。

日記の始まり
ウェブマスター神谷良成のヨット日記です。私はこのような経歴で育ちました。関西学院中学部でサッカー部に入りましたが虫垂炎で辞め帰宅部をしていました。高等部進学で今からでも一流になれるあまり人のしていないスポーツをしようと、馬術部とヨット部に絞りました。まずヨット部に行くとそこには、伊丹のキリスト教会で一緒だった先輩が3人もおられました。特に門脇さんとは小学校・中学校サッカー部も一緒で、馬術部部室に行く機会さえなく入部しました。門脇先輩とは大学ヨット部でコンビを組ませていただき、ヨットレースを教えてもらいました。温和な性格・ヨット理論・スピードアップのコツなど最も影響の受けた先輩です。
高校ヨット部入部当時、ヨットが速くなるためには毎日『ヨットノート』をつけることと、速い人の本を読むことが大事だと聞き、ヨットの神様ポール・エルブストロームの本を買いました。初めに「スポーツマンにたばこはいけない。肺活量が落ちる」と健康な体のことが書いてありました。そこでタバコは一生吸わないことに決めました。
ヨットノートは練習やレースでヨットに乗るたびに、アドバイスを受けたことや感じたことを書きました。たった1冊のノートから始まりましたが、大学4年でモスクワオリンピック強化選手に選ばれるまでになれた元になりました。その後次男が小学生でヨットを始めることになって再びレーシングの世界に戻り、コーチ・親の立場からヨットノートをつけ始めました。次男の海外遠征を機会に兵庫県セーリング連盟ジュニアヨットクラブのホームページを立ち上げ、その選手達のがんばりのおかげで、ジュニアヨット団体の日本OP協会の理事になりました。広報委員長を拝命し『Optiわくわく通信』(バックナンバー)を週に2本のペースで1年間会員さん中心に発信しました。別府ジュニアの『あらっヨット』(お母さんから見た子供のヨット日記)に刺激され、ウェブ日記を書くことにしました。
もう30年以上ヨットの世界を楽しんでいます。現在出身の関西学院ヨット部のウェブマスターもしています。

ジュニアヨットに対する基本的考え『学業とヨット』
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