ウェブマスター日記 2012/3-4

Diary 兵庫県セーリング連盟ジュニアヨットクラブ 関西学院ヨット部 エルシノア
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2012/4/30
日曜日は、和歌山の海岸線巡りに出かけました。2月に1人で巡った御坊〜湯浅がとても良かったので、家内に見せたくなってタイミングを測ってました。その時、湯浅からさらに和歌山〜みさき公園までを目論んでいたので、目標・みさき公園としました。
片道150kmで、タンデムだと怖くて大きいバイクに乗れないので、いつものように通勤リード110です。そして家内はいつもの電車移動。時刻表を調べると、家を6時台に出ると10時前にJR御坊駅到着です。150km/時速40km=4時間弱。暖かくなってきたので、春秋仕様のコミネ・メッシュ上下+釣用DAIWAレインスーツ。SONYミラーレス一眼、こいつは一眼レフなのに小さくてバイクに重宝します。家内用の僕とお揃いの装束を袋に入れ足元に置きます。
6時頃、僕が先に出発しました。阪神高速空港線下のr10、「加島」交差点左折で「十三」。日曜朝なので閑散としています。「中津」経由で「大阪梅田」の大阪の中心に来ましたが、こちらものんびりしています。多少混むのを覚悟の上で大阪ど真ん中に来ましたが、信号に止まることもなくあっさり通過してR25・御堂筋に入りました。こちらもあっさり通過して「難波」。ここからR26で和歌山を目指します。
何度か参加してる「原付二種ツーリングクラブ」のツーリングがこの日あります。目的地は篠山。わが家近所のバイクセブンが集合場所で、大阪組は堺のコンビニで集合してこのR26を北上してきます。「すれ違ったらいいな」と思ってこの道を選んだのですが、あまりにあっさり混む大阪ど真ん中を抜けてしまったので、堺の集合時間以前に堺を通過してしまいそうです。
堺が近づいてきたところで、1回目の休憩を入れます。6:50コンビニに寄って、小腹が空いた時用にパンを購入。アイス126円買って、バイクに腰掛けて糖分補給します。「大和川を渡って、堺山本町にあるコンビニ」を頭に入ってる集合場所を思い浮かべ走ります。7:10頃対向車線側にあるコンビニ発見。見慣れた方発見。先の交差点でUターンして急襲しました。3人集合するようで、あ〜だこ〜だおしゃべりして、7:30にお別れしました。9:00バイクセブン集合ということだったので、僕が出発を遅らせてしまって間に合ったのだろうか?
R26でずっと南下を考えていたのですが、GPSがR26から離れるよう指示します。道標も和歌山はそっちとのこと。r34・r29と、阪神高速湾岸線下を快調に南下しました。速度制限なしの60kmなので、いつもの+10では怖いから60km/hです。複数車線区間がほとんどなので、高速車がいても気になりません。
「りんくうタウン」を通過しても更に直進。r63も快調。GPSと「和歌山」への道標の指示通り走っていたら、いつの間にかR26に合流しました。ここから「しばらく道なりに」の指示を最後に沈黙。学生2回戦の時団体全国制覇した「淡輪」が近づき、練習に通った「箱作」が懐かしい。部員全部を泊めてくれた先輩の家の旧家はどでかかったなあ。
本日のタンデム目標「みさき公園」の観覧車が見えてきました。「和歌山大学前」という駅発見。えらく綺麗なんだけど。「紀の川」を渡りました。9:01、和歌山市湯川石油店で給油。150km/3.38L=44.4km/L。和歌山からは、R42です。レースでよく来てた「海南」のR42は見知った道です。90度クランク3ヶ所も以前のままですね。
海南を抜けてから、JR紀勢本線に沿って走ります。堺のコンビニを出る時、GPSミニゴリラに目的地をJR御坊駅にセットして立ち上げたのですが、到着予定時刻が10:32でした。待ち合わせの10時に遅刻です。堺から快調にここまで来たけど、あまり変わっていません。家内の乗った電車に抜かれたら面白いなと思ってたのですが、電車には会えませんでした。
みかんの町「有田」に入り、有田川沿いを遡上します。対岸の山の斜面はみかん畑が上の方まであります。「湯浅」に入り、タイムリミットの10時です。「湯浅醤油」の国道沿い売店があったので、ここで電話を立ちあげてお詫びの電話を掛けます。「あのさあ、遅れちゃってあと30分ぐらいかかりそうなんだ」「調度良かったわ。1本遅れちゃったの」「今どこ?」「湯浅」「へ、僕も今湯浅。じゃあ30分後に」。「よっしゃ、電車に負けないように頑張るぞ」。しかし、線路から離れ山越えがあったので万事休す。負けました。JR線路が現れると電車を気にしていたのです残念。電車とバイクで一緒に走りたかった。
10:15、JR御坊駅到着。家内が駅前で微笑んでいました。10分ほど前に着いたみたい。パンを半分こして食べてトイレ。家内もメッシュプロテクター着て準備完了、出発。すぐに踏切があります。さっき、JRの進行方向とは違う寂しげな単線だなと思って渡ったのですが、なんと遮断機が降りて電車待ちになりました。前を通った電車は1両。まるでバスです。「うわぁ、ムービー撮ればよかった〜」。日本で一番短い路線電車・紀州鉄道でした。2.7km間に始発・終着駅含めて5駅もあります。駅間距離が、1.5km・300m・600m・300mです。「乗りたい」「撮りたい」と思いましたが、ここで道草食ってると、みさき公園まで行けないので断念。また来ましょう。
r24を西進。最初の目的地「日ノ岬」の案内に従って海岸線に出ました。ここからは見知った道です。素敵な海岸線で数度止まり景色を堪能・激写。「日ノ岬」から前回は四国が見えたけど、黄砂の影響なのか冬みたいに空気が澄んでいません。でも絶景であることには変わりはないけど。海岸通路・r24を北上します。小さな峠を越えると次の入江と小さな漁港が現れます。入り組んだ地形がとても綺麗。
12:10、日高町方杭の小さな海水浴場前にあった「温泉館みちしおの湯」内の「くえ屋」という小奇麗なお店で昼食にしました。海水浴場が並ぶ日本海の海岸線を走ると目に付く日帰り温泉みたいな感じです。「くえ」の文字に誘われて入りました。家内は「くえ丼」1260円、僕は「はも丼」950円を注文し、「くえ」と「はも」を半分トレードして「くえ・はも丼」です。店内の「くえ」の魚拓は迫力があります。40kgの大物です。小学6年生ぐらいの重さですね。釣り場は、「日ノ岬沖」となっているので、さっき日ノ岬から見えてたたくさんの仕立て釣り船は、「くえ」狙いだったのかも?「くえ」って、漢字では「九絵」と書くようです。魚拓に縞模様が入っており、これが「絵」なのかな?9本も縞模様が見えないけど。お味の方は、白身なのに歯ざわりがシコシコで弾力があります。最高級鍋と言われる「クエ鍋」でも、こんな食感なのだろうか?僕は慣れた「はも」の方が好みだな。安上がりに出来ています。ここまで走ってきて目に付いた標識に、「海抜・・m」というものがあります。「温泉館」前には、「ここの地盤は海抜9.5m・津波に注意・日高町」という標識が張ってありました。
「由良港」到着。三井造船のドックには「さんふらわあ」がいます。海上自衛隊基地にはヘリコプターが。前回と同じです。「由良湾」をグルっと回って北上すると前回一番感動した「白崎海岸」です。カーブを曲がると、海岸の巨岩の色が白くなります。「おお〜、ほら綺麗でしょ」「わぁ、何これ?なんで白いの?」「前回は、うみねこのうんちで白くなったのかと思ったんだ」「そんなことないでしょ」って、他愛のない会話が、トランシーバーで聞こえてきます。「ここは」という場所数ヶ所で停まって激写タイム。
バイクがよく走っています。そして止まって写真を撮っています。2台のカップルバイクもやってきて激写タイムしています。長い髪の奥さんのご要望に応えて、奥さんのバイクの向きを逆にしてシャッターを押しています。男はいいとこ見せなくちゃね。「わぁ〜やだ〜、逆向きがいい〜」「そう、じゃあ向き変えてあげるよ」なんて会話が聞こえてきそう。家内から、「お父さんも、本当はあんなみたいに2台で走りたいんでしょ」と言ってきますが、それはどっちでもいいです。楽しかったらそれでOKです。
今日も、海からダイバーが上がってきています。いや、海に入る所のようです。インストラクターについてなのか?6〜7人のグループですが、ピンクのウエットスーツさんがなかなか入れずに階段のとこで渋滞を起こしています。ライセンス取得中の初心者なのかな?「うわ〜ん、怖い〜」「大丈夫、怖がらないで。プールと一緒だから」・・・こっちも男子はご苦労様です。
トンネルを抜けたとこで、「白崎海洋公園」に入ります。15台ぐらいのヒップアップバイク集団がいますが、ちょいとおっかないのでその横ではなくてポツンと1台置かれたCB1300の横に停めます。用意してるとオーナーさんが帰ってきました。「こんにちは」「いいバイクに乗ってますね」「いいえ、そんな・・・」とよく見ると、CB400SBでした。僕のと一緒です。形が一緒だから1台だけであると見分けがつきません。1人ならここで会話が弾むのですが、家内と一緒なのですぐにお別れします。
「日本と違うみたい」と家内。ギリシャにありそうな白い海岸線です。展望台に上って海を見つめます。景色図が置かれており、淡路島が見えているようです。方角からすると、水仙郷ですね。14:38、ダイビングハウス内のレストランで、「白い岬ケーキセット」630円を2つ注文しました。「しらす丼」もメニューにあったけど、さっき「くえ」を食べたばかりだからパスしました。外のテラスでは中年のおじさん2人が高そうなロードバイクを横において「エビ定食」を食べています。この海岸線は自転車も楽しそうです。和歌山ぐらいまで車で来て、由良まで電車で乗ってきて、湯浅まで海岸線を走る自転車旅も良さそう。ふふ。
「稲むらの火」で有名な「広川町」通過。JR「広川ビーチ駅」からは、山上に林立する風力発電風車が一望です。激写。そして日本醤油発祥の地「湯浅」到着。バイクを停めて、歴史保存地区の醤油屋さん街道みたいなとこを歩いて散策です。あ〜だこ〜だ、軒先の看板や飾り物について喋ってると、おじさんが出てこられにわか解説者をしてくれます。学校の先生を退職し、趣味の絵を描かれておられるようで、はがきをもらっちゃいました。100mにも満たない道路ですが、なかなか楽しかったです。
「角長醤油」さんの看板を見て、「この名前知ってる〜」って家内が。有名なお醤油屋さんだそうです。鎌倉時代、中国に修行に行ったお坊さんが「金山寺味噌」の製法をここで広めたそうです。味噌作りの「たまり」や「上澄み」の味に着目したのが「醤油」だそうです。2種類の「金山寺味噌」を買いました。試食したところ薄味で「ご飯のお供にいい」と家内が言ってました。15:29、「しらす屋・まるとも海産」さんで「ちりめんじゃこ」550円。16:14、R42沿い湯浅醤油本店で「10年たまり醤油200ml」800円を購入。
すでにこんな時間なので、前回同様湯浅でお開きにしました。JR湯浅駅まで家内を送ります。湯浅駅前には「熊野古道」が走っており、家内が「熊野古道も通った」と無線を通して喜んでいます。駅前で、家内の脱いだバイク装束を積みバイバイ。さあどっちが早く帰宅するかな。往路を考えて、僕は電車が来る前にフライングスタートです。
往路同様の道を帰ります。R26「みさき公園」のところで混みましたが、バイクなのでまあ大丈夫です。18:51、r29でセルフでない「一光岸和田臨海給油所」を見つけて給油。206km/3.97L=51.9km/L。ロングツーリングだけだと、50km/L走りますね。
さすがにこの時間帯は大阪ど真ん中は混みそうなので、r29から往路使ったR26には合流せず、「北津守」までr29で北上しました。R43に乗り換えて西進。r13を北上して最寄り駅が近づいたので電話すると、「今丁度帰宅したとこ」「あ〜、やっぱり負けた」。楽しい和歌山海岸線タンデム旅でした。

2012/4/23
日曜日は、先週に引き続き琵琶湖で大学ヨット部の新人勧誘の手伝いの予定でした。琵琶湖で活動する大学ヨット部合同でレースをして、それを新入生に見てもらい入部に結びつけるという行事です。ところが、天気予報が思わしくなく大雨予想なので、前日にレースの中止とともに、僕の仕事だったレスキューボート運転もナシとの連絡が入りました。雨予報なのでバイクツーリングもイマイチで、家内も僕がヨットなので別件の予定を入れており1人遊びになってしまいました。
9時前に、家内を駅まで送って行き、一旦帰宅します。予報に反し、雨降ってないんですけど・・・。結局この日1日、予報の1mmや2mmの雨が降ることはなく、たまに1mm弱まで上がるだけで、傘も要るか要らないかの雨が時折降る程度でした。バイクで出かけても良かったね。
10時のお店の開店を待って、自宅を出ます。まずは「カメラのキタムラ」さんに向かいます。CB400SBの素敵なエンジン音を録音出来るように、外付けマイク仕様のカメラを探して、GoProに至りましたが、その探索中パナソニックLUMIXミラーレス一眼LUMIX・DMC-G2W中古が激安で手に入りました。
実際価格8〜9万だった物が、G3にバージョンアップされしかも中古品なので驚きの価格でした。レンズ一眼レフだけど、過酷な車載振動で壊れてもいいと思い中古品でOKです。送られてきた物は、取扱説明書も封されたまま、付属レンズもそのまま・・・更に保証書を見ると、発送日と同日の消印が・・・使われた形跡がない。「G2W」は、Wレンズセット品で、「14-42一般レンズ」+「45-200望遠レンズ」の2本のレンズが付属されているはずですが、望遠レンズがなく一般レンズ1本しかありません。望遠レンズセット正規品として販売できず、新品未使用品だけど中古品として出たワケあり品のようです。一般レンズセット品よりはるかに安い激安超お買い得品でした。
イメージセンサーは、カメラ採用の多い感度の良いCCDでもなく、ビデオ採用の多い省電力CMOSでもありません。LiveMOSというオリンパスとパナソニックが共同開発した感度が良くて省電力という新開発品で、CMOSのうねうねムービーになりにくいそうです。
外部マイク端子があり、電源供給も専用電池とともにAC電源供給時に動作します。バイクバッテリーから電源供給すべくお店を回ります。バイクバッテリーから引かれたシガーソケットが1つなので、それに2穴ソケットを増設します。1つはGPS電源として、残りをカメラ電源にします。シガーソケットでAC電化製品を使うために、「シガーソケット・ACインバータ」を突っ込み、そのAC電源にカメラのACコードを差し込みます。このコードはカメラの専用電池充電器で、この充電器とカメラ本体をつなぐDCコード(別売り)を新たに買わなくてはなりません。
「カメラのキタムラ」に、G2用DCケーブルとレンズプロテクタ・液晶保護フィルムを買いに行きましたが、型落ち品だからか全て在庫がありません。お取り寄せで1週間から2週間掛かるそうなので他店を探すことにしました。
続いて、近くの「ホンダドリーム」へ。店長さんに、GPSとともにカメラも動作させてもバイクバッテリーへの影響は大丈夫か確認します。付けてもらったシガーソケット・USB電源は、ヒューズがついたものらしく、もし電流オーバーしたらヒューズが飛ぶので大丈夫だそうです。カメラはGPSナビより消費電力が少なく、CB400SBバッテリー能力からすれば問題ないとのこと。
「バイクセブン」に向かいます。時折雨が落ちてくるので車出動してるので、小回りが・・・。バイクセブンでバイク知り合いに遭遇。むふふ。増設ソケットはナシ。11:13、1Fのオートバックスで、シガーソケット1穴から2穴にする「ダイレクト2連ソケット」580円+シガーソケットDC電源からAC電源にする「BAL1746カーコンセント30W・BK」1980円を購入。これで、バイクでAC電源確保。
続いてお隣の「ミドリ電化」へ。11:46、カメラレンジ保護カバー「ケンコーMCプロテクター52mm」1650円+「エレコム保護液晶フィルム」361円を購入。DCケーブル「DMW-DCC3」はここでもなかったので、注文しました。
車庫に行き、購入したソケットなどをCB400SBのシートを開けてゴソゴソ作業します。シート下ボックスに入りきれなさそう。DCコードも揃ってから、一部外に出して設置する作業をしないとダメそうです。
帰宅してお昼ごはんを食べ終えたら、「もう雨は終わりですか?」という空模様です。厚かった雲にも青空の切れ間が見えます。風だけがまだ強いけど、VTRカッパ・ツーリングでも良かったね。
約束通り14時過ぎに家内から電話が入り、駅に迎えに行った帰りに家内の用事で「ジョーシン電機」に寄ります。15:23、消耗品の蛍光灯やFAX用紙を買うお供です。家内のお目当ては、期間中お買い上げいただいたお得意様にもれなくついてくるトートバックです。お出かけの時重宝しそうな大きめバックでデザインがカラフルで欲しいそうです。僕に来るDMですが、僕はDM値引き品とかを目当てにしないので、いつもそのままゴミ箱行きです。だから家内が管理しています。DMに入ってたチラシを見ると、「東芝クラス10SDHCメモリーカード16G」が1580円で載っています。「おぉ〜」2個購入しました。
16:00からNHK福岡製作の電車旅番組を2人で見ました。来月阿蘇に行く僕が喜ぶだろうと、家内が新聞で見つけたこの番組を教えてくれました。博多〜由布院〜別府〜南阿蘇鉄道〜天草までの鉄道旅ですが、車内で駅弁を食べ、温泉に入って、冷麺のお店に寄り、阿蘇の湧き水を探す楽しい番組でした。来月は僕もバイクでいろいろ寄りましょう。
九州は、JRなのに素敵なデザインの列車が走っています。アテンダントさんも乗っています。いいな。去年NHKに再放送のリクエストが一番多かった番組の続編でした。ゲストが、その列車やアテンダントさん制服をデザインしたデザイナーさんと、博多駅に流れる音楽やデザイン列車のテーマ音楽を担当したカシオペアの作曲家さんでした。この作曲家さんがNHK女性アナウンサーと旅をするのですが、あの素敵なメロディーを作るカシオペアのメンバーさんがこんなおっさんだったとは・・・単なるそこらにおる禿げたおっさんやん・・・複雑・・・
そんな複雑な気持ちで番組を見終え、そのまま今朝まで寝てしまいました。夜中12時に目を覚まし、その時点で7時間も寝ています。「朝までどうしよう」と思いながら、僕用につけっぱなしになってるお風呂を切り、いつものようにヨーグルトを食べながらTVを見ていたら、また寝てしまいました。僕は夜に弱いね。

2012/4/16
日曜日は、琵琶湖に大学ヨット部新人勧誘の手伝いに行きました。4月の日曜日は毎年恒例の行事です。毎年新人を勧誘して行かなければ、4年で部員ゼロになってしまう大学のクラブの宿命なので、最も重要な行事です。今年の手伝い要請は、今回と次週の2回です。
先週に続き、今週も家内が休みです。また1人遊びさせちゃう展開です。方向音痴なので都会に出てウインドウショッピングして帰宅でお茶を濁してがパターンなので、家内の予定を聞いてみます。長男が出張に引っ掛けて土曜日にあった友人の結婚式出席のために週末帰ってきてるので、その接待を予定していたようですが、長男は日曜の朝帰りで寝てしまいました。夕方まで寝てるそうなので、僕の車に便乗して万博公園まで乗せていって欲しいとのこと。でも、まあ何処でいいみたい。あ〜だこ〜だ話して、大学までついてくることになりました。
11時大学正門時計台前集合ですが、8:30に家を出ます。GSで燃料補給し、洗車機に入れます。車に乗ったまま洗車は初めてのようで、「なんだかこの車が動いてるみたい」なんて言いながら、楽しそうです。ぐふふ・・・
一路、名神に乗って京都を目指します。走行車線が80km/h以下の流れで、楽にのんびり走れました。京都南ICで下車してR1で北上です。いつもより遅い時間帯のR1なので渋滞が心配されましたが、混んでるけどどうってことなく東寺に着きました。まだ時間があるので東寺に寄り道でも良かったのですが、御彼岸参りできなかった京都永観堂に行くことにしました。家内の両親含めて先祖は、地元にお墓がありますが、地元のお寺さんの本山・永観堂に分骨永代供養してもらっています。
百年後はどうなっているかわからない地元と、数百年あるいはそれ以上脈々と続いているお寺さんへの永代供養はなかなか良い方法なので、僕らも真似しようと思っています。我が家のお寺さんの本山は、百万遍・知恩寺さんで、親父は商社マン時代百万遍の吉田界隈と仕事で縁があり、更に次男が近くの大学にお世話になったこともあり、智恩寺さんに決めています。息子たちや子孫が世界中に出ていっても、僕らのお墓を気にしなくても供養してもらえます。まあ、次お墓に入ることになるだろう僕の時、長男がどういう選択をするかですがね・・・意思は伝えてありますが、どういう選択をするのやら長男に委ねます。
山門をくぐり駐車場へ。ここの駐車場は穴場だと思います。石畳だけど、山門を車に乗ったままくぐるのはバチが当たりそうだからな。いつものように空いています。いきなり満開の桜がお出迎えで、観光客が写真に収めています。僕も激写。入口で「お参りに来ました」と言い、大学ノートに名前とお寺さん名を書きます。義理両親を分骨した時、法主さんから「拝観料タダだから、たくさんお参りに来てください」と言われました。毎年払う年会費などなく、一度きりの永代供養料も安価ですが、その法要は大きな本堂で10人ぐらいのお坊さんによって厳かに威厳高く行われました。男性の低い声が重なりあい、素晴らしい体験でした。
永代供養塔に参り、出てきました。境内内の小さな土産物屋さんを覗きます。京都では何処でも売ってる桜茶を購入しようと思ったのですが、ここには置いていませんでした。売店の方から、三本松葉を丸く結ばれたものを頂きました。お財布に入れておくとお金が貯まるそうです。長いままの松葉もありそれを見ると、我が家の近所の普通の松葉の2倍ほどの長さがあります。境内の多重塔近くにある松の木の葉っぱだそうで、3本の細い松葉が根本で1本になり、これだけ長いものは高野山にあるだけだそうです。ご利益がありそう。
東大路通に戻り、また北上しだすとすぐに大学に着きました。校内に車を駐車し、時計台前に移動します。他クラブの集合場所もここで、たくさんの新入生が集まっています。「御飯食べれますよ〜」などの声が飛び交っています。ここで家内は離脱です。「電車の駅はどっち?」何度も来てるのに・・・次男の卒業式には電車で来てるのに・・・方向音痴さんは、こんなもんです。道順は教えたけど、駅に着けるのだろうか・・・
オオニシ君がやってきて新入生を待ちます。第1号女子、第2号男子、男子・女子・・・と続き、琵琶湖までの第1陣車として僕が新入生5人を乗せ出発です。平安時代から数々の武将や公家・天皇さんが攻め上ったり、敗軍として落ち延びたりした歴史の舞台・山中越えルートで、比叡山を越えて琵琶湖側・近江神社に抜けます。雑談に花が咲いていた車内で、今日の試乗会やヨットについての説明を始めると、ピタリと声が止んで僕に集中してくれます。最近の若者は真面目です。そしてさすが難関をくぐった学生、集中力があります。
柳ヶ崎YH着、第2陣以降の車出動は僕にはなく、次の仕事はレスキューに乗ってハーネスの付け替えなどです。カネタキャプテンとOBオカモト君の3人で乗り込み出艇。試乗エリアのマークを1つ打って新入生がやってくるのを待ちます。
インフレータブルで新入生がやってきて、ハーネスを着けて470に乗せ、降りてきたらハーネスを脱がせてスナイプに乗せます。次々やってくる新入生を慣れた作業でこなします。総勢30名弱で、10名以上女子。ベルトを肩から下げおへそ位置にあるバックルを通し胸の位置で固定します。「役得です」
他校も概ね試乗会で、いつも2人しか乗っていない船に3〜4人乗船し、楽しそうな声も聞こえてきます。部員の少ない学校は、合同試乗会をしています。これも1つの手ですね。ここで他校新入生との横のつながりができるのも、ヨット部員を増やすのにつながるのかも?
適当に寄ってくる試乗会艇を写真に収めます。後日ムービーにして流すのだとか。15時前に全員の試乗を終え帰着。2名の新人を獲得したのだとか。頑張れ!2〜3m/sのちょうどいい風で、大好評の試乗会になりました。
「来来亭」でチャーハン定食を食べて、合宿所に戻ります。バレーボールをしてるグループ、おやつを囲んでおしゃべりグループ、TVゲームグループと、各グループに部員が付き楽しんでいます。台所では女子マネージャーが鍋とおにぎりの用意に余念がありません。いいね!
試乗会統括のホシノ君から、挨拶をするように要請される。鍋の用意ができ、ホシノ君司会で鍋パーティーの始まりです。適当なところで、僕が指名されます。部員がまだ経験していない、卒業後のことなどを話します。僕が経験した人生ではメインの世界とサブの世界を持つことの重要さ。僕の経験した震災時の同期ヨット部員からの声援や援助のこと。50才になっても現役でレースに出られるヨット競技の楽しみの長さ。クラブで培った先輩後輩とのつながりがベースになって、大きな船でクルージングを楽しむ今の僕。それらを話しました。1人でも部員が増えたらなあ。
これでお役御免です。帰路につきます。湖西道路が片側2車線拡張工事が終わり、いつもの渋滞が解消されています。名神も第2京阪の開通で一気に渋滞が解消されているし、大阪京都湖西間が快適になりました。
帰宅すると、ちょうど長男が帰るとこでした。「良かった〜間に合って。これで私も送りに行けるわ」と家内も車に乗り込み、最寄りの駅を目指します。家内に勝とうなんて思わないけど、子供との縁は母親の方がずっとずっと濃いね。帰路や帰宅後家内から聞いたのですが、お嫁さんが出世してティーチングの仕事がメインになったようです。今まで、チーフとして最前線で活躍し、休日ほど忙しい仕事なので夫婦で一緒に休日を楽しむ機会が多くなかったですが、これからは暦どおりの勤務になるそうです。
長男は、「もっとお嫁さんの職場に近いとこに住めば良かった」と言ってたそうです。長男の職場には4駅ですが、お嫁さんの所へは1時間かかるそうです。まあ、また考えてくださいな。
最後に家内の京都からのその後です。智恩寺さんは、毎月15日の手作り市で大賑わいだったそうです。最寄り駅は「京阪出町柳」ですが、そこを目指して歩いていたら「叡山鉄道・元田中駅」が見えてきたそうです。「う〜む、一駅歩いてるし・・・しかも西に歩くべきところを北に歩いてるし・・・ぐふふ」。駅に行くと、鞍馬に行けるので鞍馬に行ってみようかと思ったけど、長男が気になり帰宅を選択したそうです。しかし僕から言われた「出町柳」までたった1駅で、その後京都駅に出る方法がわからないので考えていたら、「京都駅」と書かれた市バスがやってきたのでそれで京都駅に出たそうです。む〜ぅ。
毎度のことですが、楽しい1日になりました。

2012/4/9
日曜日は、3人乗りヨット・ドラゴン級のレースでした。オーナースキッパーのS先輩が来られないのでメンバー不足懸念がありましたが、他のメンバー4人が来れ、JPN28に助っ人を出せる態勢でした。
今年の冬は寒く、梅の開花が遅れ、次いで桜の開花も遅れました。ここ数年、3月下旬開花、入学式ウィークには残念桜の状態でしたが、久しぶりにドンピシャ満開での入学式になりました。ということで、朝家内と近所の公園に桜見お散歩に出ました。子供の頃はもっとすごかったけど、今でも十分桜の名所です。大阪城などの雑踏桜見物じゃないので、ゆったりと歩きます。いつもの駄六川沿いの桜道を写真撮りながら歩きます。SONYミラーレス一眼・NEXC3が軽くていいです。フルオート設定でも焦点を中央固定に設定出来るので、ターゲットにピタリと焦点を合わすことができます。こういうとこが一眼レフのいいとこです。ぶれてボケてしまう残念写真も皆無で、さすがに軽さ追求のコンパクトカメラとは違います。
池の周りの散策道をおしゃべりしながら歩きます。今日も大砲レンズを構えた方々がいます。桜に大砲を向けたまま、談笑されています。サンデー毎日風のおじさんに少々お若い紅一点さんが混じって楽しそうです。以前聞いた時は、花にやってくる野鳥を狙っているということでしたが、天気のいい休日の趣味を通しての談笑が一番の狙いだと思われます。池の対岸の梅林にも回ってみました。花期の長い梅はまだ咲いている木もあり、今年は桜と梅の共演になっています。
帰宅し、食事・朝風呂で暖まり、8:30にいざ出陣です。シーズン明け初戦の先月は上がりだったので、僕の初戦です。今年も楽しみましょう。普通なら9:00には着くはずなのに、少々遅れましたよ。先輩方皆さん到着済みで艤装されてる・・・シマッタしまった。
参加できなかったシーズンオフの整備で、バックステイがワイヤーからシートに変更になっています。大型艇でも採用されてる最新シートの技術進歩は凄いです。紐なのにワイヤー同様の切れない伸びない強度があるそうな。飛行機体が繊維で作られる時代だからなあ。車だって繊維製になったら、もっと出力の低い軽いエンジンで動き、事故の衝撃だって小さくなり、いい事ずくめのような気がするんだけどなあ。スピンシートも新調されており、ジェノアシートと区別がつかず間違えてしまいました。まあ、ちょっと変だなと思っていたので、学習しました。
桟橋に下架され、出艇の10:00を迎えましたが、風がありません。予報では12:00・4〜5m/s・SE〜Sの風だったので11:00ぐらいから入ってくるかな?と桟橋で待ちます。10分ぐらい過ぎて、ソヨソヨが入ってくると共に、運営艇がこちらにやって来ました。「曳航するよ」の暗黙のサインです。各艇一斉にセイルを上げて出艇です。
今日の僕のポジションはヘルムス・スキッパーです。一番しっかりしてるHさんがミドル・バウで仕切ってくれます。結局風が更に入ってきたので、曳航なしにレース海面に向かいます。ドラゴンの本日の参加艇は7艇です。
定刻11:00ではまだ風が弱く、AP旗です。芦屋沖の白灯台の方に、兵庫ジュニア主催のOP級オープンレース海面が設定されています。50艇以上のOPが集まり、チビながら壮観です。我が子が兵庫ジュニアの選手だった頃を思うと、隔世の感があります。
30分ほど遅れてJ24のスタートシグナルが上がります。風は3〜4m/sになりました。号砲・1・2・3って、え〜耳を疑いましたが、ゼネラルリコール・フラッグが上がっています。たった4艇のレースなのにゼネリコとは・・・全艇出てても「リコール艇あり」でOKだと思うのに・・・セイルナンバーが読めないはずがないのになあ・・・。
次のスタートのドラゴン級は、更に待たされることになりました。アウター有利なので、スタートラインを流しながら下3でスタートしました。絶対出てると思った背中艇のJ35でしたが、号砲1声なのでオールクリア・スタートでした。う〜む、もっと上るべきだった。遅れたリーバウ艇がタックしてスターンを切って西に行きます。下1艇・J34と上のJ35に挟まれて東に向かいます。この海面の風景は東有利に見えます。が、ボートスピードがイマイチ。ランナー入れたり、カニンガム調節したり、トラベラーを上げたりいろいろいじくって、ティラーに伝わってくるボートバランスを整え、スピードアップに心がけますが、いい感じになったのはエンド付近に達した頃でした。リーバウのJ34には前に行かれ、上のJ35には高さで離されています。
タック後のポートレグはいい感じで走りました。西に行った集団にJ35がミートし、前を切りました。J34がトップです。やはり読み通り東海面有利だったようですが、自艇は前半の滑り負けが響いてビリ廻航です。
その後風の強弱で各トリムシートを動かしてスピードアップに努めます。滑りはいい感じですが、J35がJ34をデッドヒートの末抜いて一人旅になったぐらいで、他は接近戦のままで、ビリで2回目の最終下マーク廻航。2回目の上りレグも東有利だったので、最後も東に向かいました。東からブローが入り、最後オーバーセイルになりましたが、3艇抜いてフィニッシュ。細かいタクティクスはボートスピード集中しないといけないスキッパーなので見れませんが、有利海面を使うストラテジー・コースは自分で引けて楽しいです。何より、ティラーから伝わってくる自艇の呼吸を感じれるのがいいです。
2レース目は、12:30を越えてのスタートでした。5〜6m/sに風が上がり、カッパ着用です。目の手術で2年近くブランクがあったM先輩が風の上がりに不安げですが、舵握ってる僕が普通に走らせれば問題ないですね。
このブローは西からなのでしょうが、アウター有利のスタートラインで、ブローにガンガン上がってくる勢いがなく、次の風の息は東有利かなと思いアウター狙いです。今度は下一を取りに全艇の一番アウト側で船を止めました。デンジャラスラインを割らないように気をつけながら、他艇の動きを見てバウを下に向けたり動かしたりスピードダウンしたり楽しいです。J35が最後まで自艇を追い越して下一に触手を伸ばしてる風でしたが、守りきってスタート。下一は気持ちいいな。
下2のJ35と走り合いです。アドバンテージは向こうにあります。艇体メーカーが最速と言われてるとこなので、いろいろコントロールロープをいじりましたが、艇速アドバンテージを取り戻せません。艇差かなあ・・・僕が母校コーチ時代の選手も乗っており、やっぱ悔しいぞ。
2艇でエンド近くまで出してタックして西に行った集団にミートしに行きます。リーバウでセイルに隠れて見えないJ35がタックしてきたとの報告が入りました。まだ西集団とのミート前です。ということはJ35は集団のバウを切れずに下受けしたということ。向こうの方がいい風に恵まれたようです。まあ仕方ないね。またビリ廻航。2回目のクロスレグ終盤までに2艇抜きましたが、スターボ最終アプローチラインが低く、バウを交わした先行艇のブランケットを次々受けるラインですこしずつ失速し1艇抜かれ、最後のマークアプローチのポート・スターボ・ミートで厳しくスターボ艇の前を横切る事が出来ずベアしてまたビリ廻航になってしまいました。結局、再び1艇抜いて6位フィニッシュ。
14:30を回り、3レース目は3時前です。M先輩の体調によっては3レース目をリタイヤしようかなと思っていたので聞いてみます。「いいリハビリになっとるわ」と問題なさそうなので3レース目に入ります。
2レース目は西有利だったので、ストレテジー的にずっと西を攻めました。今度も西有利と見て、本部船寄りスタート即タックの作戦です。上2でラインアプローチ。いい感じで時計を刻み、先にフルセイルして下の2艇の上突破出来そうな感じです。ところがすぐ下のJ35が自艇を止めようとしてバウを上に向けてきます。ぎりぎり近づいてひょいとバウ振って上突破しようと思ったら、J35は上りすぎたようで風位に立ってコントロールを失ったようです。J35スキッパーは「すんません」と言いながら必死でバウを落とそうとしています。「こりゃヤバイ」、どんなことがあっても船をぶつけてはいけません。J35を避けようと、僕を極限まで上り、上艇にぶつけないように、必死でベアです。
ドラゴンフリートは、元オリンピック選手や元アメリカスカップメンバーなどハイレベルです。最低学連上がりなので、2トンもある船なのに、相手の技量を信じてテイルtoノーズの接近戦バトルが繰り広げられます。これがたまらなく楽しいのですが、1艇の小さなミスが大衝突の惨事になります。なんとか衝突を回避出来ました。ホッ。この瞬時の判断・操作はスキッパーの腕一本に関わっています。学生時代からさんざん修羅場を経験してきたので、冷静に操作出来ました。
しかし、艇速を失ったので、上艇にはあっさり上突破されてしまいました。「タックいいですか?」とクルーの息・準備を確認し即タック。動作の集中するスタート時はジェノアのセットなどクルーの方が忙しいです。次の準備も出来ていないのにタックするとミスが起きます。3人の呼吸を合わせるのが大切です。
ハプニングはあったけど、レース前の作戦通りの西に向かう集団の一番下のレーンを確保しました。他艇も西有利の頭があるようで、すぐに全艇ポートになります。落ち着いて走りに集中です。西のブローを受けてタック。予想通り2レース目からの西海面有利が続いており他艇のバウを切っていきます。しかし・・・J35にバウを切られました。何たること・・・あの失敗スタートで出遅れたJ35がここまで復活してくるとは・・・抜群に走っています。上並行でJ35タック。また走り合いです。ブローが入る度に少しずつ上り、J35のバウまで出ることが出来ました。マーク廻航前に振り返ると、後続6艇がテイルtoノーズで並んでいます。
トップ廻航。スピンアップ。J35は即ジャイブしてスピンアップ。次の下マーク位置を確認すると、ポートレグの方がロングみたい。ここまで風が西に振っているのですね。ここでジャイブと行きたいとこですが、いやらしいとこに本船が停まっています。幸い後続艇はみんなこっちについてきます。本船をやり過ごし、ブランケットの影響がないとこでジャイブ。この時点でJ35に抜かれたのがわかりました。結局、落とし目に走ったJ35はそのまま下マークを回航しました。う〜む。しかし自艇も早くジャイブしていたので2位は確保です。
下廻航でJ35が安全策でわずかに開けたマーク際の隙間を突いて、自艇はギリギリにマークを回航します。わずか50cmほどの高さの差ですが、これがないと自艇の走るスペースがありません。ただボートスピードアドバンテージは向こうなので、スピードがつくと上ってきます。
バックウインドを受けながら走っていると、よりスピードを失うので、ショートタックを2回入れて西に向かいます。3位のJ44が下並行位置にいます。今日はJ44とよく絡みます。最終見通し付近まで出してタック。オーバーセイル。J44もうちの影響のない位置まで出して続いてタック。ブローが入る度に上って、J44のバウまで高さを稼ごうとしました。いい感じでバウに出つつあったのですが、西からのブローが続き、オーバーセイルの幅が大きくなりました。「こりゃヤバイかも?」。先にタックしたさらに後続艇に抜かれるかも知れません。J44のバウに出る作戦を変更し、マークをピンに見て落とし気味にします。しかし、470時代から僕の苦手なクローズ少し落としセイリングは、例によってスピードが増しません。なんとJ44に上突破されてしまいました。さすがクルーザーレースの日本最高峰・ジャパンカップを制するスレッドチームです。
3位廻航。即ジャイブ・スピンアップ。他体はかなり遅れました。J35はまたトップ一人旅しています。下廻航。J44は隙なく下回航したので、またショートタック2回で僅かなチャンスにかけます。後続艇もタック。西有利なので、J44はそのまま行くと思っていましたが、中間でタック。まあ、艇数の多いフリートレースでスコアメイキングする上では鉄則ですが、これでチャンスが出てきました。
見通し付近でタック。またオーバーセイル。これはかなりやっちまいました。4位以下をかなり離したのに、やばいかもです。西のブローを受けながら、「もっと上れるのにもったいない」と思いながらもベアセイリングです。J35がバウに見えてきてフィニッシュ。完璧に前に行かれたと思ったJ44が意外に伸びていません。あれだけオーバーセイルしたのに差が変わらず3位フィニッシュ。タックポイントがあと3艇身手前だったら抜けましたね。
ということで、レース終了です。「ああ、楽しかった」。久しぶりにレース復帰したM先輩もごきげんです。スピン張って、16:30ハーバー帰着。ちょうどこのハーバーでフローティングボートショーやってるので、セイリンググローブでも買おうかなと思ってたのですが、この時間じゃ終わってるかも?残念。
片付けながら、Tさんに電話します。初めてお会いする方ですが、このハーバーに係留しておられるみたい。そのグループの集まりにおじゃま虫する段取りになっています。17:00には行けると言っていたのですが、無理そうです。オーニングを被せ終了。みなさんウェットバーでの海外レースミーティングに行かれますが、僕は離脱して桟橋に向かいます。意外に早く17:00少し回ったぐらいです。ボートショーは店片付けしてました。何も買わずにスルー。
教えてもらったKYCじゃない方の桟橋で、Tさんはじめお初の方々10名ぐらいにお会いしました。たこ焼き食べて、コーラ頂いてあ〜だこ〜だ。中国大連から来られた方・名古屋の方・徳島からバスで来られた方・ご近所に係留されている方・・・楽しい時間でした。18:30、暗くなる頃お開きで帰ります。帰路のR171は混んでました。でもまあ小回りの効く通勤リード110なので・・・。19:00過ぎに帰宅すると、電車で福知山から舞鶴に行くと行ってた家内は帰っています。しかももう寝ています。疲れちゃったのかな?風呂入って20:00過ぎに床につきました。

2012/4/2
日曜日は、グループツーリングに参加しました。当初、家内と播磨の山城跡に登る計画を立てていましたが、家内に用事ができて振られてしまいました。そこで以前見た名古屋へのツーリングに申し込もうと思ったらキャンセルされていました。う〜む。ソロで紀伊半島南部・京都芦生の森往復・播磨備前備中美作エリアの3地域に絞って頭を巡らせていたら、原付二種グループツーリングに奈良の梅林というのがあり、キャンセルされたグループとの合同ツーリングでした。これならCB400で参加できると思い申し込みました。
10:00・セブンイレブン葛城中戸店集合なので、朝はゴソゴソしながら8:30に出発しました。早朝バイクと合体させたらいろいろ走れるのに、まあ自重です。CB400SBの高速道路の感じを掴むべく中国道・豊中ICから高速巡航です。前回早朝バイクで感じた通り、VTR250より随分楽です。交通量の多い時間帯、近畿道を南下します。前回試さなかった100km/hに乗せてみました。VTRでの80km/h巡航のような感じで、怖さは無いです。でもちょっと頑張ってる感じがします。ス〜っと楽に走れるのは、80〜90km/hです。VTR高速単独走行では75km/hがいい感じなように、CB400SBでは85km/hがいい感じです。+10km/hですね。
美原JCTから南阪奈道に入り、葛城山を越え葛城IC下車。すぐに右折してr30に乗ります。何度も来たことがあるので、地図・ETCはリアボックスの中です。この道沿いに目指すコンビニがあるはず。セブンイレブンの看板を探しながら南下し始めました。最初に見つけたセブンイレブンがそこでした。駐車場が広くいい集合場所です。
リーダーさんが新しく買ったヤマハの125と、初めてお会いするメンバーの韓国製アメリカン125がありました。リーダーさんのヤマハのリアサイドには、自転車かごが付いています。折りたたみできる編みかごで、これは便利そうです。韓国製バイクは、ピンクナンバーとは思えない風格です。タイヤも細い感じではないし、250や400でも通用しそうな大きさです。しかし車重はVTR250とほぼ同じ、総じて重めのアメリカンなのに、しっかり125ccでした。
白PCXとR1みたいなヤマハ125、続いて赤PCXが来られて全員集合です。ビリについてr30を南下です。R309交差点でいつもR309に乗るのですが、ここから先を南下するのは初めてです。アップダウンの田舎道でいいです。r30の終点はぐんぐん高度を下げていきR24に合流しました。「ああ、ここに出るんだ」。
R24を南下し、五条でR168にチェンジ、吉野川を渡って奈良南部山岳地帯に突入です。去年の台風禍で大被害を受けてから初めて入ります。だんだん交通量が減っていき、アップダウンのカーブが多くなり、トンネルを抜けると「賀名生梅林」がありました。何度も通ったとこだけど、こんなとこに梅林があるとは知りませんでした。「西吉野町」ということで、朝天気予報を調べたけど奈良県になかったのです。町村合併で五條市になったようです。
一旦駐車場に入れましたが、斜面一面の梅林までかなり歩かなければなりません。僕はそれでOKだったのですが、またバイクに乗り斜面を上がって梅林の中に突入しました。斜面の小さな駐車場にバイクを置き、横の売店のおばちゃんに「帰りに買うから」なんて言って、散策開始です。盛りの峠を過ぎていますが、梅は花が長いのでまだ十分見頃です。我が家の隣の家の桜もそうですが、ここ数日、早咲きの桜の満開を見ているので、ここで梅の花を見るとはちょっと不思議な感じです。梅にウグイスの鳴き始めが終わってから、桜の開花を待ってたのに・・・。大きな梅林のほんの一部だけ歩いて写真撮って退散です。最後の売店で吊し柿1000円を買いました。とてもうまかったです。
R168を更に南下します。「谷瀬の吊り橋に行くのかな?」と思いましたが、途中の喫茶店で昼食です。聞きなれない名のカレーがあったのでそれを注文しました。750円。あ〜だこ〜だおしゃべりして、更に南下して「道の駅・大塔」で休憩・解散になりました。14:35道の駅大塔マイ箸630円×2購入。滑る塗り箸ではなく、使いやすそうです。
時刻はまだ15時前。「ニホンオオカミ最後の目撃地」〜R369経由で奈良市街地に抜けるとか、グニャグニャ県道で高野山に登るとか、R168を更に南下して「谷瀬の吊橋」とかアイデアが浮かびましたが、日没前帰宅には微妙な時間です。今日気づいたことを処理したくて、真っ直ぐ帰ることにしました。
最後に道の駅を出ましたが、二種さん達は軽快に行きます。鈍足な僕はどんどん離され、素敵な神社とか賀名生梅林を一望するとこなどに停まって激写したからはるかに遅れました。五条からR310が魅力的でしたが、CBにもうちょっと慣れてからグニャグニャ道に行った方がいいと自重し、R24を和歌山方面へ。R371・R170経由、美原北ICから高速で帰りました。
16:00に自宅近所のバイクセブンに到着。バイク用駐輪場はいっぱいです。車用スペースに停めました。ミッション1敢行。VTRよりクラッチレバーは軽いのですが、ノーマルレバーなので遠いです。VTR同様のKIJIMAパワーレバーに交換してもらいました。「付けて欲しいのですけど、待ち時間はどれぐらいですか?」と聞くと、「すぐ付けますよ」って販売員さんがチョチョイと交換してくれました。簡単な作業のようで、工賃なしの1470円の商品代のみでした。
一旦帰宅し、荷物置いて着替えだけして通勤リード110で電気屋さんに向かいました。ミッション2、本日初使用のソニーミラーレスデジタル一眼の液晶保護フィルム貼付けです。買って数日、一生懸命貼りつけようとしたのですが、どうしても薄いフィルムが剥がせません。「すいません。これどうしても貼れないんですけど・・・」。店員さん1はやはり出来ません。店員さん2も悪戦苦闘。10分後にやっと剥がせ、貼ることが出来ました。「ありがとう、ありがとう」。こんなに悪戦苦闘した保護フィルムは初めてでした。「自己補修」するという優れものを買ったからでしょうか?
更にミッション3。リーダーさんが持ってた携帯できる大きさなのに長く伸びる三脚を探します。電気屋1なし、ホームセンターなし、電気屋2なし、カメラのキタムラで良さ気なのを見つけました。メーカーKINGさん・収納時25cm・8段伸ばし95cm・2900円。レンズプロテクターが目についたので購入。ミラーレスなのでコンパクトデジカメみたいに小さいけど、一眼レフなのでレンズ命です。ケンコー49ミリPRO1Dプロテクター・2520円。17:59、ミッション終了し帰宅の途に着きました。

2012/3/26
日曜日は、六甲山トレッキングしました。当初、家内のカレンダーには別の予定が書きこまれていたので、ニューカマーCB400SBで京都芦生演習林を目的地にソロツーリングの予定だったのですが、家内の予定はどっちでもいいみたい。こうなると夫婦の時間優先です。義理姉夫婦が有馬の家に来てるので、合流することにしました。
「また朝食バイキングから・・・」ということだったので、7:30目標に車を走らせました。前回は気温が低かったので凍結を心配しr51・有馬街道を敬遠しましたが、今回は最短で行けるr51選択です。交通量の多いR176よりずっと楽しいです。R176からr51に入るとすぐ田舎道です。蓬莱峡の素敵な景色をつづら折れで抜け、有馬中心街を通らずに有馬六甲ロープウェイまで行けます。姉の家は、その少し手前なので、自宅から30分です。
r51蓬莱峡のつづら折れに差し掛かると、ロードバイクが上って行きます。「すごいな」と家内と話していると、また3台、それを抜くとまた1台、また2台と続いています。えらく自転車が多いなと思ったら、芦有道路入口手前の大きな駐車場に車がいっぱいです。屋根の上にロードバイクが載っています。そしてそこかしこにバイクが・・・家内が大喜びです。「かっこいいよ。何かあるの?」。どうやら、芦有道路でレースのようです。車を通行止めにして、自転車レースです。サドルを片手で持って、器用に押していく人がいます。バランスの良いロードバイクなら、これで安定して真っ直ぐ走るのですね。たぶん数百台のレースだと思います。
ハプニングにあ〜だこ〜だ喋ってたら、マンションに着いてしまいました。「電話しなきゃ」「あ、そうだった」。マンションの駐車場に入れて待ってたら、姉たちが下りてきました。前回同様、東急のバイキングです。1人1500円で、和洋いろんなお料理が並んでいます。何度も足を運び、しっかり食べました。姉たちは毎週末の定番です。
マンションに戻り、準備して出発です。家内がトイレを忘れたので、「かんぽの宿」でトイレを借ります。入浴券の自動販売機があり、日曜は大人1000円でした。芦屋や岡本側の表六甲から登り、裏六甲有馬に下ってきて、最後ここでひと風呂温泉に浸かって帰宅というのが、六甲山登山の定番です。1000円はちょいと高めだけど、天下の有馬温泉だからなあ・・・
「魚屋道」・有馬温泉側から登り始めました。9:40。姉たちは2週間前に初めて山頂まで登ったそうです。僕らは山頂までケーブルで上って下りたことはあるけど、歩いて登るのは初めてです。行けるかどうか、ちょいと不安です。僕はいけるだろうけど、家内の方が無理して自分のペースを崩さないかなあ。
大きなつづら折れを繰り返しながら、少しずつ標高を高めていきます。いつもの僕ら同様のゆっくりペースなので大丈夫そうです。途中大木が根こそぎ倒れて登山道を塞いでるところがありました。またいで通過。こういうのも山道の面白さですね。「筆屋道」との分岐手前の東屋まで休憩なしで登ります。表六甲から来る人が来る時間帯じゃないので、すれ違う登山者も少なく、前回ラッシュアワーの中を有馬に下った時とは大違いに落ち着いて歩けます。
東屋まで来ましたが、風の通り道のようでここで休憩するのはやめて、分岐のとこるのあるベンチを目指します。すぐに「六甲山最古のトンネル跡」に到着。そのトンネルは崩れて、今は切り通しになっています。ここで休憩です。姉が持ってきたデコポンを1人1/2食べます。下から年配の方が上がって来ました。「山頂はこっちですよね」って確認されました。ベテランさんのようですが、この道は40年ぶりだそうです。「後から追いかけますよ」と言うと、「追いつかれないようにしなきゃ」と笑って行かれました。
だいぶ上がってきてるので、周りの景色も迫力があります。遠くに三田の町?が見えます。道の周りは、熊笹ばかりです。それに数日前に降った雪が、周りを白くしています。六甲山の北側なので、なかなか溶けないのでしょうね。ここらまで上がってきて、有馬に下る人とすれ違うようになりました。ここから勾配が緩くなるので、ペースを上げるとの指示が義理兄から飛びました。「うへっ、ゆったりペースがいいんだけど・・・」。石畳の道になり、やがて逆瀬川から上ってくる車道のガードレールが見えてきて、とうとう「一軒茶屋」に到着しました。
トイレ休憩です。前回は、女子トイレに列ができていたけど今回はそんなことないです。でもざっと見渡しても10人ぐらいの登山者がいます。姉がお若い女子に聞いたら、須磨から上がってきたとか。宝塚への六甲縦走を目指してるみたい。まだ11:00過ぎなのに、もうここまで歩いてきてるんだ。朝何時に出発したんだろう?車道には、六甲縦走イベントの休憩車が停まっており、参加者が有馬や芦屋に下りないように注意してるみたい。六甲山は人気だな。
ここまで来たら、六甲最高峰に登らなきゃね。最後の急坂を登りだすと、さっきの年配のおじさんが下りてきました。「もうおにぎり食べたよ」。追いつくどころか、更に離されたようです。さすがベテランさん。そして931mの表示が書かれている山頂到着。「とうとう、初六甲山登頂をやりました」。4人で記念写真撮ろうと、携帯三脚を着けましたが、地表がぬかるんで置く場所がありません。お互いの夫婦を撮ることにしました。
ここは展望が無いので、登頂の感慨に浸ることもなく下ります。昼食を「かんぽの宿バイキング」で摂るそうで、14:30タイムリミットだから、13:00目標に下山を開始します。上ってきた道を下り基調なので、快調に下っていきます。登りでは、先行する僕と兄が、後ろのおしゃべりが聞こえなくなると時々待つ感じでしたが、姉は追い抜かさんばかりのスピードで来ます。あっという間に「筆屋道」との分岐です。
ここから兄たちも未踏の「筆屋道」の方に下ります。「瑞宝寺公園」に下る道だそうです。兄たちは公園の方から何度か足を踏み入れたけど、2人で不安になって2度引き返したそうです。「今日は4人でいい機会だから行こう」だって。ペースが上がったので、家内にはオーバーペースになってるんじゃないかと思い、僕が殿に着いて様子を見ながら下ることにしました。オーバーペースでも頑張ってついていこうとするから、ちょっと心配です。実の姉妹なんだから、「速い〜」って音を上げればいいのに・・・。
「魚屋道」は勾配の差もほぼ一定に一本調子で下りますが、「筆屋道」はアップダウンが激しいです。木の階段があるところも、結構な高さの1段なので疲れます。でも登山の方は少なく、というよりすれ違った人はいませんでした。アドベンチャーっぽく、秘境っぽい道なので、家内は喜んでいます。でも反対側からの登りだと相当しんどそうです。
何度かアップダウンを繰り返した後、展望台に着きました。ここで三脚の出番です。4人の記念写真を撮りました。更に下ります。沢の音が聞こえてきて、小さな砂防ダムが現れ、沢を2度渡って瑞宝寺公園すぐ上まで来ました。兄たちが引き返した所なので、もう安心です。そこの小さな滝で、ワンちゃんを連れたご家族がいました。お昼ごはんでも食べに来たのかな?きっとお気に入りの場所なんでしょう。ここならワンちゃんもおもいっきり遊べそうです。
そして「瑞宝寺公園」到着。案内板がしっかり立ててあり、踏跡もしっかりある道なので、迷わず不安なく下りてこれました。ここのトイレで、またトイレ休憩です。このコースでは、一軒茶屋と瑞宝寺公園しかトイレがないので、ちゃんと用を済ませておかないとね。
ここから有馬温泉内の舗装路を歩いてマンションに帰ります。ずっと土の道や落ち葉の作ったクッションの上を歩いてきたので、なんだか地面が硬いです。兄たちももう僕らが迷わないので、「荷物を置くから先に行くね」ってしゃかしゃか歩いて行きます。僕らはいつものマイペースに戻って、おしゃべりしながら後を追います。離れていく兄たちを見ると、兄より先に姉が歩いています。実は姉が一番体力が有りそうです。
僕らがマンションの車に荷物を置くと、兄たちも車に荷物を置いてやって来ました。この日2回目のバイキングです。朝トイレを借りた「かんぽの宿」に入ります。2Fにバイキングがあるようで階段を上がります。歩きづめでしんどくなってる時に、最後の階段ハードルです。
ここも1575円食べ放題です。タイムリミット1時間前の13:30。ここは、11:30からのバイキング始まりは、満席で待ち時間があるそうです。13時を過ぎれば空いてるようで、丁度いい時間に来ました。和洋いろんな料理があります。ちょっと朝の東急の方が高級感があるかな?1時間あれば、お腹いっぱい食べられます。天ぷら・焼きそば・エビ等のフライ物・付け合せ数品・アップルジュース・ヨーグルト・パン・・・夕食がいらないぐらい食べました。姉たちもいつもそうしてるそうで、夕食は軽いもので終わりだそうです。
マンションに戻り、マンション内の温泉に入ります。有馬温泉と言えば金泉・銀泉。金泉はにごり湯でちょっとしょっぱく、銀泉は炭酸泉です。マンション内敷地から金泉が湧いてるそうで、銀泉が湧くとことバーターしてるそうです。金泉は冷まし、銀泉は温めるそうです。僕は兄と大浴場男湯へ、家内は女湯へ。1日ごと男湯と女湯が交代するそうで、この日の男湯は小さい方の大浴場でした。前回長男と入った時は大きい方だったので、これで両方体験出来ました。初めての家内は大きい方の大浴場なので、より気持ちがいいでしょう。姉は部屋の掃除です。
めちゃ温もりました。マンションの住民だけなので、混むことが無いのでありがたいです。大浴場内の待合場所で待ってると家内が出てきました。兄が「ゆっくりやったね。気に入ったね。いつでも入りにおいでよ」と嬉しそうです。家内が高校生の時からの付き合いだから、その視線に可愛くて仕方ない感じが出ています。
部屋に戻り、帰宅準備です。兄たちもいつものようにこの時間帯で帰宅です。車に乗りr51で宝塚に下ります。ロードバイクレースは終わったようで、駐車場は空いています。閉会式と一緒になったら渋滞発生するかな?と危惧してたのでラッキーです。蓬莱峡に差し掛かる頃、フロントガラスにポツポツ来ました。朝は上天気で六甲山に登りはじめたのに、まさかの雨です。
家内が可愛い山登り用ジャケットを揃えたいようで、JR中山寺のスポーツデポに寄り道しました。真冬は山登りしないし、夏場は次男の薄いジャケットを羽織るのですが、春秋の一番使うこの季節に羽織る気に入ったものがないそうです。こないだ買ったリュックがピンクなので、それに合わせてピンクのを買いました。僕がこの季節着てるジャケットと同じように、二重生地の間に化繊綿が入っていて少し暖かい素材です。
いろいろ見て回っていると、スキーのストックタイプの登山杖が目に入りました。トレッキング始める時、ステッキタイプを4本買ったのですが、僕には少し短いようでちょっと後悔していました。兄の使ってるストックタイプがいいなと見ていました。商品を手にとって伸ばすと、余裕の長さです。ステッキタイプ同様3本つなぎなので、適当な長さに固定できます。1本3400円だけど、2本で4900円と値札が下がっています。お買い上げ〜。
17時頃に帰宅しました。「ちょっと早かったわ。明日筋肉痛やわ」なんて家内が言っています。だから兄弟なんだから、気軽に「速い〜」って言えばいいのにね。荷物の片付けを終え、家内のリクエストで2〜3年前に次男のレースの応援で行った鎌倉の旅番組を見て、楽しみにしてる「ダーウィンが来た」にチェンジ。21時から「四国の清流・仁淀川」をNHKスペシャルですると宣伝したので、これは見なきゃと思ったのですが、結局それまでに寝てしまいました。

2012/3/19
日曜日は、お彼岸のお墓参りに行きました。年4回の大切な行事です。引き続き、ご先祖様には我が家族をお守りお願いします。
朝から曇り空でした。冬から春に変わる時期なので、最近雨が多いです。しかも週末にお天気がイマイチという巡り合わせで、同じようなお天気です。まあ、お墓参りなのでいいのですが、お墓参り後新規導入したCB400SBに乗ろうと思ってたので、気持ちも萎え気味です。このまま曇り空を続けてもらいたいものです。
7:30に家を出ました。宝塚ICから中国道に乗り、西進します。なんだかいつもより高速車が多いような気がします。ここ数年、車の性能や静寂性がますます上がり、高速車が増えた気がします。先日新聞で、高速道路事故の60%がスピードの出し過ぎという記事を読みました。車の事故は他者も巻き込むことが多いので、ゆっくり走ってもらいたいと思います。山陽道・三木市に入ると、優勢な霧が発生していました。
一気に播州加古川の家内の実家のお墓に到着です。ICから10分ぐらいで到着なのでありがたい。前日に義理姉がお参りした後なので、特に掃除もいらなかったので、お花の水換えして、お線香を炊いて手を合わせました。
帰路、山陽道・三木SAで休憩しました。包丁の先っぽが曲がったので、金物の本場三木の包丁を、金物コーナーで物色しました。立派な包丁ばかりだったようで、家内のお眼鏡にお値段が叶いませんでした。でも僕のお眼鏡に叶うものがありました。草抜きの金物です。これから新緑の季節で山が美しくなりますが、我家の庭のジャングル化対策も必要になります。1575円。さらにもう一つ、お眼鏡に叶った巾着袋がありました。京都のなんでも1000円のお店で3枚1000円で買った巾着袋が小さく感じていたので、少し大きめのこの巾着を購入しました。9:14・お弁当巾着袋2枚1050円。
少し霧が晴れてきたもののスモールランプを点けての走行です。そして雨がポツポツ落ちてきました。冬の冬眠から冷めたバイクが、ウズウズして曇り予報をものともせずツーリングに出ていたので、「なんでやねん」って感じやと思います。
西宮北IC下車、三田周りで我が家のお墓に向かいます。R176・r327・千刈CC経由でR68に出ました。r323・r319でr12でお墓到着。結局ずっと小雨でした。霊園事務所でお花購入。さすがお彼岸が近いので、阪急バスの霊園行きが増発されているようですし、観光バスまで来ていて大賑わいです。
先月の父の命日に弟家族が来たのか、猫柳が飾ってありました。僕らが来た後に来たようです。まだ持ちそうだったので、事務所で買ったお花を追加しておきました。ちょうど雨が止み、楽なお参りが出来ました。さあ家に帰りましょう。横で家内が、義理妹に「お参りしたよ」の留守番メッセージを入れています。また小雨です。帰宅し、神戸に出る家内を駅まで送って、僕のフリータイム開始です。
また雨が止んだので、さらなる回復を願って、まずはお腹を満足させます。玉子ご飯の玉子の代わりにバターを使う誰も食べないような僕の定番です。ご近所さんにもらったくぎ煮がまたうまいです。春先のこの時期、くぎ煮文化のここらでは多くの家が作ります。我が家は作らないのですが、いつもくれる人がいるので、しっかりくぎ煮文化を味わっています。
相変わらずの曇り空なので、バイク装束はやめて普段着で車庫に向かいます。CB400SBの試行錯誤です。ETCカードをシート下のETC本体に入れてイグニッションONで、計器上のETCランプグリーンです。これでOKそうです。GPSマウントを試行錯誤します。VTR250と共用ですし、突然の雨も考えられるのでGPSバッグ&結束バンド利用であ〜だこ〜だします。
車載カメラ試行錯誤です。北海道の時は標準スクリーンだったのでポン着けでOKでしたが、長距離高速道路ツーリングを考えロングスクリーンに交換したので、カメラにスクリーンが映り込みます。前回RAMマウントの一番短い脚を試したので、今度は一番長い脚で試します。自宅まで走ってみます。スクリーンの写り込みは回避できましたが、風切り音対策が必要です。
自宅前でナックルガード制作します。通勤リード110・里山VTR250で使ってる僕オリジナル「透明テーブルクロス・ナックルガード」です。前回の残りで作れそうです。電動ドリル・テーブルクロス・結束バンド・ハサミを持ち出し、玄関先で作業開始。
バイクに合わせながら、ハサミでテーブルクロスを切ります。テーブルクロスの1つの角にドリルで穴を開けます。まず一番小さなドリルで穴を開け、続いて中間の大きさ、さらに最終的な大きさのドリル歯に交換して穴が開きました。結束バンドでハンドルにテーブルクロスを固定します。VTR250は、左右のバックミラーステイとの2ヶ所固定にしましたが、CB400SBはバックミラーがカウルに着いてるので、ハンドル上にミラーステイがありません。ただ、CB400にカウルがポンと付いただけなので、CB400用のミラー穴があります。2日前にバイクセブンで買ってきておいたショートミラーステイをそこに着けます。
テーブルクロスを当てて、ミラーステイ部分にマークします。一旦結束バンドを緩めてテーブルクロスを外して、マークしたとこにドリルで穴を開けます。再びバイクに結束バンドでテーブルクロスを固定して完成しました。Good。もう3台目なので慣れたものです。左右完成まで、30分。
何回でも着け外し可能なリピートタイプ結束バンドが3本しかなく、バイクに乗ってホームセンターコーナンまで買いに行きます。14:46、コーナン結束バンド98円。駐輪場が狭いので、近所のバイクセブンに移動し、ここで作業です。すぐ完成。ついでにバイクセブンを覗こうかと思いましたが、散財につながるとアレなので、清く帰宅しようとヘルメットを被ります。すると、新発売されたばかりのホンダNC700Xのホワイトが目に入りました。ちょうど帰ろうとヘルメットを被られたとこでしたが、「新車ですよね。路上で初めて見ました」と声を掛けました。
いろいろインプレッションをお聞きすると、他の方も寄って来られました。皆さん興味津々です。「あなたのバイクは?」「これ、CB400」「CB400の方が高いですよね」って笑っています。ホンダドリームで試乗し、以前のバイクで縁のあったレッドバロンで買われたそうです。NC700Xは、乗り出し価格で60万を切るお店もあるとか。700ccなのに安いです。2気筒だからトルクがあり、燃料タンクとエンジンが低いとこにあるので重心が低く安定しているそうです。同じく重心の低いスクーターと同じですね。立ちゴケ傾斜限界値が高くなるかも?「ではお気をつけて」で帰って行かれました。ツインのドコドコ音があるけど、静かです。
車庫にバイクを戻し、先週ホームセンターで買っておいた棚を組み立てます。お安いものですが、横120cm・奥行60cm・高さ180cm・自由に高さを変えられる4段の金属製ラックです。徐々に増えつつあるバイク関連品の整理が出来そうです。
16:00に帰宅し、GPSバックの改良などやってたら家内が帰ってきました。なんだか表情が冴えないです。何かあったのかな?こういう時は空腹を満たすに限るので、夕食を誘うが作りおきのうどんがあるからいいと言う。まあほんとうに困った事なら言うだろうし、基本自分で解決する以外根本的解決法はないので、何も聞かず明るい口調で話しかけます。日曜日夜のお楽しみ、19:30から「ダーウィンが来た」を見てたら家内は寝てしまった。僕も番組終わりと共に、床につきました。
普段は、これで終わりなのですが、夢の中で電話が鳴りました。目を覚まし受話器を取ると次男でした。「お母さんいる?」「いいや、もう寝た」。「まあいいか、あのさあ・・・」と、GFさんにプロポーズしたと伝えられた。OKをもらったので、「うちはいいとして、GFさんの家に正式に結婚の承諾を貰いに行く」とのことでした。「お母さんに言っといてね」「ああ、おめでとう」。
長い春でした。大学1回生か2回生の時から付き合ってる大学の同級生です。家に来た事も、次男のレースで応援にやってきた彼女と会ったこともあります。長男のお嫁さん同様、感じのいい子で、綾瀬はるかさんに似ています。家内はそれ以来綾瀬さんのファンになり、映画・ハッピーフライトを一緒に観に行きました。
僕も家内と同級生、義理兄も家内の姉と同級生夫婦です。兄も僕も、逃したらあかんと思って卒業後すぐ(僕は2年後)結婚しましたが、次男は余裕でした。学部卒業時に、「結婚は決めた」とは言ってたけど、鳶に油揚げさらわれないか気になっていました。家庭を持つと食生活も生活リズムも安定します。そして自分を大切に、そして頼りにする伴侶がいることや、守るべき家族が出来ることは、男の人生を素晴らしいものに転換してくれます。フレー・フレー次男君。
今朝、家内に次男からの電話のことを話しました。大いに喜んでいました。「うちのことはいいとして・・・」の次男の言葉に、「うちの親が反対するなんて毛頭思ってないね」って、2人で大笑いしました。仕事場に着いて、家内からの荷物の中にまたホンダドリームからのはがきを見つけました。うおっ!
『バイクの調子はいかがでしょうか?初回点検の時期になりましたので、ご来店をお待ちしています。点検時間は、20分〜30分です。点検料金は無料です。オイル交換や部品交換は別途必要になります』
内緒でCB400買ったのに、劇的なご披露機会を探ってる間に、もうバレバレですがな・・・

2012/3/12
日曜日は、浜に行きました。毎年恒例のコーチしてる大学ヨット部の卒業生クルージングです。いつもは秋なのですが、クルージング艇が変わってから乗ってないので延期になってました。15:00から10m/sを予想されていますが、どうやら雨の降らなさそうな前日天気予報で気持よく床につきました。目覚めはいつものように真っ暗で、ゴソゴソしていると明るくなってきて、朝食やら朝風呂やらしてると、空は上天気です。
10:00浜なので、8:00過ぎに家を出ました。9:00前にハーバー着。早速桟橋を渡り船を点検に行きます。一番気になっていたのはスターンのシートです。前回先輩が乗った時海に落として発注中ということだったので、何処が無くなってるのかな?ってとこです。ステアリング後ろの中央部がありませんでしたが、気を付ければ問題なしです。でも、なんでこんなとこが落ちるのかな?って感じちょっと笑ってしまいました。バッテリーメインスイッチON、イグニッションON、問題なくエンジンが回り出しました。トイレのバルブが動かずポンプで海水が汲めませんが、今回は女子参加者がいないようなので問題なしでしょう。
桟橋をセンターハウスに戻ります。KYCスプリングレガッタ2週目で、ホワイトレースの常連艇さんが出艇準備に忙しそうです。マーメイド号前で待ってると、コーチしてる大学OBさんが来られました。僕の出身大学先輩と組んで船を運用してるので、そのクルージング日のようです。ヨット部追いコンのことやあ〜だこ〜だ話して、学生が来たら船の方に来るようにと指示され別れました。
続いてお隣艇庫の後輩Mさんが来ました。X45新艇を買ったと聞いていたので、早速見学させてもらいに桟橋を着いて行きました。45フィートはでかいです。ウッドデッキが貼られ、Wステアリングでかっこいいです。Xは速いんだろうな。続々やってくるクルーさん達に挨拶しながら、激写タイムしてました。Mさんが、「マストここに隠れてるんよ」と案内してくれます。新築の家のいい匂いがしています。いいな。
センターハウスに戻ると、学生が着いていました。参加者3人です。トイレして船に向かいます。まずは彼らの先輩艇を訪問です。僕の先輩もいました。午後後半からの強風の話になり、「この船は宴会艇やから、早よ帰ってきて宴会や」とか言ってました。
学生にドラゴンを見せて、クルージング艇に向かいます。出艇作業していざ出艇・・・むむ?バックしないぞ?・・・陸電コードを外すのを忘れてました。これじゃ離岸しないね。改めて出艇。さっきのMさんに続いて西出入り口から出ます。後ろにも1艇続いているので、入港待ちしてた1艇は外で待ってました。外に出て、「おおきに」の挨拶をします。午後からの10m/sを予想させるように、朝からすでに南西が4〜5m/s入っています。風速が上がってくるのが予想されます。でもメインのリーフロープを通していないので、ジブだけ帆走にしました。メンバーなら平気でフルセイルするのですが、僕以外クルーザーは初めてだからね。
時折小さな白波も見えるいい風なので、ジブだけでも結構走ります。Mさん艇が機走で下に下ってフルセイルで上ってきます。「この風であれぐらいのヒールなのか」、やはりXヨット社のパフォーマンスは素晴らしいです。レーサー艇じゃなくビームも張ってるクルージング艇ですが、軽快に、そして楽そうに走っていきます。
海上自衛隊阪神方面隊基地・六甲アイランドの新門司行きフェリー「さんふらわあ」桟橋・コンテナふ頭まで西に出て、学生が練習してる東海面まで下り、また西に上ります。ゲストはみんなヨット部員なので、ステアリングやセイルトリムを任せ、あ〜だこ〜だおしゃべりの花が咲きます。
途中海上昼食して、13:30に阪神基地前から帰路に着きます。芦屋水路に入ったらOPが引っ張られて沖に出てきました。手を振ると親御さんたちが返してくれました。この頃は、僕も親子で一番楽しかったな。小中学生のチビさんたちがいっちょ前にかっこいいです。
桟橋に戻り、係留作業後KYC3Fレストランでお茶にしました。沖を見てると、15:00の予報通り白波が立って来ました。早々にハーバーバックする大学もありますが、KGはしっかり練習しています。この風で練習するとうまくなるんだよね。そして芦屋沖ではOPも練習しています。この子らも今日1日でうまくなるね。
1Fのショップに寄り、みんなを阪神西宮まで送ってお役御免です。卒業生から毎年恒例の卒業記念誌「FULL SAIL」と、エジプト・早稲田大学と共同開発した大学ナイルビールをもらいました。
16:00を回りR171を走っていると、雨が降り出しました。ちょっとだけだけど日没までCBで走ろうと思ってましたがダメそうです。オートバックスに寄りました。GPSナビの日除けを探しましたがありません。結構な雨になっており、走って車に戻ります。家に帰ってもすることないので、バイクセブンを覗くことにしました。1Fのオートバックスで再度日除けを探すとありました。PNDバイザー大・PA126・1480円。ついでに、脚踏みポンプ式空気入れ580円も購入しました。
帰宅して、風呂スイッチ入れて、ごはんを温め食べだしたところで家内が帰ってきました。いつものように、お互いの本日の出来事をあ〜だこ〜だおしゃべりし、3.11の特集番組に涙してたら眠たくなってきて、20時台におやすみとなりました。本日も楽しい1日でした。

2012/3/5
日曜日は、京都に行きました。家内に用事があるので、グループツーリングに申し込みました。お題は、嵐山近くの「車折神社」と「梅小路公園」です。どちらも初めて行く所で、我が家から往復100kmと近いけど、楽しみです。
「桂川PA」10:30集合ということなので、9:30出発を予定して、まずは近所の公園に「夫婦で観梅」です。子供の頃池があった遊び場が埋め立てられて、最近は阪急電車の広告にも載る梅の名所になってます。先週、野点などが出る寒梅の会だったのですが、今年は開花が遅れてるから散々だったのではないかな?そろそろいいかな?と見て回ったのですが、満開の梅はなくまだ先が見頃のようです。梅は桜と違っていろんな色があり、見頃も長くのんびりしていいです。
一眼レフさんが10人ぐらい来てたかな?人気です。幼子を連れたお爺ちゃんが、池の畔で鴨相手に遊んでいます。我が家の子供たちがちびの頃の記憶とダブり、家内と思い出話に花が咲きました。こういう記憶を共有できている人が横にいることはとても幸せなことです。朝から昼までここで遊び、午後からまた来て遊んでましたね。鴨にパンをあげたり、追いかけまわしたり・・・
8:30に家内は出発しました。僕も出ますがまだ早いので、車庫で先週納車されたCBの整備です。先週の昼休み、ワイズギアのリアボックスをセットしました。通勤リードに付けたのと同じベースをキャリアに固定するのに、思いの外時間がかかりました。それに「ニコニコマーク」を貼ります。定番の黄色が欲しかったのですが、バイクセブンで手配してもらった所、廃盤だそうで仕方なくピンクのニコニコマークです。このニコニコマークは、鈍足の僕に追いついた高速車のドライバーを和ませ、優しく抜いていってくれるでしょう。
続いてお守りのセットです。仏壇に飾って、両親と先祖の守り霊に乗り移ってもらった「招き猫」を、里山VTR250同様、タンデムシートに鎮座させます。マジックテープ仕様ですが、まあ飛んでいかないでしょう。フロントブレーキ液ボックス上にも、陶器招き猫を鎮座させます。招き猫結界に囲まれ、僕は安全地帯です。しかも福を呼ぶ招き猫だから、このCBは僕にきっと素敵なツーリングを提供してくれるでしょう。タンデム招き猫さんは、ビニールを被せたままセットしました。VTR守り神の「ひこにゃん」さんは、排気ガスでちょいと色が・・・なもので、新工夫です。
ETCカードをセットしてみました。ちゃんとグリーンランプが点灯し、ETCレーンOKです。
コミネ・薄手バイクカバーを被せてみます。車庫内ではカバーをしませんが、去年の北海道で夜露に濡れてたから、出先でカバーをしてみようと思います。盗難防止にも一役買うでしょう。薄手なので積載に便利でしょうし、コミネ製品だから品質に問題はないでしょう。画像チェックのみでバイクセブンで取ってもらいました。リアボックスを付けるので、大型バイク用の一番大きなサイズにしたのですが、これで丁度でした。あとは、ナックルガードの製作・セットで、初期整備終了です。
一連の作業をしながら一番参ったのは、セキュリティに僕が引っかかることです。ホンダドリームの店長さんからセキュリティ解除方法を聞いたのですが、どうもダメです。また聞きに行かなきゃ。ピーピーうるさいんだけど・・・
VTRの時計を見ると、9:17です。そろそろ行かなきゃ。まだ整備中だし、夕方からの雨予報もあり、里山VTRで出動です。これに乗り出して4年、立ちゴケ4回しましたが、ここ2年はゼロです。坂道Uターンも平気になり、こいつでコケる感じはなくなりました。
中国道・豊中ICから高速道路に乗り、名神合流・天王山トンネル通過して、桂川PA到着です。まだ10時前、30分以上早いので一番だろうと思ってたら、4番目でした。あと1台で全員集合です。お一人はお初の方なので挨拶します。
250ccスクーター?で、色々工夫されています。ハイマウントのテールランプが点いており、ちゃんとブレーキ連動します。僕には無理な作業です。GPSに簡単開閉のプラスチック日除けが付いています。これはすぐれものです。お値段もリーズナブルで、ホームセンターに売ってるとか。これは導入しなきゃ。それのハンドルマウントも、ホームセンターステイを利用されてスマートなのにがっちり固定されており、作業技術の高さを感じます。
顔見知りの女史さんの大きい方のバイクを初めてみました。鮮やかな黄色でとても目立ちます。この鮮やかさは安全に大きなプラスになるんじゃないでしょうか。旦那さんが探してきたと聞いてるので、愛情を感じます。シートとかプチオシャレが利いててとても綺麗。これにも旦那さんのLoveを感じます。
最後な参加者が、家内の実家播州から到着です。綺麗な奥さんとタンデムで来られました。400ccなのかな?。幅広で重心が低く安定感のあるスクーターなら、僕でもタンデムできるのかな・・・通勤リード110でしか、自信がなくて家内を乗せられません。
全員揃い、出発です。京都南ICまで少しだけ高速を走り、R1・西大路通を北上し、左折して西進しだすと、京福電鉄の路面電車道になりました。おお〜、これはいいな。嵐山付近の柵で閉ざされた軌道を走る嵐山線ばかり目にしていました。路面部分もあったなと再認識しました。残念ながら電車と遭遇しませんでした。
「太秦映画村」の看板が目立つ所を過ぎて、「車折神社」到着です。「今日は車が少ない」と皆さん言ってました。普段は混んでる道だそうです。予想より早く、天からのお湿りを感じます。まだバイザーに水滴が付く程度なので、防水のあるバイクジャケットだから問題なしです。
この神社の境内に、「芸能神社」なるお宮がありました。名だたる芸能人の名前がところ狭しと赤い板に書かれて囲んでいます。拝殿の天井や柱にもびっしりと札が貼られています。多くのこの業界の方が、芸能の神様にお願いしてるようです。こんな神社だとは、思っても見ませんでした。
雨宿りも兼ねて、近所のファミレスで早めの昼食です。僕は、チーズインハンバーグ+ご飯味噌汁+ヨーグルトサンデー=1107円を注文しました。ここに2時間ぐらいいたのかな?いろんな話に花が咲きました。播州タンデム奥さんは、バイク免許を取られたばかりのようです。教習車CB400より小さめのミッションバイクを只今物色中ということで、お別れする時僕のVTRにまたがってもらいました。かかとが浮くぐらいです。なんだか奥さんは嬉しそうです。
雨は止みそうもないので、13:20会計を済ませ、ここで解散です。ちゃんとした雨・1mm/hぐらい降ってます。車の水ハネを浴びながら高速を帰るのもアレなので、亀岡周りで帰ります。嵐山に出て渡月橋を渡ります。雨なのでさすがに観光客が少なめですが、それでも観光バスが何台も駐車場から出てきます。さすが京都です。
鳥居本〜トロッコ保津峡〜r50で亀岡に行くのが面白いなとも考えましたが、雨の水尾あたりの狭道もちょっとアレなので、素直にR9に南下しました。「老ノ坂峠」を越えて亀岡に下り、「王子」で旧道にチェンジし、渋滞を避けR9「矢田口」合流を目指します。沿道の旧家やお宮に目移りしながら走り、ここを曲がったらR9のどこに合流かな?と寄り道心が起きてR9に出てみました。雨なので渋滞してないと思ったら、してました。「ああ〜」仕方なくのろのろ前進してたら、肝心の矢田口まで通過してしまいました。
仕方なく「下矢田」でr6に乗り、摂津・丹波の国境である北摂の山に突入です。山の中の道が楽しいです。r46・r733でR423「柚原」で合流。こいつで一気に「池田」まで南下しました。この道も交通量が少なく楽しいです。
猪名川堤防・r13でホンダドリームに到着。雨なので日曜日なのにお客さんがいません。店長さんにCB400のセキュリティ・アラーム操作方法を再度レクチャーしてもらいました。「あ〜、あの操作を忘れてた」。これで頭に入りました。セットしてもがたつくシートのことを聞くと、CB400は元々そんなもののようで、並んでる新車も同じでした。なるほど、少しづつCB400の知識が増します。
車庫に戻り、里山VTRをしまいます。随分汚れましたが、雨中の洗車が面倒なので晴れた昼休みに順延です。自宅に戻り、風呂に入り、水餃子を食べようとしたら家内のご帰還です。重い食材を抱えています。申し訳ない。あ〜だこ〜だ、お互いの今日の出来事を話しながら食事し、TVを見だしたらすぐ眠たくなり、20:00に夢の世界に入りました。後半は雨のツーリングになりましたが、楽しい1日になりました。


逆説の10カ条 ケント・M・キース 『それでもなお、人を愛しなさい』早川書房 より引用&モディファイ こんな風に生きたいな・・・
1.  人は不合理、わからず屋で、わがままだ。それでも、愛そうじゃないか。
2.  何か良いことをすれば、自分のためにやったんだと、人はあなたを批判する。それでも、良いことをしようじゃないか。
3.  もしあなたが成功すれば、偽者(にせもの)の友人そして本物の敵が現れる。それでも、成功しようじゃないか。
4.  今日、行った良いことは、明日には忘れられる。それでも、良いことをしようじゃないか。
5.  誠実で、そして正直であれば、あなたは傷つくかも知れない。それでも誠実で、そして正直であろうじゃないか。
6.  大きな理念を抱く大きな人は、小さな心を持つ小さな人に撃ち落される。それでも大きな理念を抱こうじゃないか。
7.  人は弱者に同情するが、結局、強者になびいていく。それでも、少数の弱者のために、戦おうじゃないか。
8.  何年もかかって築き上げたものは、一夜にして崩れ去るかも知れない。それでも、築こうじゃないか。
9.  助けを必要としている人を、本当に助けたら、あなたは攻撃されるかも知れない。それでも、助けようじゃないか。
10.  持っている最高のものを、世の中に与えたら、自分は酷い仕打ちを受けるかも知れない。それでも自分の最高のものを、世の中に与えようじゃないか。

子供が育つ魔法のことば ドロシー・ロー・ノルト
子は親の鏡

けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは、自信をもつようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ

やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる

Full sail
2006年3月、大学ヨット部を卒業する次男から素晴らしいプレゼントをもらいました。それは、卒業記念誌Full sailに数十ページに渡って書かれた次男の思い出の、プロローグとエピローグに書かれていた言葉です。

1.今、一番言いたいこと
私は最高にラッキーな人間だと思う。父親のおかげで幼い頃からヨットができ、これまた教育熱心な両親のおかげでK大学に入ることができた。この2つが実を結んだ結果として、「K大ヨット部主将」になれた。しかも「第70代」という大きなおまけまでついてきた。
本当に幸せな奴だと自分でも思う。

「環境が人間を作る」とはよく言ったもので、今の自分はまさにこの「K大ヨット部主将」という環境が作ってくれた。自分の考えに過ちがあることを初めて知った。自分の非を認めることを初めてした。初めて、人に本気で教えた。本気で伝えたいと思った。他人の気持ちを理解しようとした。組織を動かすということはこんなにも難しいものか、と初めてわかった。すべてが自分の思い通りになるわけではなかった。自分だけではどうにもならないものの存在を初めて知った。その結果、人生で初めて頼れる仲間・頼るべき仲間ができた。その仲間たちは和気藹々と楽しくやっていて、しかしその真ん中には「全日本インカレ」という共通の目標が芯としてしっかり通っていた。そんな仲間ができた。素晴らしい4年間であった。
この経験は、K大ヨット部があったからこそできたこと。、ヨット部を作り、現在まで熟成させてきた、歴代のヨット部員の方々。そのヨット部をずっと支えてきたOB会の方々。ともに戦ってくれた先輩・同輩・後輩たち。私をここまで育ててくれた両親。この場を借りて感謝の意を表したい。ありがとう。

中略

最後に両親へ。
最後のインカレ予選を見に行っていいかと聞かれたとき、断ってしまったことを今でも悔やんでいます。最終日を前にして、もはや負けることは分かっていたので、最終日だけでもきてもらおうと思いましたが、「今呼んだら、自分の中で負けを覚悟したことになる」という思いから、素直になれませんでした。本当に悔やんでいます。息子の最後の雄姿を見て欲しかったです。今の自分は紛れもなくあなたたちのおかげで成り立っています。今後はどのような夢を追いかけるかわかりませんが、温かく見守って欲しいです。

日記の始まり
ウェブマスター神谷良成のヨット日記です。私はこのような経歴で育ちました。関西学院中学部でサッカー部に入りましたが虫垂炎で辞め帰宅部をしていました。高等部進学で今からでも一流になれるあまり人のしていないスポーツをしようと、馬術部とヨット部に絞りました。まずヨット部に行くとそこには、伊丹のキリスト教会で一緒だった先輩が3人もおられました。特に門脇さんとは小学校・中学校サッカー部も一緒で、馬術部部室に行く機会さえなく入部しました。門脇先輩とは大学ヨット部でコンビを組ませていただき、ヨットレースを教えてもらいました。温和な性格・ヨット理論・スピードアップのコツなど最も影響の受けた先輩です。
高校ヨット部入部当時、ヨットが速くなるためには毎日『ヨットノート』をつけることと、速い人の本を読むことが大事だと聞き、ヨットの神様ポール・エルブストロームの本を買いました。初めに「スポーツマンにたばこはいけない。肺活量が落ちる」と健康な体のことが書いてありました。そこでタバコは一生吸わないことに決めました。
ヨットノートは練習やレースでヨットに乗るたびに、アドバイスを受けたことや感じたことを書きました。たった1冊のノートから始まりましたが、大学4年でモスクワオリンピック強化選手に選ばれるまでになれた元になりました。その後次男が小学生でヨットを始めることになって再びレーシングの世界に戻り、コーチ・親の立場からヨットノートをつけ始めました。次男の海外遠征を機会に兵庫県セーリング連盟ジュニアヨットクラブのホームページを立ち上げ、その選手達のがんばりのおかげで、ジュニアヨット団体の日本OP協会の理事になりました。広報委員長を拝命し『Optiわくわく通信』(バックナンバー)を週に2本のペースで1年間会員さん中心に発信しました。別府ジュニアの『あらっヨット』(お母さんから見た子供のヨット日記)に刺激され、ウェブ日記を書くことにしました。
もう30年以上ヨットの世界を楽しんでいます。現在出身の関西学院ヨット部のウェブマスターもしています。

ジュニアヨットに対する基本的考え『学業とヨット』
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