世界選手権トップ10になんと7人を送り出す南米勢。 そんな、とてつもないセーラーが競う南米選手権へ 日本人選手がはじめて挑みます。
ダンゴ3兄弟ブームも時の勢い。 大活躍を祈りましょう。
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Official Website |
南米勢の他にItalia 13名, U.S.A. 15名
そして 日本の3選手を加えた160名のレ−ス。 28日に第一レ−ススタート。 ワ−ルド2位のアルゼンチン
Fernando が2位。 ワ−ルドチャンプのイタリア Mattia が16位。 ヨ−ロッパ3位のペル−
Joel が3位。 ジャパンチャンプの航路 只今 11位。
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29日には、航路くんついに、ワ−ルドTOPランクの選手を制してTOPフィニッシュ。 忠成お兄ちゃんもシングルゲット。 航路くん11位-->5位 忠成くん65位-->54位 洋輔くん89位-->81位 とすっかりリズムをつかんだ様子。 30日はチ−ムレ−ス。 ダンゴ3兄弟はイタリアCarolinaちゃんとの混成チ−ムで参加した模様。 31日は休日。 |
4月2日まで11レ−スを消化。 31日の休日にブエノスアイレスで、天ぷら・さしみ・すしを補給した3兄弟。タンゴリズムを少し崩したかな? 忠成くんの8レ−スDSQはブラック旗との事。詳細は不明だが、洋輔くん3連続DSQで苦戦の様子。 だけど、航路くんはタンゴをすっかりマスター。 本場のリズムにはマダマダと言う監督からの報告だけど、アルゼンチン・イタリア勢からは賞賛の声があびせられているそうだ。 11レ−スを終わって、なんと4位。 現在トップ陣の顔ぶれは、 Fernando ワ−ルド2位 Diego ワ−ルド7位 Roberta
ヨ−ロッパ女子1位 Mattia ワ−ルド1位 アルゼンチンの2選手 TigrisとLucas
はアルゼンチンナショナルチーム選考会7位と2位 Gustavo ワ−ルド4位 Joel ヨ−ロッパ3位 現在3位のアメリカ
Trevor はワ−ルド46位で先のヴァレンタイン3位。 ヴァレンタイン2位だったアメリカ Andrew
は19位。
強豪・新進気鋭の選手 入り乱れてのレースはまもなくフィナーレ。
全12レ−ス終了。 だんご3兄弟の3男ボウ タンゴ3兄弟の3男 に大変身。 忠成くん洋輔くんも、地元セーラーもたじろいだ-25ノットの猛烈ブローの中を果敢に走りきった様子だ。
Pos. |
Sail |
Name |
R 1 |
R 2 |
R 3 |
R 4 |
R 5 |
R 6 |
R 7 |
R 8 |
R 9 |
R 10 |
R 11 |
R 12 |
Points |
1 |
ARG-2687 |
Gwozdz Fernando |
1 |
(10 |
1 |
3 |
1 |
1 |
4 |
(7 |
1 |
1 |
2 |
1 |
16 |
2 |
PER-191 |
Zimmermann Diego |
2 |
1 |
(24 |
2 |
(17 |
1 |
3 |
2 |
3 |
6 |
5 |
5 |
30 |
3 |
JPN-2481 |
Kamiya Koji |
7 |
9 |
9 |
(16 |
1 |
2 |
(36 |
6 |
6 |
6 |
1 |
1 |
48 |
4 |
BRA-2911 |
Borges Roberta L. |
13 |
(37 |
(26 |
1 |
5 |
2 |
1 |
12 |
6 |
4 |
4 |
2 |
50 |
5 |
ARG-2544 |
Martirosian Tigris |
(13 |
3 |
9 |
12 |
1 |
7 |
12 |
(20 |
6 |
1 |
1 |
1 |
53 |
6 |
USA-7997 |
Moore Trevor |
1 |
(14 |
13 |
4 |
2 |
(46 |
6 |
3 |
4 |
8 |
2 |
11 |
54 |
7 |
ARG-2679 |
Calabrese Lucas |
4 |
2 |
2 |
(24 |
6 |
4 |
(15 |
9 |
7 |
5 |
13 |
7 |
59 |
8 |
USA-8730 |
Swayze Robert |
3 |
7 |
8 |
3 |
RDRb |
(11 |
6 |
11 |
(DSQ |
5 |
9 |
8 |
65.3 |
9 |
ITA-5301 |
Pressich Mattia |
6 |
4 |
(18 |
1 |
9 |
(23 |
3 |
2 |
3 |
14 |
9 |
15 |
66 |
10 |
BRA-2983 |
Mascarenttas Gustavo M. |
(24 |
5 |
5 |
7 |
3 |
3 |
7 |
5 |
7 |
17 |
(22 |
9 |
68 |
78 |
JPN-2689 |
Kamiya Tadamasa |
12 |
24 |
33 |
30 |
7 |
9 |
(36 |
(DNS |
32 |
24 |
19 |
33 |
223 |
104 |
JPN-7 |
Harada Yosuke |
25 |
29 |
33 |
12 |
21 |
26 |
34 |
44 |
(DSQ |
(DSQ |
DSQ |
24 |
303 | 見やすい全成績
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今、表彰式。 パーティーが終わりディスコタイムになったので、3選手を残してクラブでカフェとタバコのハッピーアワーです。
3人とも良く闘いました。 様々な障害や不安のストレスを抱えながら体中で全身で一瞬一瞬の感動を味わってくれたと確信しています。 運営・主催者・現地日本人の方々、そして両親や応援してくれた沢山の人達に感謝しながら、何よりも自分のために全力で戦いました。 私はお世辞抜きに3選手を誇りに思いました。 是非ほめてやってください。
2日(金)10・11レース。 120度
25knot ブロー14m 現地セーラーが言うSEの風。確実で安定している。すごい波。 レース海面に行く前に COL CHI
MEX 選手は沈、又はコントロール不能。但しトップ50は素晴らしい走り。 10R 忠成はスタート後スピードについてゆけず、1マーク後ただ走るだけ完走。洋輔はブラックDSQ、ボートハンドリング格差歴然。 航路は他国TOP選手をしのぐスピード。 1マーク(1400m)をダントツ、2マークダントツ。ARGコーチの目が点になるがフィニッシュは6位。 本人によれば、ランニングのサーフィングジャイブで前の波に追いついて沈とのこと。 各組上位5人は確実な走り。 11R 忠成 完走。 まったくスピードが違う。洋輔は、またもブラックDSQ。 強風下でのスタート展開が理解できずまどわされている様子。 航路、再び1マークからトップ。そのままフィニッシュ1位。 各国のカッサイあり。 但し、上位陣は皆手堅く総合順位に大きな変動なし。 強風の為、下位選手DNS
DNF 多数。 3レ−ス目は翌日に持ち越された。
3日(土) 昨日同様、田中氏が日本食の朝食(素晴らしい手間のかかった料理)を宿舎に届けて下さる。各国の注目を浴びながら食べる。 昨日は伊藤夫妻も応援、おにぎりの昼食差し入れいただく。 朝、田中氏から「天気予報は嵐」と聞く。
最終12Rのみなので艤装後も出艇D旗はあがらず待機。 3選手を集めてミーティング。 忠成には、「OP最後のレース、心に残るよう全力を出せ」と指示。 各国上位選手はコーチと綿密な打ち合わせの様子。点数計算をして戦略指示していると予想する。 各国ともプロコーチの為、選手の成績がそのままコーチの実力評価(=金)につながるので当然と言える。 航路は、3位のUSAトレバーと4点差の4位。 だが、5位〜10位は各1〜2点差なので、トレバーを考えず「ベストを尽くせ、順位にはこだわるな」と他の2選手と同じ指示。 これが最終12Rの戦い方だと確信している。
1組目。上位陣確実な走り−ARGティグリス1位、BRAロベルタ2位。 忠成、全力で完走、33位。 2組目。ARGフェルナンド1位。南米チャンピオンの実力誇示。 洋輔、完走24位。難しい波のフリーをついに克服、よくがんばった。 3組目。USAトレバー、ITAマティア(WORLDチャンプ)、他BRA上位勢と同組。 強風の安全スタートを取った為、BRAにおさえられる位置関係で10分近く走るがトップグループをキープ。 その後追い抜き、100mのダントツトップで回航。 USAトレバー11位、ITAマティア15位と遅れる。 20ノットの風、マーク間(1500m!!)ジグザグサーフィング。 1999
South American Championship
最終12レース、最終組。 JPN2481のバウがフィニッシュラインに達した時、長いホーンが高らかに鳴り響いた。
ブエノスアイレス通信 No.4
4月4日 神谷喜由
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Tadamasa Kamiya (JPN 2689) ・ Yousuke Harada (JPN
7) ・ Koji Kamiya (JPN 2481)
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神谷 忠成 (高校新1年)・ 原田 洋輔 (中学新3年)・
神谷 航路(中学新2年) (B&G伊丹海洋クラブ ) ・ (江ノ島ジュニア) ・ (中央区ジュニア)
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監 督 兼 コーチ 神谷
喜由
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